ASTRALPHASIA - プログレ日記(Prog Blog)

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2005.03.06
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テーマ: 痛風(2)


「痛風」のお話です。


私もうわさを聞いて、さっそく読んでいるのですが、
「痛風はビールを飲みながらでも治る!」(小学館文庫)という本が
通風患者や私のような予備軍の間で反響を呼んでいるそうです。


(以下、6日付の毎日新聞・掲載記事から一部引用)


著者の鹿児島大学病院神経・呼吸器内科の納(おさめ)光弘教授(63)は、
大のビール党で、痛風の専門医。
皮肉にも痛風を患ったが、禁酒したくないので自らを実験台に
通風との因果関係を研究し、その経緯を昨年11月に出版した。
実用書しては異例の売れ行きで、2月までに4万部を超えた。


痛風は偏った飲食などの生活習慣が原因。
体内にプリン体がたまり、その老廃物・尿酸の血中濃度が高い状態が続くことで、
発作により関節に激痛が走ったり、腎臓障害を起こす。


納教授はビール好きで毎晩飲酒を重ね、一晩で最高9リットル飲んだ。
01年8月に痛風の発作で右足の激痛に襲われ、初めて患者の苦しみを味わった。


ビールは「痛風の敵」とされてきた。
アルコール自体に尿酸の発生を促す働きがあるうえ、
100グラム中のプリン体含有量が5.11ミリグラムあり、
日本酒(1.22ミリグラム)やウイスキー(0.13ミリグラム)に比べ多い。


「ビールをやめないとだめなのか」と、悩んだ末、自分の体で調べようと決意。
暴飲や禁酒を繰り返し、約2年間かけて血液や尿を検査。
その結果、納教授の場合、1日750ミリリットルまでなら
むしろ痛風に悪いストレスを緩和し、尿酸値も下がった。
350ミリリットル缶で2本、瓶なら大瓶(633ミリリットル)1本が目安だ。


納教授は 「ビールはむしろ善玉」 と強調。
「ビールのプリン体は、白米(100グラム中25.9ミリグラム)、
ホウレンソウ(同54.5ミリグラム)、納豆(同113.9ミリグラム)などと比べても
少ない。
ビールは水分も多く、合併症の尿路結石の予防にもなる」と話す。


痛風は接待や付き合いが避けられない働き盛りの30代の男性に多い。
納教授は 「アルコールの許容量を把握し、自分のペースで飲むのが望ましい」 と話している。


なるほど、ビールやアルコールが悪いのではなく、自分の許容量を知って、
適度に飲むのがよいわけですね。ちょっと安心しました。


<尿酸>
食物に含まれたり体内でつくられたプリン体が、肝臓で分解されてできる老廃物。
血液中の許容量を超えると、尿酸塩をつくり結晶化する。
更に高濃度の状態が数年続くと、関節の内面に沈着した結晶を
白血球が攻撃することで激痛が発生する。
腎臓障害を起こすほか、心筋こうそくや脳血管障害などの発生する危険性も高くなる。






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最終更新日  2005.03.07 17:15:43
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