音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2021年07月10日
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テーマ: 洋楽(3407)
3人組体制の集大成的ライヴ盤(前編)


 ピーター・ガブリエル、スティーヴ・ハケットと主要メンバーが抜けていき、そして“3人が残った”ジェネシス(Genesis)は、1980年代、ポップな方向性に舵を切って大成功を収めた。この3人組での活動期の集大成的ライヴ盤と言えそうなのが、今回取り上げる2枚のライヴ・アルバム(原題は『ザ・ウェイ・ウィー・ウォーク』となっていて、それぞれ”Vol. 1”、”Vol. 2”と称されている)である。

 その1枚目である『ザ・シングル・ヒッツ・コレクション:ライヴ前編(Live -The Way We Walk Volume One: The Shorts)』には、 『インヴィジブル・タッチ』 のツアー(1986年の音源から1曲、1987年の音源から2曲)、 『ウィ・キャント・ダンス』 のツアー(1992年7月~8月の3つの公演から8曲)の演奏が収められている。

 1980年代の彼らの代表曲・ヒット曲メドレーでも言うべき内容なので、捨て曲はない。通して聴いて当時のライヴ・パフォーマンスにただただ浸るというのが正しい聴き方の盤とでも言えばよいだろうか。収められているのは11曲で、いずれもがシングルとして発売されたナンバーである。

 まず、セルフ・タイトル盤『ジェネシス』(1983年)の収録曲からは、6.「ママ」と8.「ザッツ・オール」の2曲が収められている。次に、最も曲数が多い(というかそもそもシングルの数も多い)のが、『インヴィジブル・タッチ』(1986年)からのものである。1.「混迷の地(ランド・オブ・コンフュージョン)」、4.「スローイング・イット・オール・アウェイ」、9.「イン・トゥー・ディープ」、10. 「トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト」 、11. 「インヴィジブル・タッチ」 の5曲が本ライヴ盤に収録されている。さらに、『ウィ・キャント・ダンス』(1991年)からは、2.「ノー・サン・オブ・マイン」、3. 「ジーザス・ヒー・ノウズ・ミー」 、5.「アイ・キャント・ダンス」、7.「ホールド・オン・マイ・ハート」という4曲のライヴ演奏を本盤で聴くことができる。


[収録曲]

1. Land of Confusion
2. No Son of Mine
3. Jesus He Knows Me
4. Throwing It All Away
5. I Can't Dance
6. Mama
7. Hold on My Heart
8. That's All
9. In Too Deep
10. Tonight, Tonight, Tonight
11. Invisible Touch

1992年リリース。

[参考記事リンク]
ジェネシス  『もうひとつのジェネシス:ライヴ後編』




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Last updated  2021年07月12日 05時15分15秒
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