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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.07.12
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カテゴリ: 文芸

 そこは「?」な世界。
 現実と精神世界との間に横たわる境界線が不明瞭で、
 読者は、その双方を行き来することに。

『海辺のカフカ』 で初めて村上作品と出会った私には、
 このラインの作品こそが、まさに「村上ワールド」。
『羊をめぐる冒険』 (1982年)と 『ノルウェイの森』 (1987年)、
 この二作に挟まれた1985年発表の本作は、初の書き下ろし長編小説。

「世界の終り」は、一角獣が棲む、壁に囲まれた街。
主人公の「僕」は、そこの図書館で、夢読みとして働いている。
図書館には司書の女の子がいて、僕の仕事を補佐してくれる。
僕も女の子も「影」を持たないが、僕の影は生きており、女の子の影は死んでいる。

「ハードボイルド・ワンダーランド」の主人公は、暗号を取り扱う「計算士」の「私」。
「計算士」の組織は「組織(システム)」と呼ばれている。
私は、計算士たちの中でも高度とされる「シャフリング」という暗号処理を駆使する。
その技能を見込まれた私は、老博士から仕事を依頼される。

「組織」と敵対関係にあるのが「記号士」たちの属する「工場(ファクトリー)」。
そこに「大男」と「ちび」が絡んできて、私はトラブルに巻き込まれる。
その原因は、老博士からプレゼントされた一角獣の頭骨?
図書館窓口の大食いの女の子や、老博士の太ったピンクの孫娘が、私を援助。

上巻終了時点で、「僕」にはそれほど大きな変化は、まだない。
苦労して作った街の地図が、無事「影」の元に届き、役立っているのかどうかというところ。
それに対し、「私」の方は大冒険の真っ最中。
随分酷い目・痛い目に遭いながらも、ピンクの女の子と一緒に老博士を探索中。

この二つの世界が、どう結合していくのか?
そして、「僕」と「私」の関係は?
さらに、二つの世界の図書館にいる二人の女の子はどうなる?
それでは、下巻の読書へと移りましょう。





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Last updated  2009.07.12 13:07:39
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