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鏡のなかのあたしにほほえみかけ、髪の形に工夫をこらし、糸のように細い金のネックレスを首に巻いて、優雅な少女になりました。
倉橋由美子 「聖少女」 より
私自身が14歳の 少女 であったときに、倉橋由美子の「聖少女」を読み、テーマとスタイルへの衝撃以上に作中に描かれている60年代の風俗に強い印象を受け、大人のファッションへの稚い憧れを抱いた。
白銀のシャープな格好良さではなく、黄金のデリケートでいてそこはかとなく官能的なイメージを思い描き、大人の女が身に付ける細い鎖は金でなければならないと勝手な妄想に耽った。
そんな拙い読み方も、 少女時代
ならでは許されるだろうと、遠い目をしながら過去の自分への言い訳。
いやむしろ誤読を畏れぬ若い脳髄でこそ、この奇作にして傑作は読むべきだ。
★
そして、とうに少女ではなくなった今、お迎えした華奢な金の鎖たち。
先週井戸の底に漂着した19-neuf の別注チョーカーと、その他hold me シリーズのブレスレットとチョーカー。
何処にでもありそうなシンプルなデザインでありながら、他にはない存在感。それでいて派手なぎらつきのないそこはかとなく上品なきらめき。ここのところ毎日密かな護符のように身に着けている。
ちなみに19-neufというブランド名には
"19歳のお祝いにジュエリーを贈られると幸せな人生が待っている"という言い伝えに寄せて、さまざまな節目の時間が幸せな色で彩られるよう、願いが込められている”
のだそう。
私にとってシニカルでもあり、アイロニカルでもあるそのコンセプトも大層気に入っている。
★こんな風に迷語を書き連ねているあいだに、いつになく言われもなくアクセス数と言う名の水かさが増している。砂金か金泥が涸れ井戸に降り注いで、なけなしの水が底上げされたかのように。
そして現実の南の地には土砂が流れ込んでしまった。
黒猫増殖中♬ 2026.04.09
季が違っているけど ニットのことを少し 2026.03.24
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