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テスト


Oct 22, 2006
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カテゴリ: 試写会で観た映画
 “世界が忘れては行けない島がある。”
 “戦争を終わらせた一枚の写真。その真実。”

クリント・イーストウッド監督により、史上初となる日米双方の視点から、
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」という2部作で製作され、
それぞれ、実話に基づいて描かれています。

“摺鉢山にアメリカ国旗を掲げる5人の海兵隊員と1人の海軍兵士の写真”。
第2次世界大戦末期、後にモニュメントとなった硫黄島陥落に撮られた
1枚の写真にまつわるエピソードを基に、第1弾「父親たちの星条旗」は
アメリカ側の視点から描かれています。

原題は、“Flags of Our Fathers”。

≪ストーリー≫
太平洋戦争の末期、日本軍を制圧するために硫黄島に上陸したアメリカ軍は、
予想以上の抵抗に苦しめられ、戦闘は長引き、死傷者を増すばかりだった。
そんな中、擂鉢山の頂上に、兵士たちの手によって星条旗が立てられた。
その瞬間を捉えた1枚の写真は、アメリカ国民に感動を与え、士気を高めたのだった。
星条旗を掲げた6名の兵士、マイク、フランクリン、ハンク、レイニー、アイラ、ドクは
一躍、アメリカの英雄となるのだったが、その後も戦闘は続き、祖国に帰還したのは、
ドク、アイラ、レイニーの3人だけだった。
国民的英雄として熱狂的に迎えられた3人は、戦費を調達するための
戦時国債キャンペーンに駆り出され、アメリカ各地を回るのだったが・・・。

監督・製作・音楽はクリント・イーストウッド、製作はスティーヴン・スピルバーグ、ロバート・ロレンツ、
脚本はポール・ハギス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr.、撮影はトム・スターン、
美術はヘンリーバムステッド、衣装はデボラ・ホッパー、編集はジョエル・コックス。

キャストは、ジョン・“ドグ”・ブラッドリーにライアン・フィリップ、
レイニー・ギャグノンにジェシー・ブラッドフォード、アイラ・ヘイズにアダム・ビーチ、
ラルフ・“イギー”・イグナトウスキーにジェイミー・ベル、
マイク・ストランクにバリー・ペッパー、ハンク・ハンセンにポール・ウォーカー、
キース・ビーチにジョン・ベンジャミン・ヒッキー、バド・ガーバーにジョン・スラッテリー、
他に、ロバート・パトリック、ニール・マクドノー、メラニー・リンスキー、
トム・マッカーシー、クリストファー・バウアー、ジュディス・アイヴィ、
スコット・リーヴス、スターク・サンズ、ジョセフ・クロス、ベンジャミン・ウォーカーなど。

「父親たちの星条旗」

クリント・イーストウッドの初監督作品は、1971年の「恐怖のメロディ」。
以降、西部劇、アクション、サスペンス、ロマンス、ヒューマンドラマと、
いろいろな作品でこれまでにもメガホンを取っています。
イーストウッド自身が出演している作品やプロデューサーを兼ねた作品も含めて、
長編第26作目の監督作にして、約95億円という最高の製作費を投じ、
2部作という映画史上初の試みに挑んだのが「父親たちの星条旗」です。

原作「硫黄島の星条旗」の著者は、ジェイムズ・ブラッドリーとロン・パワーズ。
ジェイムズ・ブラッドリーのお父上、ジョン・“ドック”・ブラッドリーは、
被写体となった星条旗を掲げた兵士の中の1人で衛生兵でした。
しかし、ジェイムズ・ブラッドリーがそのことを知ったのは、
1994年にお父上が亡くなられた後だったそうです。

硫黄島での戦闘シーンは、次々とアメリカ兵も日本兵も爆撃や銃撃で殺され、
こんなにも人の命が次々と奪われてしまう戦争の現実を目の当たりにして、
悲しみを超越して、胸が締めつけられるような思いでした。
硫黄島には、過酷な状況下で日本軍2万人が必死の防戦をする中、
アメリカ軍3万人が硫黄島に向かい、上陸1日目で2千人が亡くなるという、
太平洋戦線で最も血が流された戦い・・・と言われているそうです。
星条旗を掲げた6人兵士の中には、祖国で英雄として称えられたことも知らず、
写真を撮影した直後に亡くなってしまった人もいます。
一方、生還したドク、アイラ、レイニーは、国の戦時費用ためとは言え、
いろいろな場で“英雄”として祭り上げられ、同時に、日を追う毎に、
“自分は決して英雄などではない”という思いが強くなっていきます。
“本当の英雄は、硫黄島で戦死した仲間たちだ”と・・・。

「父親たちの星条旗」

ストーリーは、年老いたドグと当時のことを知ろうと訪ね歩く息子ジェイムズ、
そして、第2次大戦下の硫黄島での死闘、帰国後の兵士たち、その後の行方など、
時間があちこちに飛び、登場人物も多いので、ちょっと戸惑いながらも、
最初から最後まで、スクリーンに釘付けになっていました。
スピルバーグ監督が後ろ盾(?!)にいたことが関係あるかどうかわかりませんが、
ここまですごい戦闘シーンをイーストウッド監督が描くとは思いませんでした。
CGやVFXなどの最先端技術ももちろん取り入れられているのでしょうが、
全体的に、かなり実写にこだわっているような感じがしました。
また、モノクロ映画かと一瞬思うほど、映像の色合いを落とし、
今作でもイーストウッド監督が手掛けた音楽が印象に残ります。

原題を、“Flags of Our Fathers”とし、
父親だけでなく、“旗”も複数形になっているのも意味が深いと思いました。
エンドロールが終わるまで、ぜひ席を立たれませんよう・・・。

10月28日(日本語字幕版は11月3日)から、全国ロードショー公開されます。

「父親たちの星条旗」 オフィシャルサイト

「父親たちの星条旗」


≪原作者とキャストがプロモーション来日!≫
「父親たちの星条旗」の日本公開を控え、原作者のジェームズ・ブラッドリー氏、
メインキャストに扮したジェシー・ブラッドフォードとアダム・ビーチが来日し、
10月20日、六本木アカデミーヒルズにて来日記者会見が行われました。

「スティーブン・スピルバーグが映画化権を獲得し、それをクリント・イーストウッドが
 監督するということで、私を含めた遺族は大変喜んでいる。
 正確に私の原作を映像化していたら20時間を超える作品になっていたと思うが、
 この映画では感情面に的を絞って、2時間強の見事な作品に仕上げていると思う。」
とジェームズ・ブラッドリー氏はコメントし、ジェシー・ブラッドフォードは、
「彼には“伝染的な落ち着き”がある。自分で威張ったり強がったりすることなく、
皆が自然と彼についていくような真のリーダー。」
また、アダム・ビーチは、
「クリントは全世界で最もクールな男。」
とそれぞれイーストウッド監督についてコメントし、演出面についても、
「500人以上のエキストラを使った大がかりなシーンで3~4回のテイク、
 あとはほとんど1回のテイクで、スイス製の時計のように正確に撮影が進む。」
とジェシー・ブラッドフォードが話すと、アダム・ビーチは、
「噂では聞いていたが、本当に1テイクだけ撮って進んでいく。
 俳優にとっては恐怖だが、やっていく中で自信がついた。
 このやり方は、クリントが俳優を信頼してくれている証拠。」
とイーストウッド監督への信頼度の高さを語ったそうです。
そして、日本側から描いた「硫黄島からの手紙」については、
「(クリントからは)最初から日米双方の視点から描くと聞いていた。アメリカのメディアでは、
 今までまともに日本軍のことが描かれていなかったのでいい機会になると思う。」
とブラッドリー氏が話すと、ジェシー・ブラッドフォードも
「この2部作は映画史上初めての試み。
 興奮すると同時に、その作品に参加できたことを嬉しく思う。」
と締めくくったそうです。

余談ですが、映画を観ている時もずっと思っていたのですが、ジェシー・ブラッドフォードって
コリン・ファレルに似てると思いませんか?(コリン・ファレルをこざっぱりさせた感じ?! 笑)
あと、旦那さまがリハビリ施設に入院中のニコール・キッドマンとアダム・ビーチが
映画館でデート(?)しているところがスクープされた映像が“とくダネ”で流れてました! 

≪東京国際映画祭でオープニング上映!≫
「父親たちの星条旗」が、10月21日開幕した第19回東京国際映画祭の
オープニングを飾り、ステージには来日していたジェームズ・ブラッドリー氏、
ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチが登壇しました。
そして、今回、「硫黄島からの手紙」の編集作業のために、来日できなかった
クリント・イーストウッド監督の姿が会場内の巨大スクリーンに映し出され、
「オープニング作品に選ばれてとても光栄。どうぞ楽しんでください。」
と呼び掛けると、大歓声が湧き起こったそうです。
(イーストウッド監督がビデオなどでメッセージを寄せるのは異例のことだそうです。)

また、仕事の都合で出席できなかった「硫黄島からの手紙」に主演の渡辺謙さんも
ビデオで登場し、一足先にアメリカ版を観て、
「とてもクリントらしいクールな映画。
 それぞれの国の立場から戦争の悲惨さと、むごさを冷酷に冷静に見つめている。
 (会場にいるアメリカ側のキャストに)“硫黄島からの手紙”のチームも、
 皆さんに負けないように一生懸命つくった。」
と自信をみせたコメントのビデオメッセージが流れたそうです。

さらに、日本側に出演した二宮和也さん、伊原剛志さん、加瀬亮さんも会場に駆けつけ、
アメリカ側のキャストたちと笑顔で握手を交わし、伊原さんは、
「一緒に仕事をしていないけど、同志のような気持ち。」
とお互いを称えるコメントをし、二宮さんは、
「(賞を)3つくらい獲りたい。謙さんについていきます!」
と、すでにアカデミー賞候補という噂にも意欲満々の様子だったそうです。

11月15日に日本武道館で行われる「硫黄島からの手紙」のワールドプレミアには、
イーストウッド監督が来日する予定となっています。
「(イーストウッド監督を嵐の)コンサートに誘えば?」
と伊原さんがすすめると、二宮さんは
「恥ずかしい。でも楽しいかもしれないですね。」
と本音では乗り気(?)のようだったみたいです。(笑)





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Last updated  Oct 27, 2006 02:35:37 PM
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