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2016年03月18日
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テーマ: ニュース(100342)
カテゴリ: 歴史認識
 中谷防衛相がテレビ番組で憲法9条の改変に意欲を示したと、2月28日の東京新聞が報道している;




 同時に「具体的な改正案は各政党で議論して提案すべきだ。時間をかけて丁寧に議論し、どうするかを決めるべき問題だ」とも強調した。

 自民党の谷垣禎一幹事長はBS朝日番組で、9条改正について「変えた方がいいと思うが、今まで日本は一度も改憲したことがなく、いきなり難しい項目に取り組むのは無理だ」と慎重な姿勢を示した。

 柴山昌彦首相補佐官は27日午前のテレビ朝日番組で、戦力不保持を定めた9条2項について「憲法学者にも自衛隊の存在がおかしいと述べる人がいるような条文は、分かりやすく改める必要がある」と述べた。

 同日午後の埼玉県川越市での講演では、自衛隊と9条2項の関係について「国内では(政府解釈で)軍隊でないと言っても、海外では軍隊として扱われる。残念だが、国民をいわば欺いているのが実態だ」と述べた。


2016年2月28日 東京新聞朝刊 12版 2ページ「『自衛権明記を』9条改憲に意欲-テレビで防衛相」から引用

 中谷防衛相は憲法改正について「時間をかけて丁寧に議論」するべきだと発言しているが、自民党は戦後の結党以来長い時間をかけて憲法改正を呼びかけてきており、すでに70年間も時間をかけてきたが、未だに衆議院で3分の2を超す議席を得ることができずにおり、この間、自民党は憲法改正や増税を議論するたびに得票数を減らすという経験をしており、こういう問題に関する議論には慎重だったのであるから、このような経緯から、国民の意向は明らかになったと判断するべきである。戦後70年間、幸いにして自衛隊は国防のために武器を持って活動するような機会は無かったのであるから、政府は平和国家としての路線に自信を持って、軍事部門は実情に合わせて縮小していくべきで、最終的には自衛隊は「災害救助隊」に改組するべきである。








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最終更新日  2016年03月18日 14時05分34秒


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