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6月9日は欧州各国で欧州議会の選挙があります。ベルギ-ではいかなる選挙でも投票するのが義務との考えで、正当な理由が無いのに棄権(投票所にいかないということ。白票は勿論可)することは出来ません。選挙会場などのボランティアについても要請されたら拒否できないそうです。しかし、私は日本国籍しか持っていないので、今回の選挙には投票できません。私が投票できるのは地方自治体選挙(居住区の選挙)のみです。家の郵便受けには週に何回か、写真のような政党の主張と立候補者の写真などがほぼ毎日放り込まれています。普通はゴミ箱に直行ですが、今回だけ写真にとっておきました。日本の選挙風景と違うところは多々あるとは思いますが、最も違う点と言えば『静かさ』だと言えます。当地では街頭演説というもの自体存在しません。選挙カ-も街宣車もない、いつもの日常の風景です。その代わりに『戸別訪問』や何処かで『演説会』が開かれているかもしれませんが、私には無関係なので良く知りません。但し、かなり前4月頃でしたか、我が家の前の歩道を4,5人のグル-プが立ち話をしているのを見かけました。どうやらまた何かの勧誘や募金のお願いかな、とちょっと警戒し始めたその時に、チャイムが鳴りました。ヤレヤレ、とおもって戸口に出ると、そのグル-プの中のご婦人が何かペラペラとしゃべりだしましたが何を言っているのかよく理解できません。聞き返すと、今度ははっきりと「On vas parler de l'avenir?」未来/将来のことを話し合いませんか?これではいくら私が鈍感でもピーンときました!未来/将来とくれば政治の話、選挙の話と相場は決まっています。その時はどうもそんな気にならなかったので、丁重にお断りしておきました。その後は二度と押しかけてくることはなかったようです。まあ外見からベルギ-人である可能性はかなり低いので、個別訪問の重点地区にならなかったのは幸いと言うしかありません。選挙では一つ嫌な思い出がありました。日本の選挙で最後の投票をしたのは90年代でした。投票日の前日の土曜の朝だったと思いますが、当時住んでいた会社の社宅近くに選挙カーが通ってきたのです。時刻は朝の7時ですから、その時私はまだベッドの中で朝寝をむさぼっていたところでしたが、大音響の演説が始まってからは寝続けるという選択肢は無くなってしまいました。それだけなら通り過ぎてくれればどうということはないのですが、その選挙カーは社宅の前の通りに止まり、そこで演説、というか殆ど怒鳴っているだけでしたが、がなり立て始めたのです! カ-テンを薄く開けてみてみると、ただの巡回用の選挙カ―で窓からも誰も顔を出していませんでした。土曜日の朝7時ですよ。殆どの人がまだベッドに入っている時刻です。それなのになんと私の住んでいた部屋のすぐ前で演説を始めたのですから溜まったもんではありません!その時の私は両手で耳を塞いでしかめっ面をしていたと思います。しかし余りの大音響の騒音に堪忍袋の緒が切れたのでしょう、ベランダに出て思わず叫んでしまったのです!ただ一言、「うるさい!」と…。効果はてき面でした。あっという間に騒音は止みあたりにはいつもの土曜の朝の静寂が戻ってきました。と思ったのもつかの間、その選挙カーからはなんと5,6人の人相の悪い人間が、それこそダダっと車外に出てこちらを物凄い形相で睨んでいるではないですか!暫く険悪な雰囲気で睨み合いが続きました。ただ正確に言えば、睨んでいたのは先方で、私は余りの事態の急展開に驚き、相手の刺すようなまなざしに恐怖すら感じていたのが本当のところです。私は怖くなって急いで窓とカーテンを閉めてベッドに戻ってしまいました。その後のことはよく覚えていません。何事も厄介なことが起きなかったのは事実です。でもこれって選挙妨害になるんでしょうか? つまり公職選挙法違反とか…。もしそうなってしまうのなら、日本の選挙はおかしいですよね。立候補者本人が話しているのならまだしも我慢ができますが、その車には『本人』はおらず只々がなり立てているだけの『言葉の暴力』あるいは『騒音という名の暴力』としか感じませんでした。個人的には街頭演説や選挙カーの巡回は、せめて駅前とか繁華街に制限すべきとは思います。一番いいのは無くすことだとは思いますが…。まあ日本のことは日本に住んでいる方が決めればいいことで、門外漢の私がとやかく言う事ではありませんが。でも、このベルギ-で前回投票したのはいつだったのか、よく覚えていないなぁ。覚えているのはベルギ-で投票したのは2回だけで、何となくあっという間に終わったことだけは記憶に残っっています。前の投票は確実に5,6年以上前だから、区の議員の任期は随分長いことになります。欧州議会やベルギ-総選挙などの大事では口をはさむ余地も気もありませんが、居住区の選挙となればおのずと関心は高くなります。なにしろ日頃の生活に直結しますから。ゴミの処理や犬のフン放置や犬の放し飼いなどですかね。特にゴミについては朝の犬の散歩時に相変わらずゴミ袋が破られ中身のゴミが道路中に散乱している光景を目にしますから、都市計画についての『将来』や『未来』の話し合いには喜んで応じたいですね。戸別訪問大歓迎ですよ 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.06.07
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孫のエタンの3歳の誕生パ-ティ-が約10日後に迫りました。その日には当然おもちゃのプレゼントを渡します。プレゼントは妻が以前買っておいた『BRIO』のミニ鉄道セットです。もちろん中古を誰かから購入した訳ですが。そして先週末のブロカント(ガレ-ジセ-ル)でラッキ-にも同社製の同モデルを購入(5ユーロ!)できたので、かなり大掛かりな(幼児用ではありますが)鉄道模型線路セットができそうです。なんかワクワクしてきましたよ♪しかし考えてみるまでもなくこれは明らかに幼児用です。なのになぜそんなにワクワクするのかよく分かりませんけど。 息子が小さい頃、トミ-の鉄道セット(プラスチック製)を買ってあげましたが、その時は全くワクワクしませんでした。まあそれが当たり前なんだろうけど…。そのセットは息子が持って行ってしまったようです。当然だけど。しかしちょっと問題が。大掛かりな鉄道セットを組み立てるのは良いけど、それをどこに作って置いて置くかが問題となります。小規模のものは居間のローテ-ブルの上に置けますが、レールを継ぎ足して大きなものにすると置き場所がありません。勿論床には置きたくないので、今は使用していない居間の食事用テーブルの上に置くしか手はありませんな。取り敢えずそうしましょう。見飽きたら片付ければいいわけですから。(はっきり言ってこんなのはすぐに飽きるに決まってる!)何で今更こんなにウキウキするのか、不思議と言えば不思議ですね。一定以上の歳を取ると幼児に戻るというのは、もしかして真理なのかもしれませんな。ということで2時間後、完成したのがこちら!まだ線路はあるけど、これ以上は拡大できませんな!当分片付けるつもりはないけれど、孫がパーティ―前に家に遊びに着たら困りますな。一度見つければ爺の家に泊まりたいとか言い出すかも…。いや、パーティ―後でも娘の家では置き場所が無いから、もしかしてずっとこのテ-ブルの上に飾っておくことになるかもしれません。それにあんまり遊ぶと、電池交換が大変そうだなぁ。いちいちネジを外したり止めたりしなきゃならないから…。こういうのを見ていると、YouTubeに出てるジオラマを作って遊びたくなりますな。それって子供のころの夢だったんですよ2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.06.04
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6月1日2日の週末は、日本人主催のブロコント(Brocante/ガレ-ジセ-ル)としてはベルギ-最大規模の、通称ミスクネット・ガレ-ジセ-ルを開催し、たくさんの方に来場して頂きました。2日とも天気は余り良くはありませんでしたが、土曜日には日本人学校の行事がありながらも予想以上の人に来ていただき、驚きつつ感激してしまいました 嬉しい限りでした。昨日今日と2日間丸1日働いたので、正直言って少々疲れてしまったので、今日に記事はこれくらいにして、写真を何枚かアップして終えることといたします。先ずは会場から。メトロのストッケル駅近くの教会内のホールの一つを借りて開催。会場の半分しかカメラに入りませんでしたが。会計の横には、マニアの人が出品したフィギュアがずらりと並べられていました。30㎝くらいのサイズでしたか。会場の外では、有志による少林寺拳法のデモンストレーションが行われました。手前と左側に立ち見の観客がいます。そして最後は我々ボランティア(この日は11人)のランチで~す!スタッフの方の料理上手の娘さんが作ってくれました ごちそうさまでした適度に疲れた、でもとてもいい運動になった、本当に充実して楽しい2日間でした。皆さんに感謝です今度は今秋の開催となります。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.06.03
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今日も雨、雨、雨…。朝は霧雨だったので愛犬の散歩は出来ましたが、その後は雨が降ったりやんだり。このブログを書いている今日も霧雨がしとしとと降り続いています。直近1週間の天気を私のメモから見てみると、なんと「毎日雨模様」という完璧な「ベルギ-の天気」でした! 一日中雨の日もあれば、晴れ曇り雨が乱舞する交響曲のような日もある、『哀しいながらも味わいのあるベルギ-らしい天気』と言っていいでしょう。気温もずっと20度以下のちょっと肌寒い、正直イラっとする天気です今日は5月の最後の日。ではこの5月1か月の天気はどうだったかと言えば…。ザックリ言って、今日も含めて晴れの日(日差しが数時間は出ていて雨が降らなかった日)は全体の30%、逆に完璧に雨の日は25%、にわか雨の日は40%ということで、今月は3分の2の日で雨が降ったんですね。やっぱり酷い月だった!朝はどういう訳かフランスのニュ-ス兼ぺちゃぺちゃ番組を見ますが、ここ1週間ほどのキャスタ-たち(5,6人はいます!)の関心事はフランスの天気(ベルギ-とほぼ同じ)でした。1週間くらい前までは、お天気キャスタ-が「農家にとって大変貴重な恵みの雨なんです」と力説してましたが、「今ではいつになったら天気が良くなるんだ」と他のキャスタ-から突っ込みが入るほど、今の悪天にはフランスとベルギ-両国民がイライラしっぱなしなんです!番組内でも、悪天候の影響が毎日のように出ています。庭にナメクジが大量に発生して葉や野菜を食い荒らして困っている、夏物の服の売れ行きが良くない、低温のせいで冬の風邪がぶり返している、等々良い話題が少ないですね。当たり前ではありますが。しかしです、フランス気象庁によれば、来週火曜より天気が回復し気温も上昇するとのことなので、ベルギ-の天気にも期待がモテそうです♪ただ、フランスの南部を中心にの4分3くらいが好天気になっていくようなので、フランス北部とベルギ-はもうちょっと今週末は待たないといけないのかな? いつものことですが、ベルギ-に住むということは忍耐が求められるのです。宿命みたいなもんですな、これは。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.06.02
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5月28日 火曜日 朝快晴 昼頃から曇りのち雨昨日はよく歩きました。午後は雨が降っていたので散歩はいつもの半分の距離しか歩きませんでしたが、それでも夕方には1万2000歩に達しました。最近は天気が良くないせいか歩く機会があまりなく、歩数も1万割れが続いていただけにやれやれやっと超えたか、という安堵でしょうかホッとした気分になりました。なぜそんなに歩いたかというと、昨日は日本大使館の領事部に依頼しておいた出生証明書を取りに行ったのです。家から最寄りのメトロの駅までは徒歩で行くし、メトロを降りた後も大使館までは10分ほど歩きますから、まあ1万歩というのは納得の数字ではあります。朝は快晴と言っていい天気だったので、歩くのも爽快でした。その日は出生証明書の受け取りと、妻が死亡したことを日本の関係機関に知らせるための書類の作成をしました。これが結構時間がかかってしまいました。今迄に記入したことのない書類だったこともあり、間違えて初めからやり直したり担当者に訊きに行ったりで、この書類だけで30分以上かかってしまい終わった時にはヤレヤレという気分でした。疲れますな、こういう書類に記入するというのは…。私は歩くのは嫌いじゃありません。むしろ好きな方ですね。それに歩くのが結構早いんです。普通に歩いても誰よりも早く歩いてしまいます。ところが大使館から最寄りのメトロ駅まで、ちょっと抑え気味に普通の早さで歩道を歩いていた時です。後ろから足音が近づいてくる気配がするので、意識的に足を速めてみました。それでも自分的には通常の早さなんですが、何としたことか、その人は私の横を追い抜いていくではありませんか!それも女性ですよ。後姿から見て20代前半、カジュアルな服装なので学生でしょうか? 見た感じでは長身でもないし足がとび抜けて長いという訳でもなし、特に速足で歩いているようにも見えないのですが、とにかく歩くのが早いこと!同じブリュッセル市内でも、ビジネス街では歩く速度が速いんですね。長年ブリュッセルに住んではいますが、私を抜いていく人を見るのはかなりレア-な体験ではあります。ちょっと驚いてちょっと悔しかった?けど、まあいいや、ということでまたメトロに乗って我が家の近くの駅で降りてまた歩き始めました。賑やかなストッケルの通りを過ぎて住宅街に入る手前で、また後ろからヒタヒタと近づいてくる足音がします。今度のは先程のより速い!あっという間に追い抜かれてしまいました。相手は10代の学生風の男。まあ無理もないですな。しかし高々1時間のうちに2人にも追い抜かれたなんて、もしかして私の人生で初めてかも…。まあきっと気付いていなかったからでしょうが…。そういえば、と思いだしたことがあって近くのプレスに行きました。日本の年金機構からの問い合わせの返事を出すのです。問い合わせというのは、ベルギ-年金機関から私の年金額について照会があったので、年金機構から回答していいかどうか、の同意を求めてきたものです。-そうか、ベルギ-年金機関も動き出したのか。これも妻の死去に伴う私のベルギ-年金給付額の再計算の為の様です。やれやれ、また削られるのかな…。今回のことで思い知らされたことの一つに、誰か人が亡くなるとお金の話ばかりが聞こえてくることです。私に来る問い合わせは全てお金に関すること。入ってくるものもあれば出ていくものもある。どっちが多いと言えば、やはり出ていく方ですね。出ていくことの方が多いのに、何故か書類ばかり送ってきて記入後返送しろ、というのばかり。元凶の『相続手続き』は、あと1か月以上はかかります。公証人に再度会うのが1か月先だからです。この時に全ての書類を渡して、公証人がベルギ-関係当局に提出して…。その後は…どうなるのでしょうか、よく分かりません。当局からの通達を待つことになるんでしょうね、きっと。いやはや、どんなものが来るか、楽しみ何てこれっぽっちもありはしない、恐ろしいだけですね。早く通常の生活に戻りたいなぁ2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.29
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この頃、夜中にトイレに行きたくて起きると、その後眠れなくなることが多くなりました。昨晩もそうでした。トイレに座ってすぐに、「そういえば今日の10時に新しい家政婦(femme de ménage)が来るから色々と準備しておかなきゃなぁ」ということを思い出したら、あれもこれも頭に浮かんできて収拾がつかなくなってしまいました。まだ明け方には間があるので、今ここで眠れないと今日はかなりきつい一日になるので、頭の中を真っ白にして布団をかぶって寝たふりをしたら何とか眠れたようでした。朝起きていつものルーティンである愛犬の散歩と朝食を食べた後、気になっていた家の清掃に必要な洗剤などがそろっているか、ガレ-ジのある地下一階をしらみつぶしに調べることにしました。妻の死以降は、ポーランドから働きに来ていた家政婦が帰国したまま帰ってこないということなので、2ヶ月ほど家政婦なしで私が簡単な掃除をすることで何とかしのいできました。しかし子供たちが家に来るたびに「新しい家政婦さんに来てもらったほうがいいよ」と言われていたので、娘に手配を頼んでいたんです。そして今日その人が来ることになっています。そう言えば掃除機のゴミパックも暫く替えていないから交換しないと、などと思いながらあちこち探していると見つかりました!ゴミパックも洗剤もゴム手袋も!それに結構予備のストックもあるようなので安心しました。流石は私のカミサンですな!引き出しや棚の奥にあるものを引っ張り出してみると、いろいろなものが出てきました。なるほど、ここにストックを保管していたのか! カミサンに感謝!新しい家政婦はルーマニア人のがっしりしたおばさんでした。フランス語はしっかり話せるし、受け答えもはきはきしてて感じはいいですね。最初の日は娘が家政婦に何がどこにあってどこをどのように掃除したりするか説明してくれました。今日はまず2階から始めてもらいます。時々家の中を移動していると、どうしても家政婦の仕事ぶりが目に入ってしまいます。今度の人はかなり経験豊富なようで一安心です。そういえばよくカミサンが口癖のように言っていたことを思い出しました。「毎日子供の世話と家の掃除で、私には週末もバカンスもないのよ」週末にボケ―ッとしていた私に言った言葉でした。その時は確かこう言ったと思います。「そうだね。大変だよね」とか何とか。要は適当に返事していたわけですな。今、家政婦の人が居間やキッチンの床をモップで磨いているのを見て、突然かなり前にカミサンが同じことをしている姿が浮かんできました。それを見たのはほんの数回だけでしたが、週に1回はそういうことをしていたのでしょうか。今考えれば、主婦という職業は何とも微妙な仕事であり、余り見返りのない、特に精神的に満足感を実感できない職業かもしれません。世の多くの夫は「主婦が家事をするのは当たり前」と考えて、感謝の言葉をかけている旦那はどれほどいるのでしょうか?勿論、ちゃんと感謝を述べたり表現している旦那さんはいるでしょうけれど。自分はどうだったかと言えば…自信が無いですね。彼女の目を見ながら、心から感謝したことなんてあったでしょうか?「いつもありがとう」こんな簡単なことが言えてなかったなんて、信じられないですよ仕事では顧客や同僚、仕事仲間には毎日何十回も口にしている言葉なのに、一番身近なカミサンに対して、ハッキリと口にしたことを覚えていないなんて、可笑しいですよね。でも今だったらちゃんと言えますよ。「いつもありがとう」そして「いつも一緒にいてくれてありがとう」今更ながらだけど、どこかで聞いててくれているでしょうか? 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.28
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今週は火曜以降、予定が結構詰まっていたこともあり、外出する機会が増えたからでしょうか、一昨日の昼前に郵便受けに書留の不在票が2件も入っていました。なので昨日に引き取りに行った来たのですが、引き取り場所が同じではないので、あっち行ったりこっちに行ったりで大変でした。2つの不在票は筆跡から同一人物が書いたことは間違いないようなんですが、面白いことに、いや奇妙なことに引き取りに行く場所(いずれもキオスクのような店)が違うんです!想像してみるとこんな感じでしょうか。彼は手元に2通の書留速達便を持っている。だが何故か知らぬが違う受け取り場所が印刷されている不在票に書き込んで投函した…。なぜ同じ受け取り場所の不在票を使わなかったんだろうか? なんとも奇妙な、いや言い換えれば不親切なことをするもんですな、ホント。1か所は家のすぐ近くですが、もう1か所は車で行かなければならず、しかも駐車場所を探すのが超大変な場所なんですよ。引き取ってやれやれと思って家に戻って(いつもの習慣で)郵便受けをのぞいてみると、なんとまた不在票が入っていたのにはびっくりするやら歯ぎしりするやら!しかもまたあの厄介な場所ときている!その引き取り場所を見た瞬間は目眩がしたほどです!やれやれ、また同じものが届いたのかな?実はこの日に引取りに行って受け取ったものは2通の「国際スピ-ド郵便」通称EMS(Express Mail Service)という書留速達のようなもので、日本からベルギ-までは通常1週間で到着します。料金は3150円(貼ってある「送り状」に書いてありました)です。この2通は送り主が例の日本のとあるメガバンクで、在中書類は全く同一の「残高証明書の依頼書」でした。実は当該銀行の担当者と電話で話した顛末は前に当ブログで書きましたが、銀行側が4月22日に送付手配した依頼書の入ったEMS便が、2週間以上経たのに未着であることに不安を抱いた私が電話したのですが、「それでは今度は普通便とEMSの両方で送付します」と言っていたものがやっと届いたということです。実はですね、1週間前の16日に普通便(普通航空便)が既に届いていたんです!ちょっとわかりにくいと思うので、纏めてみると次のようになります。 発送日 到着日 掛かった日数 ①EMS便 4月19日? 5月21日 33日②普通便 5月8日 5月16日 8日 ③EMS便 5月8日 5月21日 13日④EMS便? 明日判明 5月23日 ?こうして眺めてみると、本当に不思議ですね。普通航空便より早く(Express)確実に(書留でトレ-ス出来る)届くという謳い文句で3150円を払ったEMSですが、結果は散々なものでした。EMSで送った2通は普通便に遅れたのは勿論ですが、普通便の1.5倍から4倍も日数がかかってしまうなんて、しかも普通便の何倍もの料金を払っているのにですよ!日本郵便の人が聞いたらなんていうでしょうか?もちろん日本郵便の責任ではないにしても、かなり奇妙ですよね。だってEMS2通とも日数がかかり過ぎてますから、EMS便であるがために何らかの問題があった(起こった)と考えてしまうのは、私が単なるミステリー好きだからでしょうか?明日早朝に、日本の銀行に電話してみることにします。こちらから送付した航空書留郵便(依頼書在中)が到着したかどうか、それに残高証明書を送付する時は普通航空便で送ってください、ということを伝えないといかんですね。EMS便ではお金と時間の無駄使いです、とはっきり伝えなければ…。それにもう一つ気になっていることがあります。上の3通か4通の送料は誰の負担になるんでしょうか? これもはっきりさせないと、ちょっと落ち着かないというか不安…。それにしてもEMS便というのは、何とも不可解な見掛け倒しの見本のようなものですなぁ。 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.24
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一昨日は何回か延期した自家用車のControl Technique(車検)に行ってきました。期限を2ヶ月ほど過ぎているし、車の状態も我が家同様にくたびれているので、車検を通るか心配していましたが(車を修理に出したガレ-ジは大丈夫、と太鼓判を押してはくれたのですが)、難なくパスした様でした。良かった~!ベルギ-では車検は車検場でしか受けられませんから、その日はEVEREの車検場に娘の運転で行きました。彼女にしてみれば数週間前に自分の車の車検でそこに来たわけなので、手慣れたもんでした。検査が終わり支払いを済ませてさあ帰ろうか、というところで現在も進行中で気になる遺産相続手続きについて自然と話が移りました。その時突然娘が「パパは可哀そうだね」って言ったので私はびっくりしてしまいました。なんで?、と聞き返したら、「だって、遺産相続と言っても死んだのはママで、パパは生きているのに自分の財産の半分を私たち子供に渡さなければならないし…。だいたいパパとママの財産と言っても元々はパパが一生懸命働いて蓄えたお金なのに、残った半分では住み慣れた場所で新しい家を見付けるのは不可能、と不動産屋に言われたじゃない。パパが不自由な目に会うのはおかしいし可哀そう…。」娘のこの言葉を聞いた時の私の気持ちは、思わずもらい泣きしてしまいそうなくらい心がざわめいていました。実は1週間ほど前に、家の資産価値を出してもらうためにいくつかの不動産屋に家に来てもらった際、娘がこの家を売却した場合、その半額(私の取り分)でこの近くの場所で小さな中古住宅やマンションを買ったりできるか聞いた際に、全員から「不可能ですね」と言われたことを言っていると判りました。実はこのことは私も気になっていたんです。今回の遺産相続に関しては驚いたことがいくつかあります。その一つが、遺産相続に関する財産の定義です。日本では妻が死亡した場合は(ネットで調べた限りでは)、妻名義の口座は凍結されますが、夫の口座は凍結されません。また相続の対象は妻名義のものに限られるのです。一方ベルギ-では(フランスも同じと思う)、結婚時に「Contrat契約」を交わした場合をのぞいて、妻と夫の財産はまとめて一つとみなされ、全て相続対象になります。それに妻の口座だけではなく、配偶者である夫の口座も凍結されます。この契約というのは、例えば次のようなことです。1)婚姻時の財産状態を夫婦別に記して、どちらかの死亡時にはその契約に従って相続する。離婚時も同様のはずです。2)婚姻時にあらかじめ相続方法を決めておく。例えば、どちらかが死亡した場合は全財産は配偶者に残す、とか。要は離婚時や相続時に少しでもゴタゴタを無くす、ある種の遺言状のようなものだと考えればわかりやすいでしょう。私と妻の場合は契約をしませんでしたから、今回の妻死亡時には妻と私の財産はまとめて扱われ、ベルギ-の法律に則って配偶者に半分(言い換えれば半分に減る訳です!)、子供たちに残り半分を均等に分配されます。そして相続税を払う義務は子供のみにあります。仮に日本の相続手続きに基づくならば、相続対象となる財産は妻名義のものだけなので夫名義の財産はそのまま手つかずで残ることになります。だからほぼ望み通りに(近くに)家(勿論独り住まいのごく小さな中古の家)を買ったり、小さな中古マンションを買ったりできるはずです。でも今回の相続によって本来であればできたはずのことが出来なくなり、今の家の状態を考えれば出来るだけ早く、今後の生活を真剣に考えざるを得ない状況になってきたのです。前にもこのブログで書きましたが、全く気分が乗りません。気分が乗らないというよりも、全く知らない場所で暮らす(それも一人で!)ことなんて今の自分には考えられないことなんで、気持ちの整理がつかない、ということなのでしょうか。ただ、少なくとも我が子がそう思ってくてているのを知っただけでも、気持ちの上では救いになります。もう一人の息子には今回の不動産屋から「不可能ですね」と死刑宣告されたことは話していません。今後の私のことを話すときに言わなければならないでしょうが。兎に角、今回の遺産相続に関しては驚くこと、悲しいこと、腹の立つこと、落胆することばかりです。まあ配偶者の死という突然の悲劇にあっているのですから、いい話なんてのはある訳無いのですが…。そしてこれからは、私は子供たちに対して金銭的に援助する、なんてことは出来ない立場になります。自分のことで手いっぱいになるでしょうから…。私ができそうなことは、会う時にはとにかく笑顔で迎えることだけになるでしょう。今の孫と会う時みたいに…。私が、そして家族がどう思をうが、相続手続きを粛々(この言葉はよく政治家が使いますね。私も使ってみたかった!)と進めるしか選択肢はありません。過酷なものです、残された家族にとっては。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.16
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あれから正確には52日後の昨日。現在も私のベルギ-での銀行口座は凍結されているので、緊急事態は続いているものの、実際の生活は少しずつ表面的には落ち着きを取り戻してきた感じです。やらなきゃいけない書類や手続きは山ほどありますが…。ただ前からちょっと気になっていたので、先月の支出がどの程度だったのかチェックしてみました。やはりというか予想通りというか、かなり支出が増えてしまったようでした。妻の死亡という一大事が起こったわけなので支出が増えるのは当然なのですが、やはり全般的に金使いが荒くなっているみたいだなぁ。 1人なのでなるべく簡単に支度できるものばかり購入していたので、日本食品を含む食費が倍近くになったのがその原因です。食材を買って何か料理すれば安く抑えられるはずですが、それができない、というよりやりたくないと言った方が当たっているのかもしれない。とにかく手間と時間をかけて何か料理を作る、ということが面倒くさくて出来なくなったのです。今は一人暮らしなので、要は自分が好きなものを手間をかげずに食べられればいい、ということなんです。だから日本食料品店のお弁当や太巻きなどを週一で買うので、その分の費用がかなりかさんでいます。こちらには日本のコンビニのように手頃な価格の総菜や弁当を売っている店は無いので、そういう物を頻繁に買えば当然家計に響いてくる。分かっちゃいるけどやめられない、ということ。妻が病気ながらも元気でいたころは、妻が少しでも食べられるように、出来る範囲のなかで体にいい食材を買ったり、食べやすく柔らかい食事を作ったりと、それなりに苦労しながらも『美味しい』と言ってもらえるのを期待して日々食事を作っていました。でも妻がいなくなってからは喜んでくれる相手がいなくて、ささやかな愉しみさえもなくなってしまった食事の準備や食卓は、正直全く味気ない寂しい時間と空間になってしまいました。悲しい時間のために張り切る人なんていませんよね。誰も話し相手のいない食卓のために、そして自分一人のために、何か美味しいものを作ろうなんて気分には到底なりません。こんなことを書いていたら、涙を流しながら書いている自分に気付きました。昨日今日と初夏のような清々しい気候の日が続いていますが、気分は空模様と同じようにはいかないものです。『寂しい』と思う時には、堀江謙一著『太平洋ひとりぼっち』を読んでいます。1962年に世界初の単独太平洋横断に成功したヨットマンです。93日間の苦しく過酷で孤独な日々を綴った冒険録ですが、彼はこの本の中で『孤独は克服できる』ということを書いています。勿論実体験に基づいているのですが、今の自分の『孤独』の種類や事情は違っても、『いつかは孤独を克服できる』という一点ですがるように読んでいます。今までに20回以上は読んでいますが、今回は読みながら今までとは違い、様々な考えや想いが頭をよぎります。いつか『寂しさ』や『孤独』という名の荒野や荒海を乗り越えられる日が来ると信じています。もしかすると次の角を曲がると、そこはもう『孤独』町内の端かも、ということを期待して。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.13
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昨日は昼食を食べ終わったころから、何とも言えぬ怠さと睡魔が襲い掛かってきました。まるで睡眠薬を飲んだ後のように意識がモウロウとして、同時に今まで経験したことのない苛立ちも感じました。正直「これはやばいぞ」と感じるような疲労感と倦怠感、イライラでした。実は困ったことに昼食中に娘から電話があり、ガレ-ジに修理に出している車を引き取りに行くので、一緒に来て欲しいとの依頼があったのです。勿論、何の問題も無いので、いいよ、と答えたのですが。具合が悪いからと言っても娘の頼みを断る訳にもいきません。娘は子供たちの送り迎えや買い物に車は必須なのですから。ちなみに娘の車がガレ-ジにある間は、私の車を貸していました。娘が来るのを待っている最中に、何とも言えず不快な気分になりイライラしてくる自分を制御できなくなってしまいました。単なる疲れから、というものではなく、ここ何年か味わったことのないイラツキでした。娘が来てからも殆ど何もしゃべらずに、ひたすら無言を通しました。何か話そうものなら、どういう言葉、というより罵詈雑言が飛び出して来るのか不安だったので、とにかくブスっとしているよりほかない状況でした。「娘には後で説明すればいい」と思い、全く相手にしませんでした。娘が車を引き取ってから私が車を始動させてからその異変に気がつきました。車がブー、ブーと警告音を鳴らしているのです。慌てて車を止めて前を走っている娘にクラクションを何回も鳴らしました。車の調子が悪いから見て欲しい、ということでしたが、自分が何故かパ二くっていることに気付いていました。これは不味いと…。そして前方に止めた車から娘が降りてくるのを見て、全てを悟りました。前にも同じ音を聞いたな、と。その音はドライバ-に『サイドブレ-キを外しなさい』という警告音なのでした…。本来なら恥ずかしい失態なんですが、その時は「これは本気でやばいぞ」と思いましたね。実はガレ-ジで発進する時に2回もエンストを起こしたからでした。エンストにブレ-キ゚外し忘れ、こんなヘマを繰り返し起こすことなど通常では考えられないことなので、これから高速を走って家に戻る道のりを考えると背筋に冷たいものを感じました。-果たして無事に家にたどり着けるだろうか?しかし一方で何故か全く気にしない自分もいたのです。正気の時の自分ならば、体調が悪い時は速度を落として慎重に運転するのですが、その時は怖いながらも制限速度を超過して運転していたんです! 信じられないけど。こんな体調と感覚が全く乖離した状態で車を運転していたのですから、何かが起こらない訳がありません。実は一か所トラムと交差する場所があるのですが、滅多に来ないトラムと衝突する危険を味わってしまいました。トラムとは20メ-トルほどの距離がありましたが、向うは結構な速度で走っていましたから、2秒遅かったら横っ腹に追突されていました、そういう状況だったのです。ただ、何か神経がマヒしているのでしょうか、本当に危ない目に会ったのに何故か恐ろしかったという気持ちにならないのが不思議でした。その代わり、このまま運転すれば「必ず」事故を起こすという恐れというか確信がありました。その後の家までの数キロは、まるで初心者マークの運転者のようにゆっくりゆっくりと慎重におっかなびっくりで運転を続けたものです。その甲斐あってなんとか家まで大事(´;ω;`)ウッ…なく到着することが出来ました。ホッと一息…。良かった~この様な最悪の体調になったのには当然のことながら訳があります。夜中の3時に目が覚めてから眠れなくなったので、午前4時頃日本の銀行に電話(スカイプ)を掛けました。例の件で4月の22日に『残高証明書』の依頼書の束を送付するといっていたのに、5月7日になっても届かないので心配して確認のために電話したのです。ここ数日、かなり気になってしょうが無かったことなんです。実は7日にある封書が『普通の航空便』で日本から届きました。消印は5月2日でした。つまりわずか5日間で到着したのです。一方で欧州向けなら1週間で届くはずの国際スピ-ド便(EMS=Express mail service)で発送したとの銀行の話なのに、2週間以上経っても家の郵便受けに入っていないのは明らかにおかしいので、本当に22日に送られたのかどうしても確認せざるを得なくなったのです。以前にこのブログでも書きましたが、妻が亡くなって遺産相続手続きの真っ最中にある訳ですが、関係書類の一環として日本の銀行にある私の口座の残高の『証明書』を関係政府機関から求められているので至急必要なのですが、日本のそのメガバンクは、『依頼書を郵送するのでそれに記入して送り返してほしい。記入された依頼書を受け取り次第、証明書を作成して郵送する』との回答でした。この経緯についてはかなりの議論がありましたが、通常とは違う緊急時の対応をお願いするも、『できません』を繰り返すばかりで全く聞く耳を持たない対応には辟易しました。担当者との会話は決して楽しいものではなく、高血圧の持病がある方ならば、間違いなく病院に搬送されるであろう『イライラが募るバトル』なのです。今回だって出来れば電話なんかしたくなかったのですが、依頼書が届かないのでは致し方ありません。担当者と話した結果、投函は22日であること、依頼書の封筒はベルギ-についているはず、とのことまでは分かったらしいのですが、ではどうして配送されないのかまでは不明だそうです。銀行側から日本郵便に問い合わせてみるということで、一旦電話は切りましたが、3時間半後に電話がありどうするか話し合いました。今度はどうも上司が登場してきたようです。しかし話の内容は変わりません。いつものようにこちらから何か提案したりお願いしても『それは出来ません』何故できないのか問うても『お答えできません』じゃあどうするんですか? と訊くと『最善を尽くします』こちらが少々自棄になってブラックジョ-クを言っても『それについては何も言うことはありません』これ、いつもの毎回のことなんですが、まるで禅問答の様な答えしか返って来ません。いや、これこそはAI登場前の出来損ないのロボットとの会話そのものだ、ということに後で気付きました。言葉は違いますが、国会答弁でよく聞く『善処いたします』によく似てますね。最善を尽くす、と繰り返すのでどうするか尋ねると、結局出てくる言葉は『同じ方法で再送します』だけなんですよ。メ-ルでのやり取りばかりでなく、何かを送信したり発信するだけでも『できません』を壊れたテープレコ-ダ-のように繰り返すばかり。理由を訊いても『お答え出来ません』これじゃあこちらの頭がおかしくなっても無理ないですよね?頻りに『申し訳ありません』『最善を尽くします』という言葉を繰り返し繰り返し聞いても、彼らの誠意を感じることは全く『ありません』。それよりもなんか白々しさを感じましたね。もはや怒りとかはありません。ただただ諦めのような心境です。とにかくどうでもいいから『しっかりと』『迅速に』『よく考えて』『納期に間に合うように』『粛々と』仕事をして欲しいです。我が家の『財政』は彼らの手にかかっているのですから。ということで、その日の私は日本のバンカ―たちによって、翻弄され感情を麻痺させられてぼろ雑巾のように疲れ切った挙句、荒野に置き去りにされた一人のシニアのような心境でした。もうこの辺でやめておきましょう2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.10
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相変わらず『相続手続き』で忙しいミステリ-小僧です。昨日から今日の夕方までに6つの不動産屋の訪問を受けました。 勿論、我が家の資産価値を算出してもらうためです。別に6業者に来てもらう必要はないのですが、娘が勝手に予約してしまったもので、全ての訪問が終わった時は流石に疲れましたね。何しろ我が家は地下のガレ-ジと機械室から3階まである細長い建物なので、上ったり下りたりするのが結構大変なんですよ。それを1日少なくとも3回は繰り返すわけですから、夕方になると疲れがどっと出てきてしまいました。土地家屋の資産価値は預金金額と合わせて資産総額を出すのに必要ですが、それは相続税に直結するのであまり高く評価されるのも困りものです。彼らによれば、純粋な資産価値(最低金額)と不動産屋が売却できると考えている金額(最高金額)があり、遺産相続時には当然最低金額を提示することになります。話によれば結構な差があるようです。一つ日本と異なるであろうことがあります。家の中のいかなる増改築であってもコミュ―ン(区役所市役所)に届けなければならないことになっています。内容によっては固定資産税に影響するからです。妻から聞いた話ですが、近所のある家でバルコ二―を設置したのに申告しなかったために、ペナルティ-を課せられたという話を聞いたことがありました。念のために不動産屋に訊いてみると、よくある話ですね、ということでした。実は今の家を買った直後に子供部屋の近くにシャワ-室を作ったのですが、コミュ―ンには申告していませんでした。それについて訊いてみると、シャワ-室は全く問題にはならない、とのことでした。良かった~!さて、結果は来週の水曜日迄には全部出そろうようです!余り高くならないように祈ります…。ひととおり家の内部や庭などを案内した後、いくつかの気になったことについて何人かに聞いてみました。まずは、古くなった我が家は売却前にある程度修理すべきか否か、ということです。修理しておいた方が高く売れそうな気がしたので聞いてみたのですが、不動産屋の意見は「修理などする必要は無い」とのことでした。その理由として、通常新築でない家を購入した人は購入後に大改築するのが普通なので、少々古いからとかは気にする必要は無い、ということの様でした。確かに、売りに出されて購入された家の前を度々通りますが、ほとんどは外壁を残して内部を『破壊』しているようでした。ホントにそういう家が多いんです!ところでもう一つ、将来の私の住まいについても彼らの意見を聞いてみました。私と亡妻の遺産は半分が私で、残りは子供二人で分割することになります。つまり我が家については、相続手続き終了と共に3つに分割され、私が使える金額は今の家の売却金額の半分しかないということです。これは結構重要なことで、不動産屋曰く『売却金額の半分では、今住んでいる区では平屋の小さな家でも一軒家を購入することは無理』と言われてしまいました私が住んでいる区は、ブリュッセル市の中でも治安がいいので土地評価額が高いそうです。そうなると、賃貸か購入するかは分かりませんが、アパ-ト住まいしか今のところ住み慣れたこの地に住み続ける道はないようです。これからの老後の姿が急に見えてきたようで、正直心が沈みましたね。決して楽しいことではない。とは言ったものの、この手の話は後回しにしてもいつかは真剣に考えなければいけないことなので、今回の相続問題が晴れて終了した暁には、考え始めなければならないようです…。あまり気が進まないけど。小さい家なりアパ-トに住むにしても、今の家にある多くのものは処分しなければならないでしょう。家屋もそうですが、思い出のあるものを手放すのは辛いだろうなぁ。特に妻にかかわりのあるものは、どんな物でも持っていたい気持ちが強いのだが。これからの自分は、住む所ばかりではなく持ち物さえも身分相応に削ぎ落して最小限にしていかなければならないのでしょう。こういう寂しくも侘しい気持ちは、もし妻と一緒ならばむしろ楽しみながら暮らしていけたのではないかと思うと、一人暮らしの寂しさが一層込み上げてくるようでやり切れません。やっぱり一人暮らしは寂しい。世の中の一人暮らしのシニアは、いったいどんな気持ちで日々過ごしているんだろう、と思わざるを得ません。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.08
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昨日は昼前から娘が孫2人を連れてきてくれました。元々来る約束だったので楽しみにしてはいたのですが、まさか昼前から来るとは思わなかったので、びっくりするとともに嬉しかったなぁ。妻が治療中は感染症がうつることを恐れて、孫が家に来ることは昨年のいつからか途絶えていました。多分夏前からだと思います。妻は裁縫が得意だったので孫用の洋服などを縫っていましたが、目の前で寸法を測ったり孫に着させて出来栄えを確かめることも出来ずに、ひたすら服などを縫っている健気な姿を居間で見つめていて、心底可哀そうだと感じていました。一方で孫のエタンは我が家にある遊び場、通称パルク(公園とか遊び場という意味です)で遊ぶのが今でも大好きで、我が家に来ると真っ先にそこに飛んでいくくらいです。昼食も含めて4時間くらい遊んでビデオを見たりして遊びを満喫した後、後ろ髪を引かれるようにして帰っていきました。 ディズニーのビデオを見ているエタン本当を言えば、もっとゆっくりしていっても良かったのだけど、娘の家のこともあるしそうもいかないのが残念。しかしである、帰ってから初めてお尻の筋肉が痛いことに気付いた…。日ごろ使っていない筋肉を、この時は結構酷使したからなぁ。そう言えばこの日の昼食時に、ちょっとしたハプニングがありました。前の晩にゆでた卵を食べ忘れてしまったので、冷蔵庫に入れておいたそれの殻をむいて電子レンジで適当に加熱して取り出した直後、どういう訳かその卵が破裂して四方八方に跡形もなく飛び散り、そのショックで卵をのせていた皿を床に落とすという失態を演じてしまいました。ビックリしちゃいましたよ!いやあ、卵をレンジで温めてはいけないんですね、知りませんでした。一歩間違えれば、破裂した卵が顔に当たったり目に飛び込んだりしたらと思うと、ぞっとしますね。さて孫たちが帰った後に、酷使した体にご苦労様と労わる意味で、大好物のProfiteroleを食べました 美味しかった ごっつあんでした疲れた体に甘味は最高ですなぁ(^^♪2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.07
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このところずっと雨続きだったので、気になっていたんです。特に、夜に強い雨が降っている時はどうしても心配になってしまいます。我が家のガレ-ジは地下にあり、家の前の歩道からちょっと急な下り坂になっているので、雨水がガレ-ジに向かって流れてきます。勿論ガレ-ジ前には下水に繋がる側溝がありますが、大雨の時には雨水が側溝から溢れて、最悪の時は水がガレ-ジ内に入ってくることがあり、過去20年で数回ありました。まあ入ってくると言っても酷い時で数メ-トル中に入るだけで、大きな被害にはなりませんでしたが、それでも濡れたものの後片付けは必要となりますから、結構大変な作業です。それにガレ-ジに隣接して洗濯機や冷凍庫などと共にボイラ-も設置されているので、豪雨が何時間も続いて浸水してきたらそれこそ大被害という事態にもなりかねません。だから夜間の大雨時は心が休まらないんです。それに溝が泥土や枯葉でつまってしまうと浸水の危険が増すので、年に2回ほどは側溝を奇麗にしておかなければならないんです。実はこの作業が嫌なんです。記憶によれば前回側溝掃除をしたのは去年の夏頃だったと思うので、半年以上は経っており早急に掃除しないといけないなぁ、などと夜中にトイレで思いだし憂うつになって眠れなくなってしまいました。思い出したら運の尽き、ということで次の日つまり昨日に決行することにしました。幸いにも昨日の午前中は薄日が差す天気で、どぶさらいにはうってつけの天気となりました。側溝の汚れを掃除する前に、最も嫌な作業を先ずかたずけることにします。下水管の中に手を突っ込んで異物を取り出すことです。下水管と家から注ぐ管を念入りに…。この作業が大嫌いなんです何が嫌ってとにかく臭い! マスクをしても匂ってくるし…。それに泥水(ハッキリ言えば汚水!ただしトイレの汚水ではありません!)の中に、たとえ二の腕まである長いゴム手袋をしているとはいえ、汚水(綺麗に言えば生活用水)の中に手を得れるのは勇気がいります、ホント…。死ぬ覚悟で汚水の中に手を入れたものの、獲物は殆どなかったので拍子抜けしてしまったほどです。これが終わると後は側溝の汚れ掃除です。まず汚れた長手袋を外して、別のごく普通のゴム手袋をはめて泥土や枯葉などを取り除いて終了です! 勿論、後片付けはありますが。 まあ、こんな写真どうでもいいんだけど…。これであと数か月は豪雨が来てもまあ安心ですな。一安心です一仕事終えた充実感がありますよくやった、と自分を褒めることにします。ご褒美として買ってきた小さなケーキを食べようっと! ごっつあんです汚いものついでで恐縮ですが、一昨日の金曜はゴミ収集の日(木曜の夜に外に出す)でしたが白袋の収集車は収集に来ませんでした。時々あるんですよね、こういうことが。問題は木曜夜から土曜午前中まで、多くの家でゴミは出しっぱなしでしたから(うちもそうです!)、当然の結果として金曜朝と土曜朝は歩道と車道が、いつも以上に派手に散乱したゴミに覆われていました。 あまり奇麗なものではないので、ピンボケ気味にしています。当然ながら誰かが片付けなきゃならないんですが(勿論、出した人が)、大変なんですよねゴミ拾うのは…。本当は白袋は頑丈な黒いプラスチックボックスに入れる決まりなのに、この人たちは入れていなかったので、同情する気持ちにはなりませんが。毎朝散歩に出る度に出くわすこの光景…。何とかならないものでしょうか?犬のフンと合わせて、これがブリュッセルの汚点なのか名物なのか、どっちでもいいけど何とかして欲しいものです、ホント!2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.05.05
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