毎天怪獣和華的漫漫来日子
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ピアノを続けています、ジラフ君。8月のピアノの発表会の後、9月から月4回から月2回へコース変更。親がジラフのピアノに関して思っている事はこんな感じ。本人は元来ピアノの練習が大嫌いで、ピアノは嫌いと公言してはばからないしでも1日中鼻歌・口笛魔人で、本人が思っているよりも無意識下では音楽が好きだと思う事。先生曰く絶対音感ありで、耳コピーができる事。でも本人の意欲・意識の低さから親としては音楽の道へ進むことは全く希望していない事ただし大人になった時にソナタが弾けるレベルまでは維持していて欲しいこと。そのために本人の強い意志で、もう絶対にピアノはやらないと決めるまでは指を少しでも動かして、指がなまらないようにとにかく続ける事、少なくとも中学へ入って落ち着くまでは。。「とにかく、中学受験でピアノが途切れる事がないように続ける」この事のみを、了承していただくよう先生にお願いしました。そして、そのために毎週課題が進むスタイルよりも取りあえず受験が終わるまでは、発表会の練習の時のように同じ曲を時間をかけて仕上げていくスタイルにすると相談のうえ決めました。今ベートベンの「悲愴」第一楽章を弾き始めて約2カ月弱。毎日の練習、最大で30分。1曲がパワフルで長いので自分が弾ける部分まで弾くスタイルで3回も弾けばもう手が疲れる~と本人ギブアップ。大体正味15分から20分程度です。はい、正直ってハノンもなんもやりません。まっとうな練習ではないです。塾がある日は練習しません。せいぜい練習するのは、土日両方やったとして週に4回か5回。週3回はないかな、週4ぐらい?それでも、日々遅々としてですが、続けていけば多少でも進んでいきます。やらないよりはまし、ピアノの練習を休止してとにかく全くやらなければ、指は絶対に元のようには戻らない。とにかく少しでも続けていれば、指の後退は少しでも防げる。そんな思いで、のんびりと見守っています。このスタイルで、ジラフはピアノの練習は面倒くさいけれど前よりはずっと嫌がらなくなりました。そして今、第1楽章。半分ぐらいまで弾けるようになってきています。半分以後の力強い和音のオンパレードの部分では苦労するでしょうけれどその後は基本モチーフが繰り返えされるので、その山を乗り越えてしまえば何とか形は整う感じかな。1週間に1回ぐらい「リサイタルして~」騙して聞くと間違っていても音を外していても、和音が濁っていても親としてはもう十分聞きごたえがあって癒されます。別にコンク-ルに出るわけじゃあないし発表会で弾くわけでもないのだし自宅で友達の前で弾く位には十分感嘆してもらえるレベルで弾けてます。それで良いと思っています。受験が終わるころに、第一楽章も完成する。そのぐらいの心持で、続けていけばそれでいい。甘いかもしれない、今どき受験生なのにピアノなんて。そう、多分そうでしょう。受験生なんだもん、本来はそうだよね。でも、受験が成功するとは限らないから多分うちの今の状況では、失敗するかもしれないから・・・だからこそ、受験のためにすべてを捨てることはできない。受験が成功すればそれでいいけれど失敗した時に何も残っていないのってどうなのよ自分の特技を辞めてどうするのよ、って思うんです。ここで辞めたらきっと多分彼はもうピアノをやらないと思うから。小学生の時まで俺結構弾けたんだぜ~で終わらせるにはちょっと勿体ない、そんな気持ちです。
2011.10.13
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