2010年10月20日
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カテゴリ: NPO


「神様からの贈りもの」(音楽と舞台)

ハンセン病 元患者夫婦 壮絶な半生舞台に
「神様からの贈りもの」
アバ音楽の森のプロ演奏家ら、語りと音楽で

ハンセン病に苦しんだ老夫婦の半生を語りと音楽で
伝える舞台「神様からの贈りもの」が10月22日に
川越西文化会館「メルト」(川越市鯨井)で開かれる。
夫婦がさらされてきた偏見や差別を聞き取って
書き上げた語りに、プロの音楽家がメロディーを
付けた。主催NPO法人「アバ音楽の森」(川越市広谷新町)
代表の高橋如安さんは、「ハンセン病患者が本音で
語った壮絶な人生。若い人たちにもぜひ足を運んで
ほしい」と来場を呼びかけている。【町田結子】

「らい病、らい病、税金の無駄遣い! 早く死んで
しまえ! 一気にしゃべって電話は切れたの・・・」
静かな語りに、ピアノやフルート、バイオリンの
音色が重なる。

主人公は、今も国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」
(群馬県草津町)に入所する○○○○さんとその奥さん
の□□さん夫婦。北海道で生まれたご主人は、高校生
の時に体の自由が徐々に利かなくなり、19歳で青森
の療養所に入った。樺太(現サハリン)生まれの奥さんは
8歳くらいから症状が現れ、終戦後に旦那さんと同じ
療養所に入所した。2人は療養所を転々とし25年前
に草津に来た。

療養所とは名ばかりで、雑居房のように集団部屋に
押し込められ、医者でさえ土足で上がり込んだ。
結婚前には患者を根絶させるためと称して断種が
強いられ、子供を持つ幸せすら奪われた。偏見は
家族にも及び、旦那さんの母親は他人に聞かれる
度に「息子は今刑務所にいます」と息子の存在を
隠したという。
そんな夫婦の半生に寄り添ったのが、プロの演奏家
でつくるアバ音楽の森の代表で作曲家の高橋さんと
妻で声楽家の久子さんだった。4年前、知人の紹介で
施設を訪ねた際、同じカトリック信者の2人と
出会ったのがきっかけだった。高橋さんは久子さんや
仲間たちの演奏家と施設で慰問演奏をしたり、○○○○
さん夫婦の買い物の手伝いをするうち「半生を語りと
音楽で残したい」と思いになった。○○○○さん夫婦
も「私たちは協力することしかできない。ぜひ実名を
出してほしい」と快く引き受けてくれたという。

4年間かけて聞き取りを行い、書き上げた語りは
A4判11ページ。2人の半生9章でつづり、
約1時間の曲も付けた。午後2時開演。
入場料 前売り500円
当日  1000円

毎日新聞 埼玉版  (参考)
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20101019ddlk11040237000c.html
[協賛に当団体NPO法人CaCも含まれる]
私も当日は会場に居ます。
[ボイスプログ]
http://www.voiceblog.jp/bethesda/



http://www.bidders.co.jp/user/8601985


◎ ヤフーに出品しておりますのでご覧下さいませ
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/npocac1215



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最終更新日  2010年10月20日 11時02分49秒
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