寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

2012.04.29
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テーマ: ニュース(99926)
カテゴリ: 時事&立腹
小沢報道は全部ウソだったと謝罪の必要
無罪判決でも犯罪人扱い報道

日刊ゲンダイ

 (前略)政権交代直前の09年3月、地検特捜部は小沢の元秘書を突然、政治資金収支報告書の「記載ミス」という微罪で逮捕し、その立証が困難とみるや、別の秘書を立て続けに逮捕。収支報告書の「記載ミス」は無数にあるのに、小沢以外の政治家には目もくれず、執拗に小沢を狙い、失脚をもくろんだ。

 当初、特捜部は「ゼネコンからの裏献金があるに違いない」「小沢をやれる」と“妄想”を抱いて突っ走ったが、結局、何もナシ。すると、今度は、デッチ上げの捜査報告書を作って検察審査会(検察審)の審査員を“誘導”。ムリヤリ、小沢を「強制起訴」させたのが経緯だ。

 検察が勝手に筋書きを描き、見立てに沿う作文調書を作り、それでも起訴がムリなら検察審を使う――。どう考えても不当不法。こんなデタラメ捜査手法、起訴が許されたら、司法はどんな冤罪もデッチ上げられる。民主主義国家じゃなくなってしまうのだ。(中略)

 小沢事務所が問われた取るに足らぬ政治資金の記載ミスに比べ、検察、裁判所がやってきたことは数倍、数十倍も悪質なことなのだ。


<その批判もなく小沢は実質有罪、政治的けじめをつけろと叫ぶ大マスコミの狂気>

 その意味で、小沢事件は司法の信頼の根幹を揺るがし、ゾッとする検察官による捜査報告書の捏造まで明るみに出た。

 それなのに、大マスコミは批判の矛先を司法権力に集中させようとしない。

 〈結論はシロだが、「潔白」ではなく「灰色」という司法判断〉(読売社説)、〈裁かれたのは、私たちが指摘してきた「小沢問題」のほんの一部でしかない〉(朝日社説)などと、改めて小沢を責め立てる。本末転倒だし、トチ狂っているとしか思えない。

そもそも大マスコミの小沢追及の論調はブレまくってきた。もはや一行も触れようとしないが、批判の出発点は「ゼネコンからの裏ガネ」だった。

 ところが、今は「収支報告書は秘書任せ」「秘書への監督責任」のみをあげつらう。実にチンケな話で、小沢の「道義的責任」「政治的責任」「国会での説明責任」を仰々しく糾弾するのだ。

 振り出しの「ゼネコンからの裏ガネ」はどうなったのか。小沢に「収賄」の嫌疑をかけた特捜部の「小沢との全面戦争」は、とっくに検察の敗北でケリはついている。

 検察は一連の捜査で70社近くのゼネコンを絞り上げたが、出てきたのは不可解な「水谷建設からの1億円」だけ。捜査に参加した元検事の前田恒彦受刑者(証拠改ざん事件で有罪確定)は、小沢公判でこう証言した。

 「 佐久間達哉特捜部長 (当時)は、胆沢ダムを受注した元請け・下請けのゼネコンごとに、○○社が1億、××社が2億と夢みたいな妄想を語っていたが、現場は厭戦ムードが漂っていた」

 水谷からのカネだって、「石川議員を調べた吉田正喜副部長(当時)も、田代政弘検事も『アレはないんじゃないか』との心証を抱いていた」(前田受刑者)という。小沢が問われた政治資金規正法違反事件は、検察の妄想捜査の残りカスをかき集めたに過ぎないのだ。

 「それも今回の無罪判決によって、小沢氏を罪に問える材料は全て消えたのです。だから、メディアは『政治とカネ』や『道義的、政治的責任』という漠然とした言葉で責めるしかない。検察と一体になって『小沢はワルだ』とあおった非を認めようとせず、悪あがきを続けているだけです。朝日新聞は社説で『政治的けじめ、どうつける』と小沢氏に迫りましたが、けじめをつけるべきは朝日の側であり、小沢バッシングに狂奔した全メディアです」(元NHK記者で評論家の川崎泰資氏)

 その朝日は「報道検証」と称して、「本紙は有罪決めつけていない」「検察リークありえない」と自己弁護していたが、ゴタクを並べるのは、どうでもいい。朝日はじめ、大マスコミは「小沢報道は全部ウソでした」と謝罪する必要がある。(以下略)


ラクダ男  ◆逮捕しなきゃいけないのはコイツ 「“キャメル”佐久間元特捜部長」 なのでは??

 思い出してみるとオザワ批判の出発点は確か「ゼネコンからの裏ガネ」だった。新聞もTVも検察リークを頼りにあること無いこと報道した。しかし証拠は出なかった。最後に残った水谷建設だって結局検察が言わせたことで捏造だった訳でしょ? 完全な竜頭蛇尾、いやそれどころか検察による人権侵害・名誉毀損といってもいいかもしれないよね~。

 もうひとつ不思議なのは、虚偽記載で秘書を逮捕までしたこと。過去に「記載ミス」という言わば“微罪”で逮捕までされた例があったんでしょうか。そんなことを許していたら政治家秘書は大多数がしょっぴかれることになるだろう。修正程度で許されるべき形式犯で逮捕したことがホントは無理筋なんじゃないの? なのにそれをマスコミは何とも言わない。

 おまけに、最後に残ったその「元秘書逮捕という不思議な事実」をもとに、無罪判決が出た後も「説明責任を果たせ」だの「道義的責任」なんて言ってる訳。検察が必死になっても証拠が集められなくて犯罪に出来なかった“オザワ問題”を、犯罪者扱いして申し訳なかったと謝ることはあっても今もって「灰色」だの「霧は深くなった」だの言うのはフェアじゃないと思うけどなぁ。…


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最終更新日  2012.04.29 10:51:39
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