秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2023.06.21
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カテゴリ: 映画 Cinema
野口英世の生涯を描いた「遠き落日」を観ました。監督はふるさと、さくらの監督の神山征二郎さんです。出演者は三田佳子さん、仲代達矢さんをはじめ豪華です。地味な映画のわりに1992年当時15億円の興行収入をあげています。2時間の作品に、コンパクトに興味深いエピソードが盛り込まれていて、飽きることなく観られました。観終わった後、Wikipediaの野口英世の年譜を観ると頭の中が整理できます。

小学生時代に読んだ野口英世の伝記のイメージとは異なり、利用できる人はとことん利用して借金をしまくり返した様子が無かったり、そのお金を遊びに使いまくったりとか、かねてから聞いていたことを具体的に知れたのが良かったです。

そんな彼でもきっちり研究成果を残し、2度ノーベル医学賞候補になったことで彼にお金を出した人たちは報われたのかもしれません。ただ、後年彼の研究成果は否定されたものもあるようです。放蕩三昧にお金を浪費したのは、ひょっとして手のことで子供時代からいじめられたり、劣等感にさいなまれたのが、ストレスとなっていたのかもしれません。機会があれば観ておきたい、おすすめの映画です。

お母さんはしっかり者で働き者でしたが、お父さんは気弱な人だったようです。


小学校卒業時、高等小学校の教頭に成績優秀なのを見込まれ、高等小学校に特別に入れてもらえました。


お母さんは奉公先の幼馴染の息子から結婚を申し込まれるも身分差を考え辞退するほどの器量性格だったようです。


左手がくっついてることを嘆く作文を朗読し、みんなの同情を買い、手術の募金がされますが、これに批判的な人もいました。




お金を借りて米国に渡るもあてにした仕事が見つかりませんでしたが、毒蛇の飼育の仕事を得て、のちの米国での研究の足掛かりを見つけます。


凱旋帰国してお世話になった人に懐中時計をプレゼントしますが、借りたお金を返さなかったためか、その家は没落し、家の人は冷たい態度をとります。






■参考リンク
Wikipedia:遠き落日
『遠き落日』(とおきらくじつ)は、渡辺淳一による野口英世の伝記小説。同名で映画化もされた。
概要
偉人としての野口英世ではなく「人間・野口英世」を描いた内容になっている。多くの伝記で取り上げることが憚られていた野口の借金癖や浪費癖なども隠さずに描いている。雑誌『野性時代』(角川書店)の1975年1月号から1978年7月号に連載され、1979年に単行本化、のち文庫化(角川文庫)された。
映画
新藤兼人の著作である『ノグチの母 野口英世物語』(小学館刊、1992年)とドッキングした原作内容になっている。シカ・英世母子の、壮絶な親子愛を描いている。渡辺の原作とは異なり、野口英世の性癖面での欠点はあまり描かれていない。

Wikipedia:野口英世
野口 英世(のぐち ひでよ、1876年(明治9年)11月9日[1] - 1928年(昭和3年)5月21日)は、日本の医師、細菌学者。栄典は、正五位・勲二等旭日重光章。学位は医学博士(京都大学)、理学博士(東京大学)。キリスト教信者。
福島県耶麻郡三ッ和村(現:耶麻郡猪苗代町)[1][2] 出身。高等小学校を卒業して上京し、済生学舎(日本医科大学の前身)に通い、医術開業試験に合格して医師となった。渡米してペンシルベニア大学医学部の助手を経て、ロックフェラー医学研究所研究員となった。主に細菌学の研究に従事し、黄熱病や梅毒の研究で知られる。数々の論文を発表し、ノーベル生理学・医学賞の授賞候補に三度名前が挙がったが、後にその業績の多くが否定された[3]。黄熱病の研究中に自身も罹患し、1928年(昭和3年)5月21日、英領ゴールド・コースト(現在のガーナ共和国)のアクラで51歳で死去。





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Last updated  2023.06.21 10:07:30


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