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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
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Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2017.06.25
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カテゴリ: その他
​ サイコパスについて脳科学の視点から記した一冊。
 結構、たくさん売れたようです。
 この言葉に興味を持つ人が、とても多いということでしょう。
 私のイメージは、やはりハンニバル・レクターかな。

  もともとサイコパス(psychopathy)とは、
  連続殺人犯などの反社会的な人格を説明するために開発された
  診断上の概念であり、
  日本語では「精神病質」と訳されてきました。(中略)
  サイコパスには、その実態を指し示す適切な訳語が
  いまだにありません。
  また、今日の精神医学において世界標準とされている
  『精神障害の診断と統計マニュアル』の最新版( DSM5 )には、
  サイコパスという記述がありません。
  精神医学ではサイコパスというカテゴリーではなく、
  「反社会性パーソナリティ障害」という診断基準になります。
  そのため、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布しているのは、
  仕方のない面もあります。(p.4)

で、ここからはサイコパスについて、その特徴が色々と述べられていきます。
第1章でサイコパスの心理的・身体的特徴、第2章ではサイコパスの脳について。
第3章はサイコパス発見の歴史、第4章はサイコパスと人間の進化について。
そして、第5章で現代社会に生きているサイコパス、第6章はそのチェックリスト。

1.欠如仮設(低い恐怖感情仮説)
2.注意欠陥仮説(反応調整仮説)
3.性急な生活史戦略仮設
4.共感性の欠如仮設
これらがサイコパスの反社会的行動の要因となっているとされる仮説。

しかし、結局のところ「サイコパスって何?」という疑問への回答は、
最後まで読み進めても、しっかりと定義されることはなかったように思います。
「誤ったイメージやぼんやりとした印象」は払拭しきれませんでした。
それとも、とても大事な記述を、うっかりスルーしてしまったかな?





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Last updated  2017.06.25 10:45:53
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