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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.12.31
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 『西部警察』に登場する自動車を見れば、
 それに乗ってる人が、イイ人かワルイ人かが、判断できるなんて。
 もちろん、番組スポンサーの車に乗ってるのがイイ人。

 最近、録画&スキップで、CMを見てもらえなくなったので、
 番組そのものの中に、さり気なく商品宣伝をすることが、より増えてきた。
 こんな広告手法を「プロダクト・プレイスメント」と呼ぶらしい。
 そして、この効果はなかなかにスゴイようだ。

そして、著者は、視覚情報を最強の洗脳媒体だとする。
第1章では、日本のテレビ放送の裏側を、どんどん暴き立てていく。
テレビ世界の不透明なお金の流れや、たった数十人の構成作家が、
極めて狭い範囲で作った番組により、日本の世論が形成されている現状。

  今でも新聞記者や民法キー局の報道記者たちは、
  大臣の首を獲るのが勲章だと思っているフシがあります。
  国民に不利益をもたらしているシステムの欠陥や問題点を知らしめるのが
  ジャーナリストの役割だと私は思うのですが、
  なぜか、記者たちは、問題の原因をシステムのせいではなく、
  個人の問題に還元しようとしがちです。
  日本のジャーナリズムには昔から、
  そのように個人を追求するカルチャーがあるように思えてなりません。(p.56)

善悪を二分し、悪となったら徹底的に叩きのめす。
現実は、そんなに単純明快なものであるはずがないにも拘わらず、
誰にでも、簡単に分かりやすい構図を造りあげ、民衆を煽るマスコミ。
そして、日本社会そのものが、この手法に完全に毒されてしまっている。

ところが第2章に入ると、その論調の趣きや方向性が変わってくる。
その始まりは「現状に満足している人は洗脳されている」という言葉。

  自分の会社や自分の現状に満足している人は、
  上司や先輩から植え付けられた考え方を、
  あたかも自分で考えたことのように受け容れてしまっている場合がほとんど。
  それは自分の考えたことではないのです。(中略)
  突き詰めてみると、その裏側には
  「それを失ったときの恐怖の感情」がぶら下がっているはずです。
  その情動を埋め込んだのが「ドリームキラー」なのです。(中略)
  自分たちの価値観を強制して、
  子ども自身がもっている可能性の芽を摘んでしまっていることに気付かない大人たち。
  そういう人たちを「ドリームキラー」と呼びます。(p.126)

確かに、これまでの人生で構築されてきた、自分の中に現存する価値観というものは、
どこかで誰かが言った言葉を聞いたり、行動を見たことなどから、多分に影響を受けている。
というか、そういうもの無しに、そもそも価値判断基準なんてつくりようがない。
それ故、価値観を伝えることや、一旦受け容れること自体を否定する主張は、どうかと思う。

そういうものが全てダメだとすれば、教育というものは成立しない。
伝統や文化の継承も、全てが否定されることになってしまう。
「マナー教育は正義の名を借りた奴隷化」とまで言われてしまうと、
「この人、本当に大丈夫か?」と心配になってしまう。

  国会議員や上場企業の社長に面会するときでも、
  私はいつも革のパンツと革ジャンを着ていきます。
  先方はネクタイを締めていますが、気にしません。
  名刺入れさえもっていませんので、ポケットやカバンから名刺を直接取りだして渡します。
  ときにはカバンの中で名刺がヨレヨレになっていることもあります。
  マナーという点では最悪といわれても仕方がない。(中略)
  しかし初対面の人と会うときに気をつけるべきは、人と人どうしの心地よい関係をつくることです。
  マナーはそのための方法論として生まれたにすぎません。
  つまりマナーは処世術なのです。
  極論すれば、人間関係が良好になるのであれば、
  マナーなんて実際はどうでもいいのです。(p.158)





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Last updated  2009.12.31 10:09:27
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