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2013.04.16

【機動捜査隊　ＡＬＩＣＥ】　第１話　サイバー犯罪　 VOL.１６

テーマ：連載小説を書いてみようｖ(10110)

カテゴリ：【機動捜査隊　ＡＬＩＣＥ】

ワルアティー教授「どうした？ワシの拳法に恐れいったか？
どうした？ほれ？かかってくるのも怖いのか？」

ピョンピョン！ピョンピョン！

ワルアティー教授はその場で奇妙なステップを踏みました。

ピョンピョン！ピョンピョン！

サギシー「……………………。」

ウソツキー「……………………。」

ワルアティー教授「ほら！どうしたあ？かかってきんしゃい！
どうしたあ？口だけか？
かかって来いちゅーーーーーとるんじゃ？！
えーー！！かかって来てみろや？！」

サギシー「しかたない……。
おい、ウソツキー！オヤビンをお連れしろ！」

ウソツキー「へい。」

ワルアティー教授「こっ、この！なまいきな！
たあああああああああああああああ！！」

グキッ！

ワルアティー教授「ひゃあああああああああ！！！
こっ、腰が！」

ウソツキー「あらま！またですか？オヤビン？こっちはまだ指一本ふれてませんぜ！」

ワルアティー教授「わあああああああああああああああああ！！
腰が！腰がああああああ！！」

ワルアティー教授はうなり声を上げてもがきました。ウソツキーはそのワルアティー教授の身体をひょいと持ち上げました。そしてホテルから出て行きます。

そのまま１階に行き、ホテルのフロントを通り過ぎようとしました……。
すると、ホテルのカウンターにいたコンシェルジュがあわてて飛んで来ました。

コンシェルジュ「お客様！どうされましたか？」

サギシー「は？
あーーー？！これ？これね。
この人、ちょっと……、病院まで。」

コンシェルジュ「は？病院？
このお客様はどうされたのですか？」

ウソツキー「あーーー、急に”ぎっくり腰”になってしまって。」

コンシェルジュ「わかりました。救急車を今手配しますので。そのままお待ち下さい。」

コンシェルジュがカウンターの電話の所に行きました。
すると……、

サギシー「えっほ！えっほ！」

サギシーとウソツキーがワルアティー教授をかついだまま、勝手にホテルから出ました。

ウソツキー「えっほ！えっほ！」

コンシェルジュ「あっ！お客様！お待ち下さい！ただいま救急車がまいりますので！
お客様？
お待ち下さい！」

外に出るやいなや、サギシーとウソツキーはすごい速さで走って逃げました。

コンシェルジュ「お客様あああああーーーーーーーー！！！」

そして、機動捜査隊　ＡＬＩＣＥでは。
ホテルからの連絡を受けて警察車輌に分乗した”機動捜査隊　ＡＬＩＣＥ”のメンバーがホテル前に到着しました。

ウサギ「ここだ！ホテル”グレイト・チョーゴーカ”！」

そして中に入りました。

ウサギ「警察の者です」

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