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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2013.04.06
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 読めば、曲や作曲家についての知識は色々と手に入るものの、
 読み進めるためには、結構労力を要するものが多い。
 と言うか、読んでいて、あまり面白いものではないことが常である。

 ところが、本著は、それらの巷にあふれた文書とは、確実に一線を画す内容。
 マーラーや各交響曲について、あれこれ蘊蓄を入手できるのは勿論だが、
 何と言っても、読んでいてとても楽しく、ページを捲る手が止まらない。
 CDを聞いているときのように、マーラーの世界にドップリ浸ってしまった。

これはもう、本著の著者の筆力が、とびっきり素晴らしいとしか言いようがない。
そして、この本の著者は、大阪生まれの指揮者・金聖響さんである。
ご自身が、若き頃よりマーラーの大ファンで、彼についての様々な音源・文献に接すると共に、
実際にオケを指揮するに際して、スコアを丹念に読み込んで来た経験の蓄積は半端でない。

それだけでも、他の評論家の先生方が書かれる文章とは、
全く次元の違うものを作り出すことは可能だろう。
しかし、本著は、そこに留まらない、さらにワンランクもツーランクも上の完成度。
金さんの文章家としての能力に、大いに感心させられた次第である。

ただし、私も結構マーラー好きで、所有しているCDもマーラーのものが最も多い。
メータやインバル等々の指揮する実演にも、足を運んだ経験がある。
中でも、最も印象に残っているのは、大フィルを振った朝比奈隆氏の2番。
それ故、マーラーを全く聴いたことがない方が、本著を読んだ時、同じ感想を持つかは?

とりあえず、本著を読んで、久しぶりにマーラーを聞きたくなった。
金さんの指揮する演奏会にも、機会があればぜひ出かけたい。





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Last updated  2013.04.06 16:01:13
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