音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2017年09月29日
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テーマ: THE 80's(49)
オーストラリア出身バンドのデビュー盤


 メン・アット・ワーク(Men at Work)は、1979年にメルボルンで結成されたバンド。オーストラリア国内でローカルのシングルはリリースしていたようだが、1981年に本デビュー・アルバム『ワーク・ソングス(Business as Usual)』をリリースした。自国内での好評を受け、翌1982年に本盤は米国でもリリースされた。

 このデビュー盤当時のメンバーは、コリン・ヘイ(Colin Hay,ヴォーカル)、ロン・ストライカート(Ron Strykert,ギター)、ジョン・リース(John Rees,ベース)、ジェリー・スペーサー(Jerry Speiser,ドラムス)、グレッグ・ハム(Greg Ham,サックス、フルート)で、このうちグレッグ・ハムは2012年に謎の死(一説には心臓麻痺)を遂げている。1984年に大幅なメンバーチェンジを経てまもなく解散。10年ほど後に復活したものの(2000年シドニー五輪でのパフォーマンスはこの頃)、2002年以降は散発的に集まるのみで、結局は上記のグレッグ・ハムの死去によって活動は途絶えてしまった。

 現行のCD(2003年リマスター)にはシングルB面やライヴテイクが加えられているようだが(筆者は未聴)、元々の収録曲は全10曲。何と言っても有名なのは2つの大ヒット曲、1. 「ノックは夜中に(フー・キャン・イット・ビー・ナウ?)」 と3.「ダウン・アンダー」。これらは2つとも全米1位のヒットとなり、グラミーの新人賞受賞に結びついた。その他の楽曲も粒ぞろいで、“活きがいい”というのが全体的な印象である。実際、1970年代にはオーストラリア出身のバンドやシンガーが世界的に成功を収めるのは珍しいケースだった(AC/DCやリトル・リバー・バンド)。けれども、この頃からは、フレッシュな豪州出身バンドやシンガーが次々とシーンを賑わせるようになった。リック・スプリングフィールド( 参考過去記事 )、エア・サプライ( 参考過去記事 )、INXS(インエクセス)、カイリー・ミノーグらがその例だけれど、“オージー・ロック”(豪州ロック)と呼ばれた流れを定着させる先陣を切ったメン・アット・ワーク、これからも記憶されていってほしいと願う。


[収録曲]

1. Who Can It Be Now?
2. I Can See It in Your Eyes
3. Down Under
4. Underground
5. Helpless Automaton
6. People Just Love to Play with Words
7. Be Good Johnny
8. Touching the Untouchables
9. Catch a Star
10. Down by the Sea

1981年(豪)、1982年(米)リリース。




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ワーク・ソングス/メン・アット・ワーク[Blu-specCD2]【返品種別A】




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Last updated  2017年09月29日 16時08分00秒
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