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早蕨の山に慰撫され帰り来る早朝の蕨山に心を洗われて、少し気が晴れました。
2024.05.03
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ゼンマイの綿毛を脱がす手の皺よまあ、ぜんまいの処理は年寄り仕事だからな。
2024.04.21
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陽春や初物の皆ほろ苦し春の山菜の季節がやってきた。と同時に、熊情報も。
2024.04.20
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今日もまた蕗に蕨が主菜なりこの時期、畑の野菜はほとんど食卓に上らない。
2023.05.30
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郭公の声に誘われ今日も山郭公の声がしげくなった。声に誘われ、今日も蕨山。鬱屈した心も暫し晴れる。
2023.05.21
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口中に香りいつまで山の独活朝食えば、午前中口中さわやか。香り、歯触り、たまりません。酢味噌和え。
2023.05.19
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故郷の竹林如何に夏隣盛岡には孟宗の竹林がほとんどない。県南の故郷は孟宗竹阿多く、今筍の盛りだ。
2023.05.02
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ゼンマイを日がな一日揉む老境ゼンマイは手のかかる山菜だ。好天の日丸二日、何度も揉みながら繊維をほぐして乾燥させる。退職後でないとできない。
2023.04.25
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一期一会感謝しながらコゴミ摘むこの形でいるのはほんの2~3日。すぐ葉っぱが展開する。グッドタイミングで出会うことが難しい。しかも、今年のような天候だと、成長が読めない。
2023.04.24
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タラの芽や君もまずけりゃ折られまい折られるために芽生えた運命。一番芽だけにしようね。おいしくてありがとう。
2023.04.23
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花の香はツンとは来ざる山葵かな花は優しい香りです。
2023.04.07
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朝散歩はじけさうなる蕗の薹雪の消えたところにさっそく現れた。
2023.02.25
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竹の子や千島笹かき分けて行く千島笹(根曲がり竹)の子だからほんとは笹の子だ。脛にあざを作りながら、笹をかき分け、匍匐し、腹ばいになり探し行く。
2022.05.23
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早蕨や我が血管に縄文の血今年は早いなあ。縄文の血が騒ぐ。
2022.05.03
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タラの芽や汝(な)も苦ければ折られまいもうすぐ折られる運命。
2022.04.25
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好日や日がなゼンマイ揉みてありゼンマイはいい天気の日に丸二日かけてもみほぐしながら乾燥させなければならない。暇な老人向けの山菜だ。
2022.04.24
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車椅子に妻乗せ行けばクサソテツ車椅子に載せて花見に出かけましたら、丁度いいコゴミに出会いました。
2022.04.22
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待ちに待つ南面の土手バッケかな雪解けを見計らって南向きの土手に行って見ると、出てました。早速バッケ味噌に。
2022.03.08
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たけのこや中山のそのまた奥の「中山」だけで十分山なのに「奥中山」の産だ。
2021.05.23
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朝飯前ひとっ走りの蕨山いよいよだ。
2021.05.11
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合羽着て行きし甲斐あり初蕨雨の中出かけたかいがあった。
2021.05.03
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彼の人の秘密の山や初筍私が行く山より一ヵ月も早い。知人の秘密の場所があるらしい。
2021.04.29
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まづ詫びておもむろに折るタラボかな「雉も鳴かずば撃たれまい」「タラもまずけりゃ折られまい」あんた旨すぎる。
2021.04.27
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少年は老ひ易きとぞ草蘇鉄非常に成長が早く、このような姿に出会うのはラッキーである。
2021.04.23
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行者大蒜草姿に秘めし力生で味噌付けて食いたいが、三日匂うぞ。
2021.04.19
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楚々としてツンと来るなり花山葵なかなか侮れない。
2021.04.10
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郭公の声も一緒に瓶に詰め脛はあざだらけ。
2020.05.28
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郭公の初音聴きけり谷の朝ここにはコロナもいないだろう。
2020.05.18
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永遠に吾は罪びと楤芽摘む可哀想と思いつつも食欲に負ける。
2020.05.05
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まばゆくて摘まずにおきぬ蕗の薹かわいいねえ。
2020.03.08
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ほろ苦き思ひ出いくつ蕗の薹雪がないので今年は早い。
2020.02.27
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木鼠と競ひて胡桃集めをり毎朝沢山落ちてます。栗鼠も忙しい。
2019.09.10
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青山椒急ぎじゃこをば買いに行かむ一寸見ぬ間に大分充実した。この実を見ると、サンショウがミカンの仲間と納得するね。
2019.06.24
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熊鈴の侘しき谷やモミジガサいいものはそんなところまで行かないと採れないのだ。
2019.05.17
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縄文の人も食ひしや蕨摘む今年の初物です。
2019.05.13
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懇ろにぜんまい揉む手無骨なり日がな一日揉み続けます。優しく優しく。
2019.05.07
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旨さうとタラポ見る目や罪深き食べられるために生えてきたわけじゃないのに。一番芽だけにしましょうね。
2019.05.04
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白杖の妻に触れさす寒バッケ「寒バッケ」なんて、自作の季語で失礼。「バッケ」は岩手でフキノトウのことね。今年は雪が少ないので、もうこんなに大きくなって。
2019.01.09
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高原の薫風共に瓶に詰めなんか不作だなあ、今年。
2018.05.30
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深山に葱坊主今咲かんとす行者にんにくのネギ坊主、かわいいね。
2018.05.28
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杜鵑笹藪扱く手止めて聴く深山の笹藪の中でのタケノコ採り。ガサガサいう音で、周囲の音が聞こえませんが、ホトトギスの声が耳に飛び込んできました。
2018.05.23
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喰われるため生まれて来しやタラの芽美味であることは哀しい事である。
2018.05.01
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山椒の芽の吹き出して豆腐買ふ冷ややっこにのっけよう。
2018.04.26
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萌え出る行者大蒜凛として庭の観賞用で、採取しません。ネギ坊主が出て、種を散らしてくれるといいな。
2018.04.08
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佐保姫の裾より少し頂きぬすみません、ちょびっといただきますね。バッケとカンゾウ。
2018.03.28
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ほろ苦き思ひ出遥か蕗の薹岩手では「バッケ」と呼びます。
2018.02.26
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実山椒摘みては指を嗅いで居るこの実を見ると、サンショウがミカン科であることに納得する。縮緬雑魚買ってこようっと。
2017.06.04
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新緑の山の気瓶に閉じ込めぬ疲れた~、やっと終った~。
2017.05.26
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筍や脛の痣さへ自慢なり今年初めての藪こきをしてきました。脛が痣だらけです。
2017.05.17
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熊鈴の暫し途絶へて初蕨今シーズン初のわらび。いよいよ忙しくなるぞ。
2017.05.09
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