寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

2010.08.01
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カテゴリ: 自分のこと
「どの時代も正しいことを言う人はいつも少数派だ。まちがった方向に進めていくのは誰かというと“ メディア ”と“ 大衆 ”です、どの時代も。… それに政治が追従していく」

「日中戦争はいけないと言った軍人・政治家の声は世論に押しつぶされた。だから少数意見というものはどの時代でも大事にされなければならないということを これ (「国破レテ…失われた昭和史」村上兵衛著 ) で学びました」


 ◇昨夜NHK-BS hiで放送された  ハイビジョン特集 日本のいちばん長い夏  を見ました。上の言葉はドラマのインターバルで放送されたインタビュー中の「村上兵衛役の市川森一氏」の言葉です。(村上兵衛は旧陸軍中尉で戦後は作家・評論家として活躍した方だそうです)市川氏の感想なんですが、村上兵衛の言葉でもあると感じます。

 衆愚政治というと少し違うんでしょうか。でも似たようなもんです。いまのニッポンも恐らく同じなんですね。頻繁に行われる「世論調査」は世論を正しい方向に導くんでしょうか。「世論調査の世論」をもとに政治を語るメディアは果たして正しいんでしょうか。そうした「世論」「民意」におもねる政治はニッポンをより良い方向に導けるんでしょうか。…

 「まちがった方向に進めていくのは誰かというと“メディア”と“大衆”です、どの時代も」… 忘れられない言葉です。このドラマでNHKが言いたかったのはコレでしょうか。考えさせられました。 (たぶん再放送があると思いますので、見逃した方はじっくりご覧になってください。見応えがありました)

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