寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

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2008.06.15

・analyzer的独白

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カテゴリ：時事&立腹

死者９人、行方不明１３人に　岩手・宮城地震
asahi.com

本社ヘリから、上田幸一撮影

　岩手・宮城内陸地震の被災地では、発生２日目の１５日も警察や消防が行方不明者の捜索を続け、新たに３人の死亡を確認。地震による死者は計９人になった。被害が集中した宮城県の村井嘉浩知事は、国に激甚災害指定を申請する意向を明らかにした。

　東北各県の午後８時までのまとめでは、行方不明者は１３人、負傷者は５県で２５８人、家屋損壊は４県で１２９棟に上っている。（以下略）

　◇いろいろ報道された写真があるなかで、上の光景には目を見張った。この道を以前走った事がある。この先に道が続いていたはずなのに。直下型の地震とはこういうことなんだ。こんなことが起きてしまうんだ。…

　12年前の2月、北海道古平町のトンネル崩落事故で多くの人が犠牲になった。あのトンネルが開通した当時仕事であのエリアを担当していた。第一報を聞いた時「あ、あそこだ」とすぐ分かった。トンネル付近の切り立った岩の崖を覚えている。背筋が寒くなった。

　中越地震も中越沖地震もまさに担当エリアだった。ただ、地震発生時わたしが仕事でそこにいる時間ではなかった。この3件の災害はすべて休日に起こっているんだ。能登半島の地震も今回の地震も週末に発生した。

　自然災害は誰がどこに居るなんて関係なく起こる。特に地震は避けようが無い。東南海地震が怖いからといってここから逃げる訳にもいかない。こういう甚大な自然災害を目の当たりにして、自分が出来る事なんて本当に小さいと実感する。