津波防災シンポジウムを開催しました
~チリ地震津波から50年,そして今年~
1960年(昭和35年)5月24日,宮城県内での死者・行方不明者57名を数えたチリ地震津波から50年目となる今年,再びチリでの地震に伴う津波が来襲しました。幸い人的な被害はありませんでしたが,養殖施設の破損などをはじめとする漁業関係を中心に甚大な被害をもたらしました。さらに,宮城県沖地震は「いつきてもおかしくない」状況にあり,地震に伴う津波も懸念されています。 このような中,チリ地震津波での死者・行方不明者が41人にのぼった南三陸町を会場として,津波シンポジウムを開催し,様々な視点から津波と人の行動や,地域住民がいざというときにとるべき行動や津波に対する心構えなどについてともに考えるため,津波防災シンポジウムを開催しました。
提言
チリ地震津波から50年が過ぎました。
私たちは,津波がもたらした大きな被害を決して忘れず,
50年前の災害の教訓を生かして,地震と津波への心がけを怠らず,
地域住民が力を合わせて万全の備えを行っていくことをここに誓います。
平成22年5月23日津波防災シンポジウム参加者一同
▲当時の被災状況を伝えるパネル展示の様子
▲志津川中学校の生徒代表による提言の様子
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