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キース・エマーソン
東京公演2日目を観戦してきました。
前評判が良いので、急遽、新宿の東京厚生年金会館へ。
当日券(8000円)を購入して、2階席へ。
ステージ左サイド後方にはモーグ・シンセサイザーがそびえ立ち、
キースはその前方に設置された左右のキーボードを演奏。
バンドメンバーはキースのほか、
Dave Kilminster
(Guitar)
Pete Riley
(Drums)
Phil Williams
(Bass)
の4人。
「Welcome Back」(Karn Evil 9 1st Impression)に始まり、
アンコールの「Honky Tonk Train Blues」にいたるまで
2時間40分におよぶ演奏は、ただただ圧巻の一言。
これこそ本物のロックのライブであったと言えましょう!
<セットリスト>
1.Welcome Back (Karn Evil 9 1st Impression)
ギタリストのデヴィッド・キルミンスター(元John Wetton Band)君の
声がグレッグ・レイクにそっくりなんでびっくりしました。
2.Toccata - Rock Piano Concerto
あれ?聞き覚えあるけれど何の曲だったっけ…と。
あとからELP4部作のキース・サイド収録曲だと知って納得。
3.Living Sin
「トリロジー」収録曲から。
けっこう渋い選曲かと。
4.Bitches Crystal
名作「タルカス」収録曲から。
QANGO
で聞きなれたキルミンスターのギターに懐かしさがこみ上げた。
5.Hoedown
この曲もQANGOで演奏した曲。
キースとデイヴはいいけれど、リズム隊にイマイチ迫力がない。
思わず「カール(パーマー)とジョン(ウェットン)を連れて来い」
と叫びそうになった…。
5.Country Pie
最近、全く聞いていないナイスの「組曲 五つの橋」から。
そういや、こんな曲もあったよな~と。
6.Thing In F# Static
メンバー紹介からジャムセッション風に始まったので、
遊んでいるのかなと思ったけれど新曲なんだそうで。
正直言って、ちょっと飽きました。つまらない曲。
7.Intermezzo From The Karelia Suite
こりゃまたナイスの「少年易老学難成」から。
ちょっと忘れていたので、中だるみ気味に聞いておりました。
8.Piano & Guitar Duo
ここからはキースが舞台の右端に置かれたグランドピアノへ移動。
アコギを抱えたデイヴとのデュオで小曲を数曲、披露。
デイヴのギターはTAKAMAINで、とても心地よいサウンド。
で、デュオの1曲目はハリケーンに壊滅された
ニュー・オリンズを破壊した後で作った曲だということで、
マイナー調のメロディーが心を打ちました。
この中でキースが披露した「Ginastera's Dance Creole」は
私のお気に入り。涙が出るほどうれしかった。
さらに昨日の東京初日では演奏しなかった「Blade Of Glass」も演奏。
9.Touch And Go
亡きコージー・パウエルに捧げると言って始まった
「エマーソン、レイク&パウエル」収録のヘビーな曲。
キースのシンセサウンドに懐かしさを覚えて涙が出ました。
異国の地でよく聞いたアルバムだったからかなあ…。
10.Lucky Man
デイヴのアコギ弾き語りで始まった、これまた懐かしい曲。
この辺りではもう目がうるうるしていました。
キースによる後半のモーグシンセソロがすっごく感動的。
声が果てしなく伸びきるデイヴの名唱が光りましたね。
11.America/Rondo
前2曲から盛り上がり始めたライブもこのあたりで絶好調!
キースのソロにからむデイヴのリードギターもすごい。
さすがにオルガンを飛び越えはしなかったけれど、
キーボードを反対側から弾く技は健在。さっすが~と拍手。
どうせなら「押しつぶされ体勢」でも弾いてほしかったな。(笑)
12.Tarkus
さあさあクライマックスがやってきました。「タルカス」でございます。
生で聞くのは初めてなので、ただただ感動でございます。
しかも完全ヴァージョンときた。やったー!
歌メロ部の演奏中、デイヴが「エピタフ」に脱線してしまう、
レイクヴァージョンまでやってくれちゃって、うれしかったです。
で、ここからはアンコール
13.Black Dog
うっそー、と思ったが、まさしくゼップの曲。
「オマエラまじめにやれ~」と言いたくなったけど、
デイヴのハイトーンヴォーカルに圧倒されました。
昨日よりも声が出ていたそうです。
14.Fanfare For The Common Man
これやってくれなかったら「金返せ!」でしょう。
キースのモーグソロ、デイヴのおかず、ただただ感動あるのみ。
さてさて、いったん楽屋に帰った彼らですが、
再びアンコールに答えて再登場。
15.Honky Tonk Train Blues
キースが電車の音や踏み切りの音で遊んでいる中、
メンバーが出てきてジャムセッション風にはじまったけど、
楽しく演奏している様子に、こちらもうきうきしてきました。
というわけで、見に来てよかったなあというのが率直な感想。
これで5月のジェスロ・タルに続く2005年のライブ観戦もジ・エンド。
みなさん、来年、お会いしましょう!(って、早すぎ?)
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