ASTRALPHASIA - プログレ日記(Prog Blog)

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2005.10.16
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キース・エマーソン 東京公演2日目を観戦してきました。


前評判が良いので、急遽、新宿の東京厚生年金会館へ。
当日券(8000円)を購入して、2階席へ。


ステージ左サイド後方にはモーグ・シンセサイザーがそびえ立ち、
キースはその前方に設置された左右のキーボードを演奏。


バンドメンバーはキースのほか、
Dave Kilminster (Guitar)
Pete Riley (Drums)
Phil Williams (Bass)
の4人。


「Welcome Back」(Karn Evil 9 1st Impression)に始まり、
アンコールの「Honky Tonk Train Blues」にいたるまで
2時間40分におよぶ演奏は、ただただ圧巻の一言。
これこそ本物のロックのライブであったと言えましょう!


<セットリスト>
1.Welcome Back (Karn Evil 9 1st Impression)

ギタリストのデヴィッド・キルミンスター(元John Wetton Band)君の
声がグレッグ・レイクにそっくりなんでびっくりしました。


2.Toccata - Rock Piano Concerto

あれ?聞き覚えあるけれど何の曲だったっけ…と。
あとからELP4部作のキース・サイド収録曲だと知って納得。


3.Living Sin

「トリロジー」収録曲から。
けっこう渋い選曲かと。


4.Bitches Crystal

名作「タルカス」収録曲から。
QANGO で聞きなれたキルミンスターのギターに懐かしさがこみ上げた。


5.Hoedown

この曲もQANGOで演奏した曲。
キースとデイヴはいいけれど、リズム隊にイマイチ迫力がない。
思わず「カール(パーマー)とジョン(ウェットン)を連れて来い」
と叫びそうになった…。


5.Country Pie

最近、全く聞いていないナイスの「組曲 五つの橋」から。
そういや、こんな曲もあったよな~と。


6.Thing In F# Static

メンバー紹介からジャムセッション風に始まったので、
遊んでいるのかなと思ったけれど新曲なんだそうで。
正直言って、ちょっと飽きました。つまらない曲。


7.Intermezzo From The Karelia Suite

こりゃまたナイスの「少年易老学難成」から。
ちょっと忘れていたので、中だるみ気味に聞いておりました。


8.Piano & Guitar Duo

ここからはキースが舞台の右端に置かれたグランドピアノへ移動。
アコギを抱えたデイヴとのデュオで小曲を数曲、披露。
デイヴのギターはTAKAMAINで、とても心地よいサウンド。

で、デュオの1曲目はハリケーンに壊滅された
ニュー・オリンズを破壊した後で作った曲だということで、
マイナー調のメロディーが心を打ちました。

この中でキースが披露した「Ginastera's Dance Creole」は
私のお気に入り。涙が出るほどうれしかった。
さらに昨日の東京初日では演奏しなかった「Blade Of Glass」も演奏。


9.Touch And Go

亡きコージー・パウエルに捧げると言って始まった
「エマーソン、レイク&パウエル」収録のヘビーな曲。
キースのシンセサウンドに懐かしさを覚えて涙が出ました。
異国の地でよく聞いたアルバムだったからかなあ…。


10.Lucky Man

デイヴのアコギ弾き語りで始まった、これまた懐かしい曲。
この辺りではもう目がうるうるしていました。
キースによる後半のモーグシンセソロがすっごく感動的。
声が果てしなく伸びきるデイヴの名唱が光りましたね。


11.America/Rondo

前2曲から盛り上がり始めたライブもこのあたりで絶好調!
キースのソロにからむデイヴのリードギターもすごい。
さすがにオルガンを飛び越えはしなかったけれど、
キーボードを反対側から弾く技は健在。さっすが~と拍手。
どうせなら「押しつぶされ体勢」でも弾いてほしかったな。(笑)


12.Tarkus

さあさあクライマックスがやってきました。「タルカス」でございます。
生で聞くのは初めてなので、ただただ感動でございます。
しかも完全ヴァージョンときた。やったー!

歌メロ部の演奏中、デイヴが「エピタフ」に脱線してしまう、
レイクヴァージョンまでやってくれちゃって、うれしかったです。


で、ここからはアンコール

13.Black Dog

うっそー、と思ったが、まさしくゼップの曲。
「オマエラまじめにやれ~」と言いたくなったけど、
デイヴのハイトーンヴォーカルに圧倒されました。
昨日よりも声が出ていたそうです。


14.Fanfare For The Common Man

これやってくれなかったら「金返せ!」でしょう。
キースのモーグソロ、デイヴのおかず、ただただ感動あるのみ。


さてさて、いったん楽屋に帰った彼らですが、
再びアンコールに答えて再登場。

15.Honky Tonk Train Blues

キースが電車の音や踏み切りの音で遊んでいる中、
メンバーが出てきてジャムセッション風にはじまったけど、
楽しく演奏している様子に、こちらもうきうきしてきました。


というわけで、見に来てよかったなあというのが率直な感想。
これで5月のジェスロ・タルに続く2005年のライブ観戦もジ・エンド。
みなさん、来年、お会いしましょう!(って、早すぎ?)







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最終更新日  2005.10.16 23:09:53
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