ASTRALPHASIA - プログレ日記(Prog Blog)

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2003.12.31
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2003年、個人的にはバンド活動という新しいプロジェクトが本格的に始まった年となった。元々、構想自体は2002年11月に友人のギタリストが結成したバンドに脇役で参加したのがきっかけとなった。

スタジオで演奏するのはなんと19年ぶり。学生時代にはギターが弾けたので、いろいろなイベントに呼ばれたり、ストリートミュージシャンよろしくキャンパスで演奏したりもした。が、社会人になってからはロックから遠ざかり、またバンドで演奏することもなくなった。

そんな自分にまた音楽をやりたいという気持ちを起こさせたのはジョン・ウェットンである。昔からジョンのファンであった私は94年9月、彼の初ソロ公演を観に行ったのである。ベースを弾きながら熱唱するジョンの姿に、昔、ロックに夢中になっていた自分の姿が重なって見えた。ライブ終了後、また音楽をやりたいと強く思うようになっていた。

が、バンドをやれるような時と状況はなかなか巡ってはこなかった。自分の周りにウェットン・ファンは皆無であったからだ。一人、家でボロボロとアコギを弾きながらエイジアの曲を歌う日々がむなしく続いていくだけであった。

そんな自分に運命的な出会いが訪れる。98年のイエスのライブに行った帰りにYFFC(Yes Family Fan Club)、99年にJohn Wetton Fan Clubに入会して少しづつファンとの交流をはじめたおり、2001年、日本のウェットン・ファンサイト→ 「Fantasy Full Of Wetton」 との出会いがまさに決定打となった。

そのサイトにはさまざまな過去と思いと趣味を持ったウェットン・ファンが集まっていた。そこで出会った仲間たちの中には楽器ができるメンバーもいた。2年という歳月を要したが、ヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムスとすべてウェットン・ファンのみでバンドを構成することができたのは奇跡だろう。

4月に初めてスタジオで練習を始めて以来、毎月1回、皆で集まって練習してきた。選曲に当たっては異論の余地は無くエイジアかウェットンの曲となる。やりたくないという人がいない限り、すんなりと選曲も決まる。なによりも、皆、死ぬほどエイジアの曲を聴いてきたマニアックな人たちばかりだから、あうんの呼吸で演奏も合わせられる。音楽的に対立することもない。メンバーも私を除けば、皆、すばらしい才能の持ち主ばかり。さまざまな意味で個々人をリスペクトしています。

ウェットン役の私は、ベースを弾きながら歌うのは生まれて初めての経験で、いろいろ勉強になりました。ウェットン先生ってステージ上ではこんな難しいことをやっているのかと感心することしきりでした。別の意味でリスペクトする契機となりました。

というわけで、2004年もただただ運命という船に身を任せて大河を渡っていこうと思う。目指すゴールは特別無いのですが、とりあえずエイジアの曲は全クリしたいということかな。(笑)





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最終更新日  2004.08.14 13:50:25
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