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エデンより彼方に


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2004.2~


テスト


Nov 3, 2003
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カテゴリ: カテゴリ未分類
音楽評論家エリザベス・ワーツェルのベストセラーとなった自伝小説の映画化で
情緒不安定が故に、家族や友人など周りの人をいつも傷つけてしまう、
うつ病のヒロインの日常と心の葛藤がリアルに描かれています。
原題は「Prozac Nation」。
プロザックというのは、アメリカの大手メーカーが1986年に開発した
当時、最新の“抗うつ剤”の名前だそうです。
現在も、その抗力と副作用の少なさが支持され、世界100ヶ国、
4,000万人が服用していて、プロザックは抗うつ剤の代名詞となっているそうです。


1986年、リジーは母親の過度な期待と干渉から解放されるために、
ハーバード大学の新入生として、寮生活をスタートする。
音楽評論が認められ、新進のライターとして注目を集めたリジーは、
ローリングストーン誌からも表彰されるほど才能に溢れていた。
ルームメートのルビーと親友になり、自由な大学生活を謳歌しているように見えたが、
幼い頃から不安定なリジーの心は、疎遠だった父親の出現もあって
パーティー、ドラッグなどに興じ、文章が書けずに眠らない日々が続き、
救いの主と思ったボーイフレンドのレーフともケンカ別れしてしまい、
うつの症状が深まっていき、一気にコントロールを失ってゆく・・・。

原作を読んで熱心に今作の映画化を進め、共同制作者としても名を連ねる
クリスティーナ・リッチが主演のリジーを見事に好演していました。
「アダムス・ファミリー」のあの女の子が「耳に残るは君の歌声」などで評価され
「アリーmyラブ」ではキャピキャピのコギャル弁護士でコミカルなところも見せ、
これからも、大いに期待したい女優さんの1人でもあります。
リジーの母親にはジェシカ・ラング、精神科の女医役にアン・ヘッシュと、
演技派の2大女優が脇を固め、ストーリーの軸たるところを支えています。
(アン・ヘッシュも「アリーmyラブ」でコミカルな役を演じていました。 笑)
そして、ミッシェル・ウィリアムス、ジェイソン・ビッグス、
ジョナサン・リース・マイヤーズという若手も加わり
ミュージシャンのルー・リードが、本人役で出演し演奏も披露しています。
監督は、「インソムニア」のオリジナル版を撮ったエーリク・ショルビャルグです。

幼い頃に両親が不仲による離婚、そして、母親が寄せる過度な子供への期待。
その子供にかけられる心の負担は、想像を超えるものなのかも知れません。
リジーは、母親の顔色をうかがい、“いい子供”を演じなければならなかったのも、
また、気持ちとは反対に周囲の人間を傷つけてしまう態度になってしまうのも、
大学生になっても、幼い頃に感じた心細さのままだったから・・・。
リジーの望みは、何の不安もない朝を迎えたいということだけでした。
治療やクスリが必要かどうかは別として、誰にも心の不安はあるのでは・・・。

原作本が講談社から発売されていますが、その表紙を飾っているのが
作者であるエリザベス・ワーツェル本人なのですが、
クリスティーナ・リッチ似の目が大きくてとてもキュートな女性です。
原作も読んでみたくなりました。
きっと映画よりもかなり濃い(詳細な)内容ではないかと・・・。

「私は『うつ依存症』の女」オフィシャルサイト





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Last updated  Nov 8, 2003 07:53:42 PM
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