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2024年09月14日
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テーマ: ニュース(100336)
カテゴリ: ニュース
日本弁護士連合会が都内で「ヘイトスピーチの規制について考える」緊急集会を開くことを、8月25日の東京新聞が、次のように報道している;




 集会第1部で、在日クルド人の暮らしやヘイトスピーチ問題を取り上げた映像を上映。第2部を配信。パネル討論では日本クルド文化協会のチカン・ワッカス代表理事、日本語教室を開く市民団体「在日クルド人と共に」の温井立央(ぬくいたちひろ)代表理事、ノンフィクションライ夕ー安田浩一さんらが登壇。ヘイトスピーチ根絶に取り組む弁護士のリレートークもある。

 日弁連は「ヘイトスピーチは対象者の尊厳を踏みにじり、反論・自己表現の力を奪う重大な人権侵害」と指摘する。

 在日クルド人は日本に保護を求め、難民申請をしている人も少なくない。ヘイトスピーチは難民申請中でも強制送還を可能にする入管難民法改正案の国会審議が始まった昨春ごろから、交流サイト(SNS)で増加。昨夏以降は川崎市でヘイトスピーチをしていた団体などが川口、蕨両市でデモや街頭宣伝を繰り返している。
(飯田克志)


2024年8月25日 東京新聞朝刊 川崎版 13ページ 「ヘイトスピーチ規制を」から引用

 川崎市では全国でも唯一、罰則付きの「ヘイトスピーチ禁止条例」を制定しており、その効果は抜群で、以前は大音響でJR川崎駅前でがなりたてていたレイシスト団体は、近頃はすっかりなりを潜めていると思ったら、どうやら「ヘイトの矛先」を替えて埼玉県の川口市や蕨市に出没しているらしい。ヘイトスピーチ等の人権侵害については、行政が「これは違法だ」という姿勢をはっきり打ち出す必要があります。川崎市で、まだ罰則付きの「禁止条例」がなかった時代は、レイシストのヘイトスピーチに対して市民団体が「ヘイトはやめろ」と抗議のデモをかけると、警察は「表現の自由をまもれ」とばかりに市民単体のデモとレイシスト集団の間に割って入って、あたかも「レイシスト集団」を守るかのような行動をしておりました。しかし、市議会が罰則付きの「ヘイトスピーチ禁止条例」を制定すると、警察の態度はころりと変わり、「ヘイトスピーチは条例違反だ」と判断し、警察官の制止を無視して演説するレイシストを次々逮捕するようになり、ついには川崎駅前を諦めて、まだ条例のない埼玉県に移っていった模様です。したがって、近い将来は「ヘイトスピーチ禁止法」を作って、全国どこもヘイトスピーチは禁止なのだと、高らかに宣言できるように、法律を制定する必要があると思います。





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最終更新日  2024年09月14日 01時00分12秒


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