寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

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2023.08.13
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テーマ: ニュース(99567)
カテゴリ: 時事&立腹



NHKニュース 2023年7月21日 22時35分

 ことし2月に宇都宮市で時速160キロを超える速度で車を運転し死亡事故を起こしたとして過失運転致死の罪で起訴された被告について、亡くなった男性の遺族が21日に都内で記者会見し、より刑が重い危険運転致死の罪を適用すべきだと訴えました。

 ことし2月、宇都宮市の国道で乗用車に追突されオートバイに乗っていた男性が死亡した事故では、20歳の被告が過失運転致死の罪で起訴され、裁判が行われています。

 この事故について、亡くなった佐々木一匡さん(当時63)の妻の多恵子さんは、時速160キロを超えるスピードで運転していたのに過失運転致死罪が適用されるのはおかしいとして、より刑の重い危険運転致死罪に変更するよう求めています。

 これまでに インターネットなどを通じて賛同する署名 が6万筆以上寄せられているということで、記者会見した多恵子さんは「時速160キロは危険運転ではないのか。さらに多くの人にこの問題を知ってほしい」と訴えました。

 会見にはおととし2月に大分市で起きた事故の遺族も参加し、支援を呼びかけました。

 この事故では時速194キロで車を運転していた会社員が当初、過失運転致死罪で起訴されましたが、遺族が厳罰を求める署名を提出し、検察の再捜査を経て、危険運転致死罪に変更されています。

 佐々木多恵子さんの代理人を務める弁護士は「宇都宮も大分も事故はまっすぐな道路で起きていて検察は車が制御できる状態だったと判断したが、直線道路ならどれだけスピードを出しても危険運転にはあたらないというのはおかしな解釈だ。交通量などそのほかの道路状況も考慮して法律を適用すべきだ」と話していました。

【NHKニュース;元記事は こちら へ】


 ◆自動車運転死傷行為処罰法には<危険運転の8種類の類型>が定義されており、(2)その進行を制御することが困難な高速度で自動車を走行させる行為… と規定してあって「制御することが困難な高速度」とわざわざ書いている。これをもって裁判では「事故直前までまっすぐ走っていたから制御はできていたと考えられ、従って危険運転とは認められない」となるらしい。

 たとえ160km/h超だろうが194km/hだろうが飲んでいようが飲んでいまいがクルマを「制御」できていた場合は“危険運転”ではなく“過失運転”だなんて理屈はどう説明されても納得いくものではない。他のクルマや歩行者がいる公道を100km/hをゆうに超えるようなスピードで暴走する行為が危険でないはずがない。

 これを危険運転と判断できない法律の立て付けになっているのならすぐに改正すべきだ。犠牲者や遺族を捨てて無法ドライバーを守ってどうするのか。動け!立法府。身勝手な解散のタイミングを謀るより、大事なことは次の国会ですぐにお願いします。国会議員の本分ってそれですから。





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最終更新日  2023.08.13 19:10:07
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