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2010.08.30

・性犯罪「量刑が見直される過渡期」

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テーマ：ニュース(99731)

カテゴリ：時事&立腹

性犯罪、２審も裁判員裁判の無期懲役判決支持
読売新聞

　女性６人に性的暴行を加えたとして集団ごうかん致傷罪などに問われ、１審・東京地裁立川支部で求刑通り無期懲役とされた無職△▲被告（４６）の控訴審判決が３０日、東京高裁であった。

　矢村宏裁判長は性犯罪について、「現状は従来の量刑が見直される過渡期にある」と指摘し、「１審判決が国民の社会常識を取り入れようと導入された裁判員裁判で決定されたことなどを考慮すると、重すぎて不当とまでは言えない」と述べ、被告側の控訴を棄却した。

　判決によると、村上被告は２００１年１０月～０８年９月、インターネットで知り合った男４人と共謀し、東京都内の路上で女性５人を車に押し込んで車内や自宅で乱暴したほか、住宅に侵入して女性１人に暴行しようとして負傷させた。

　被告側は控訴審で「過去の同種事件に比べ量刑が重すぎる」と主張していた。