2014年08月26日
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   先日も広島市で土砂災害による大きな被害が発生しました。集中豪雨や長雨などで地盤がゆるむと,土砂災害(土石流や地すべり,がけ崩れなど)が発生しやすくなります。自分の住む地域で土砂災害が発生する可能性がないか,土砂災害危険箇所を確認しておきましょう。土砂災害に巻き込まれないようにするためには,気象情報や県から発表される土砂災害警戒情報に注意しましょう。
  また,土砂災害の前兆のような異変を感じた場合は,すぐに周りの人や自治体に知らせ,安全な場所に避難しましょう。

<土砂災害危険箇所の確認>
・宮城県土木部ホームページからお住まいの地域の土砂災害危険箇所を確認できます。(土砂災害危険箇所図公表システム http://www.dobokugis.pref.miyagi.jp/

<土砂災害警戒情報>
・大雨警報が発表されている状況でさらに土砂災害の危険性が高まったときに発表されます。
  宮城県と仙台管区気象台が共同で発表します。
・テレビ・ラジオ・インターネット(気象庁ホームページ)で配信(参考:宮城県土木部災害警戒情報システム( http://www.doshasaigai.pref.miyagi.jp/midski/index/jsp ))

<土砂災害の前兆>
【土 石 流】(1)川の流れがにごり,流木が混じりはじめる(2)雨は降り続いているのに川の水位が下がる(3)山鳴りがする
【地すべり】(1)沢や井戸の水がにごる (2)地割れができる (3)斜面から水が噴き出す
【がけ崩れ】(1)がけから小石がパラパラと落ちてくる (2)がけから水が湧き出している(3)がけに割れ目が見える

 これらの前兆現象を確認したら,すみやかに避難してください!

<避難するときは>
・危険がせまる前に避難しましょう。
・避難することを必ず誰かに伝えましょう。
・必ず靴をはきましょう。サンダルや長靴はかえって危険なこともあります。
・持ち物はリュックに入れるなど,いざというときに両手が使えるようにしましょう。
・水の中を歩くときは,側溝やマンホールなどにはまらないよう,長い棒で確認するなど,足元に十分注意しましょう。
・強風のとき,水の深さがひざ上まであるときなどは,無理をして避難所へ行くよりも,2階などの高いところにとどまる方が安全な場合もあります。













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最終更新日  2014年08月26日 15時39分05秒
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