中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)
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あるきち@台中です。今日の夕方に台湾入りしました。いつの間にやら、前回のブログ更新から1ヶ月半が経過・・・中国に行ったり、静岡に行ったりとバタバタしていましたが、一番バタバタしていた理由は、ある冊子の作成に追われていたからです。それが、こちら。 中国茶年報2015私が管理人をしております、中国茶情報局CTTea.info。ここで連載中の「中国茶ニュース」から、昨年のダイジェスト版的なレポートです。お店の方だったり「インストラクター資格を持ってます」のような方には、ぜひオススメしたいものなので、ちょっと詳しくご紹介します。<「忙しくて読めない」&「難しい」の声に応えて>「中国茶ニュース」は中国で報じられている中国茶関連のニュースを、翻訳して流しています。2010年から試験的に更新を始めていて、2013年からは通年の記事を掲載。これまでに累計で1200本以上のニュースを流しています。現地で報じられるのとほぼ同時だったりしますので、「日本語で紹介されるのは、初めて」というようなネタがかなりあります。そのため、お店の人やお茶を教える先生といった方、あるいは初心者向けの情報では飽き足りない方に愛読いただいております。ハイアマチュア~プロフェッショナルな方に喜ばれる情報だと思います。プロの方からも「参考になる」と仰っていただけているのですが、お店の方の中には「忙しいのでチェックしきれない」という声もいただきました。お店をやると、色々な準備や後処理で忙しいですからねぇ・・・あと、速報性を重視したニュースサイトなので、一つ一つのニュースを丁寧に解説してはいません。情報が五月雨式に流れますから、前提となる知識が無いと読みこなせないと思います。たとえば「国家標準」とか「地理標志」とかいう専門用語が分からないと、内容が頭に入らないのではないかと。さらにいえば、中国茶の世界を動かしている様々な要因(中国の社会システムだったり、中国の抱える社会問題とか)について知っておかないと、中国茶の今の動きは「唐突すぎる」ように感じるのでは?と思います。こうしたネットだけではカバーしきれない点を補うためのものとして、今回の『中国茶年報』を作ってみました。<中国茶の全体的な動きを整理>このレポートでお伝えしているのは、中国茶を産業として見たときの全体像です。1つ1つのお茶についての詳細や文化、歴史といった部分を掘り進めている方は多いので、その分野は他の方にお任せします。が、こうしたマクロ的な見方をする方は少ないんですよね。しかし、ここを押さえておかないと、中国茶が今後どこへ向かっていくのかが分からないと思うので、そこに絞って書いてみました。#いわば「業界レポート」であり、経営コンサルタント(私)の得意分野です。具体的には、・2015年のお茶の生産統計(茶類別・省別の生産量、茶園面積)・中国政府の茶業振興策の基本スタンス・現在の中国茶業の問題点といったことを説明しつつ、・現在~今後の茶業を読み解くのに必要なキーワード 「標準」「地理標志保護」「一帯一路」「ブランド化」の解説をしています。書かれている内容は、中国の茶業界の人たちにとっては、いわば「常識」の範囲内のこと。なので、そんなに難しいことは書いていません。が、日本で上記のような最新の内容を網羅的に伝えている文献には、お目にかかったことがありません。ですので、上記に挙げる内容は、プロを自認される方や肩書きをお持ちの方でも結構知らなかったりすることも多いようです。一通り読んでいただければ、”なんとなく”で捕らえていたことが繋がってきて、「最近の中国茶の値上がりの背景」とか「何で茶馬古道とか万里茶路が急に流行りだしたのだ?」という疑問がスッキリ分かるのではないかと思います。紙媒体ってのはそういうのが得意技ですから。「詳しくはセミナーor教室で」のような口承ばかりだと、「私だけしか知らないとっておきの話」になってしまい、みんなが知っている「常識」にはなりません。もやっとしたイメージの中国茶を分かりやすくする上では、紙媒体化は欠かせない作業かと思います。#ネットに書くのよりも、さらにプレッシャーは増すので、書いている方は、生きた心地がしませんが(^^;)<主要な統計データをつけました>巻末には、統計データとして、・全国の荒茶生産量推移・全国の茶園面積推移・省ごとの荒茶生産量推移・省ごとの茶園面積推移・茶類別生産量と構成比の推移・日本の発酵茶(紅茶除く)の輸入統計をつけています。「どこで中国の最新の統計を得られるのか分からない」という方も多いと思うので、お手元に置いていただければ参考になるかと。ハッキリ言って、前半の文章はどうでも良くて、これが一番欲しいという方もいるかもしれません。日本のネットで検索しても、古いデータしか出てきませんからね。#上位に来るのが、ここのブログの記事だったりします。そういう”知ってて当たり前”の情報がいかに少ないか、ということです。このレポートを読んでいただければ、たとえば、以下のような質問にスラスラ答えられることでしょう。Q.昨年の中国茶の生産量は?Q.そのうち緑茶・烏龍茶の生産量の比率は?Q.中国でお茶の生産量トップは何省?自信を持って回答できなかった、お店の方orインストラクターなどの肩書きをお持ちの方。・・・お手元に一冊どうぞw<ニーズがあれば毎年発行&内容さらに充実も>今回は初めての試みですし、リスクを取れないので、ちょっと薄めの30ページほどの冊子にしています。この手の「業界レポート」というのは、本来は結構高いものなのですが、今回はページ数も少ないのでエコ茶会のセミナー1本分よりも抑えめな、お値段にしてみました。デザイナーさんにお願いしたわけでもないので、商業出版物のような仕上がりを期待されてしまうと、「んー」という感想になると思いますが、問題は中身です、中身。もし、今回のようなレポートが「これは役に立つ!」ということであれば、毎年刊行して行きたいと思います。部数が出るようであれば、他の方に執筆していただいたり、有償でしか得られない情報なども入手して、さらに内容を充実させられると思います。<どこで買えますか?>内容的にちょっとマニアックですので、書店での販売は予定していません。現在のところは、オンラインストアでお買い求めいただけます。ゆくゆくは中国茶専門店や中国茶の先生方からお求めいただけるようにしたいと思いますので、もし馴染みのお店や先生がいらっしゃったら相談してみて下さい。なお、発送開始は6月中旬を予定していますが、少し前倒しできるかもしれません。オンラインストアで、誌面のイメージは確認いただけますので、もしご興味がありましたら、ご予約いただければと思います。にほんブログ村是非ご検討下さい(^^)追伸)初心者さん向けには、別の計画がありますので、ご期待ください♪
2016.05.31
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