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2016年、88歳のおばあちゃん写真家として「ひとりじゃなかよ」を出版した西本喜美子さんの新しい本がでていました。ひとりじゃなかよ【電子書籍】[ 西本喜美子 ]72歳の時、お友達に誘われカメラ教室に参加します。この時、初めてカメラに触れたそうです。足腰が弱くなって、外出が億劫になったことで思いついた「自撮り」、その写真はユーモアたっぷりで、添えてある熊本弁の詩も暖かい。この本を読んだ時、私は70歳少し前だったから興奮しました。何歳になっても新しいことできるんだな~と、励まされました。94歳、自撮りおばあちゃん やりたい放題のひとり暮らし [ 西本 喜美子 ]新しい本の題名、「自撮りばあちゃん やりたい放題の一人暮らし」ああ、ご主人を亡くされて、94歳になられてもお元気だった。まだ、お元気で写真のお仲間たちとも交流がある暮らしを楽しんでいる、写真が好きな私にとってもとても嬉しいことでした。写真を撮る暮らしは、認知症予防にも大いに役立っているようです。ユーモアたっぷりの自撮り写真も楽しみましたけど、若々しい感覚の斬新な写真にも随分驚きました。西本さんは、74歳からパソコンも覚えてたそうです。新しく始めることに年齢は関係ないのですね。本書は『ひとりじゃなかよ』以降の撮り溜めてきた写真、喜美子さんの日々の生活や長生きの秘訣を綴っています。キミちゃん流写真加工法のテクニック、制作過程も大公開!写真講座もついているそうです。カメラが好きな私は、人生の先輩として憧れている方です。私のカメラの腕は平凡ですが、是非読んでみたいです。●題名や文章に誤りがあったので、後日訂正して、少し書き直しました。
2024.06.24
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夏の暑い時でも鍋料理が好き、というより作るのに楽できるから。生の鰯がスーパーで売っているのをみたら、鰯のつみれ汁が食べたくなる。生ごみの処理が面倒だから、内臓を取り出して開いたのを買うんだけど。フードプロフェッサーなんて使わないで、まな板の上で出刃包丁で叩くだけ。生姜の摩り下ろしと片栗粉と味噌少々混ぜて、味付けして。お豆腐とエノキダケ、自家製の春菊入れて、ビールがあれば最高ね。5月に庭の小さな畑に種を蒔いた春菊、今が丁度食べごろ。いつもはクリアアサヒだけど、鍋だから奮発してスーパードライの生ジョッキ缶を買って来たら、やっぱりこちらの方が美味しい!炎天下での庭仕事の後だったから、よけい美味しかった~!6/20ポイント4倍 【買い回りで最大ポイント10倍】【先着順 最大600円OFFクーポン取得可】アサヒ スーパードライ 生ジョッキ缶 340ml 24本 1ケース【送料無料(一部地域除く)】 アサヒビール価格:4,899円(税込、送料無料) (2024/6/20時点)
2024.06.20
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北海道在住の直木賞作家・桜木紫乃さんの「氷の轍」を読みました。直木賞受賞の「ホテルローヤル」より、この刑事ものの方が好きです。氷の轍 (講談社文庫) [ 桜木 紫乃 ]【中古】氷の轍 / 桜木紫乃2016年、テレビドラマ化された作品なので見た方もいるでしょうね。最初にテレビドラマを見てから原作を読み、何度か読み直しています。北海道釧路市の千代ノ浦海岸で男性の他殺死体が発見された。被害者は札幌市の元タクシー運転手、一人暮らしの80歳。男性の住まいから古い北原白秋の詩集が発見された。詩集に挟まれていた札幌の古本屋の領収書。その領収書を頼りに男性の足取りを調べる刑事・大門真由。大門真由の父もまた元刑事で、脳梗塞で倒れ入院中だった。真由は戸籍上は養女となっていたが、父とは血が繋がっていた。父が他の女性に産ませた子供を、離婚もしないで育ててくれた母。しかし、母とはひんやりとした溝があるのを感じて育った真由。事件を追う背景には、そんな孤独感が彼女を占めていた。北原白秋の詩集から、殺された男性が青森・八戸出身と分かりる。生涯独身で、身寄りもなかった男性の孤独感と親切さが悲劇を招く。何度読んでも飽きないミステリーで、心に残る作品でした。アイヌの血筋をもつ女性を描いた「谷から来た女」谷から来た女 [ 桜木 紫乃 ]桜木紫乃さんが「誰にも書かせたくなかった」作品だそうで、背中に父親が彫ったアイヌ文様を背負った女性を巡る短編集です。昨日、梅干しにしようと梅を2キロ買いました。小粒ですが…半額に惹かれて買ってしまいました。
2024.06.17
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東野圭吾さんの「人魚の眠る家」を読みました。臓器提供という重いテーマを追った作品で、終盤で救いを感じました。人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野 圭吾 ]【中古】 人魚の眠る家/東野圭吾(著者)幼い娘がプールでおぼれ死んでしまった夫婦、病院はおそらく脳死と告げた。臓器提供を問われた両親は、娘の心臓は動いているから死んではいない、そう苦悶しながらも一度は臓器提供を受け入れたが、直前になって断った。「娘が小学校受験が終わったら離婚する」はずだった冷え切っていた夫婦だが、娘の命の軌跡が起きる事信じて、医師も驚くような方法を考え出すのだった。初めは気の毒な両親、自分が親だったらそう思うのも当然と読んでいたが、余りにも母親の軌道を逸した振る舞いに違和感を抱いて、ついていけなかった。でも、その娘がとうとう息を引き取った、という夢のような体験をした母親、その時が、奇跡となって心臓移植を虚しく待つだけの少年へと生かされた。難しいテーマで上手く説明できないですが、少年を助けるために、脳死した幼女は眠るまま存在していたのでは~?と思えました。「どんな事にも意味がある」、という事を作者は言いたかったのかな?脳死判定という重いテーマを扱いながら、そんな風に感じた作品でした。自分がその立場ならどうするか?考えさせられた内容でしたが、お金があるから出来たという側面もあるから…難しいですね。東田圭吾さんの新しい本/休暇中の加賀恭一郎が活躍あなたが誰かを殺した [ 東野 圭吾 ]我が家の庭の花ミヤマハコベ
2024.06.15
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桐野夏生さんの「メタボラ」を読みました。私には難解で、読むのに手こずった作品でした。メタボラ (文春文庫) [ 桐野 夏生 ]【中古】メタボラ /文藝春秋/桐野夏生(文庫)<僕>は、どこかわからない密林をさまよっていた。何時間歩いても途切れれることのない密林の連なり。どのくらい歩いただろうか…足を滑らし硬い地面に落ちてしまった。そこで、<僕>は独立塾から脱走して来た伊良部昭光と出会った。<僕>は、自分の名前を言おうとして、自分の名前が出てこない、自分の事が誰なのか、さっぱりわからない記憶喪失になっていた。こんな出だしで始まる<僕>と伊良部昭光が沖縄で出会い、名前を変え、過去の繋がりを絶ち、新たな人生を歩もうとする。しかし、二人の前には甘くない現実が待ち構えていた。ニート、請負労働者、バックパッカー、ホスト、風俗等、社会の底辺で生きるしか道のない若者を描いています。しかし、そこから這い出し、逞しく生きようとする二人。結構ハラハラ・ドキドキしますが~救いがありました。<燕は戻ってこない>は、NHKでドラマ化されていますね。燕は戻ってこない [ 桐野 夏生 ]日本では認められていない〈代理母出産〉の誘い…。正規社員になれず、困窮していく女性を描いています。庭に咲く花サクラソウ
2024.06.13
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2019年3月101歳で亡くなった吉沢久子さん、著書を読むと「菜めし」のことがよく出てくる。食いしん坊の私は、大根の葉を見たら作ってみみたくなった。大根の葉っぱを刻んで塩でもんで、炊きあがった御飯に混ぜるだけで、大根の葉の青臭さと塩味で、意外と美味しいものだった。それからは、「菜飯」が食べたくて、春になると庭に大根菜の種を蒔く。時々は、葉っぱのついた大根があると上の部分を切って、水を入れて葉が育つのを待って、これも菜飯にして食べる。【中古】 大切なことは時を経ても変わらない/吉沢久子(著者)吉沢久子さんの本から様々なことを教えられました。できないことより「できること」を大切に。甘えず、あきらめず、ちょっと努力して。好奇心と感動する心を持ちつづける。雑草とは呼ばず、庭にある小さな命にも目を向ける吉沢さんの優しさ、狭くても庭で野菜を作ることができる喜びを教えてもらいました。
2024.06.10
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早見和真さんの「イノセント・ディズ」を読みました。創作とはいえ余りにも無慈悲な結末、怒りを覚えました。イノセント・デイズ (新潮文庫) [ 早見 和真 ]【中古】イノセント・デイズ / 早見和真元恋人の家に放火して、その妻と1歳の双子の幼児を殺した、その罪で田中幸乃・30歳は死刑を宣告されていた。誰もが大人しく、影の薄い女性だったと告げる。しかし、彼女にも明るい少女時代があった。彼女は、何故そのような残酷なことが出来たのだろうか?田中幸乃が出会った人々がそれぞれの触れ合いから証言するが、誰もが彼女がそんなことをするだろうか?と疑問を抱いた。最後は、どうして作者はこんな結末にしたのだろうか?しばらく、そんな疑問が頭から離れなかった。今、この本が人気です。店長がバカすぎて [ 早見和真 ]アスパラが1本だけ、庭の畑になっていた。この1本、どうしたらいいかな~?と考えて、お昼にアスパラと人参だけのチャーハンにした。久しぶりだったから、それなりに美味しかった。
2024.06.08
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東野圭吾さんの「真夏の方程式」を読みました。天才科学者・湯川が活躍する哀しい物語でした。読んでいるうち、記憶に引っかかる部分があって、テレビでみたからだと気がつきました。夏休みの間、伯母一家が経営する旅館に預けられた少年・恭平。そこで出会った博士「湯川」、彼も同じ旅館に宿泊していた。湯川のことを「博士」と呼んで、彼と親しくなっていく恭平、宿題を見てもらったり、実験をしたり、楽しい夏休みだった。しかし、もう一人の宿泊客が海に落ちて死んでいるのを発見され、その男性が元刑事だったことが分かり、気が滅入る夏休みになった。両親が仕事の関係で大阪に行かねばならない夏休み、少年が預けられた旅館で起きた事件と辛い体験。小学5年生の少年が体験するには、あまりにも可哀そうなものでした。変人と言われる湯川と少年の触れ合いが心を和ませる作品です。読んでみたいと図書館に予約した「魔女と過ごした七日間」、余りにも待たないとならなくて、キャンセルしてしまった。魔女と過ごした七日間 [ 東野 圭吾 ]文庫本になるのを待とうかな~と思っている。
2024.06.06
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今年の春はスナップエンドウが美味しくて、かなり買って食べた。それで、庭の隅の小さな畑でスナップエンドウの種も蒔こうと思いついた。スナップエンドウ 種 【スナック】 1dl ( 種 野菜 野菜種子 野菜種 ) ★価格:682円(税込、送料別) (2024/6/3時点)えんどう豆やグリーンピースは作ったことはあるが、スナップエンドウは初めてである。なかなか芽が出ないので、随分とヤキモキしたが、5月の下旬になったら、やっと芽が出てきた。スギナやドクダミが蔓延る畑だけど、私の小さなキッチンガーデン。私が野菜作りに目覚めたのは、早川ユミさんの本を読んだから。早川ユミさんは布作家として活躍している方で、四国の山のてっぺんで野菜や果樹を育てています。初めて読んだ本:種まきノート ちくちく、畑、ごはんの暮らし [ 早川ユミ ]この本にすっかり感化されて、市民農園を借りて野菜作りを始めました。ちいさなくらしのたねレシピ 改訂新版 [ 早川 ユミ ]価格:1,980円(税込、送料無料) (2024/6/3時点)今は市民農園は辞めていますが、15年位借りていたでしょうか?15坪の畑を1万円位で借りて、いろんな野菜に挑戦しました。その頃、まだ夫は現役だったので、土日祝日が楽しみでした。今は、庭の片隅で葉野菜の種を蒔き、トマトやキュウリを育てています。朝起きて、野菜の様子を見るのがすごく楽しく、胸がときめきます。土があれば、種を蒔いて野菜を作る、嬉しい気持ちが起きてくる。早川ユミさんの本と出合ってなかったら、野菜を作っていたかな?ふと、そんなことを想いだし、考えた今日の朝でした。種まきびとの台所 [ 早川ユミ ]
2024.06.03
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