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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.02.04
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カテゴリ: 経済・ビジネス
​  岩崎弥太郎 に始まる「三菱」の歴史。
 戦後の財閥解体を経て、1950年代に入ると再集結開始。
 2017年3月期における、グループ上位10社の総資産額は400兆円超。
 グループ全体38社だと、推定450兆円に達するという。

  三菱油化の天下り受け入れ拒否から三菱化成との合併劇まで
  1993~1994年当時の金曜会の会員企業数は現在より1社多い29社。
  その顔ぶれには若干、変化が見られるが、
  この間、変わらずに中枢をなしてきたのが
  三菱重工業、三菱東京UFJ銀行、三菱商事の御三家なのである。(p.50)

  現在の主要企業は三菱地所、三菱東京UFJ銀行、三菱マテリアル、三菱電機、
  三菱ケミカル、日本郵船、明治安田生命保険、東京海上日動火災保険、旭硝子、
  キリンホールディングスの10社。
  外様は三菱自動車工業、三菱UFJ証券ホールディングス、ニコンなど15社。(p.72)

本著は、この三菱グループの強さの秘密を明らかにしようというものだが、
第1章は、なぜか「三菱自動車の行方」。
本著は2017年7月の発行なので、新しい情報も掲載されているが、
内容的には2016年09月発行の 『不正の迷宮 三菱自動車』 の方が、当然詳しい。

そして、第3章が三菱東京UFJ銀行、第4章が三菱商事、第6章が三菱重工業と、
御三家について、現在の状況が述べられている。

三菱東京UFJ銀行について述べられる、旧三和銀行や東京銀行出身者の立場や、
三菱UFJ信託との関係は、まるで池井戸潤の世界。
また、三菱商事については、住友や伊藤忠、三井物産とのせめぎ合いよりも、
ローソンに関わる記述の方が興味深かった。
さらに、三菱重工については、造船業や小型ジェット旅客機の厳しさよりも、
原子力事業の不調の方が気になった。

そして、本著の核となるべき内容が記されているのは、
第2章の『最高意思決定機関「金曜会」の秘密』と、
第5章の『三菱を動かす慶応ねとワーク』ということになるのではなかろうか。
本著のタイトルからすれば、この部分にもう少し力点を置いてほしかった。





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Last updated  2018.02.04 12:01:41
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