2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全4件 (4件中 1-4件目)
1
![]()
ふるさと60年【送料無料】道浦 母都子 文金 斗鉉 絵福音館書店終戦直後の1946年から1996年までの、ある町の文化や人々の暮らしの変貌を描いた絵本です。建物、乗り物、道路、橋、服装、子どもの遊び……時代の流れの変化をおじいちゃん、おばあちゃんが孫に語りつぐ具合に進みます。おじいちゃんたちは、赤ちゃん…子ども…学生…サラリーマン…高齢者へと、人間も年を重ね、子どもが生まれ、さらに孫が生まれました。村はやがて町から街になり、遠くを走る電車が新幹線になって、高速道路も建設され、都市へと発展していきました。新幹線の形式も変化していく細かさです。子供たちを取り巻く環境の変化も感じられます。めんこ、ゴム跳び、紙芝居、駄菓子屋、自転車の三角乗り、川遊びなど大人は子供の頃の遊びを見つけ、子どもはやったことのない遊びを感じられます。戦後日本が歩んできた開発の道のりってなんだったのか、これから向かうべき未来の姿はどのようにあるべきなのかをじっくりと考え、家族やふるさと、自然の大切さを考えるきっかけにして欲しい、そう思います。最後には昨年の大震災にも触れ、津波や原発事故への思いも感じられます。開発によって失われつつあるふるさとの風景、よもや失うことなどあるまいと思っていたふるさとの風景、いろんなふるさとの風景に思いを馳せ、ふるさとを未来へ語り継ぐ絵本です。ふるさとのこれまでの60年間を語り継げたように、子供たちが60年後に語り継げるふるさとがあることを願わずにはいられません。
2012.03.25
コメント(0)
![]()
あのひのこと――Remember March 11,2011葉祥明 絵・文東北地方の海辺に住んでいた一人の少年2011年3月11日に発生した東日本大震災。突然襲った大きな揺れ、サイレンとともに襲ってきた大津波。家族と離れ離れでひとりぼっちになってしまった少年。ひとりぼっちで迎えた不安な夜家族に会えるか不安な日々何もなくなってしまった町や村を眺めた日そして家族との再会でも、海に漁に出ていたおじいちゃんだけは・・・それでも海を見つめる少年。海辺で出会った一匹の犬。その犬につけた名前は・・・その名前は悲しい思いもあるけど、やはり見慣れた海への想い、希望への一歩。一人の少年が体験した「あのひのこと」を軸に、家族の絆に支えられ、希望の光を見出すまでを、葉祥明さんのいつもの明るいカラーとは違う雰囲気で描かれています。全編英訳付きなので、外国の方にも地震や津波を伝えるメッセージになると思います。3/15発売なのですが、大きな書店ではすでに店頭に並んでいます。さっそく読みました。たくさんの子供たちが同じような体験をしたのかと思うと涙がこみ上げてきました。この少年が、悠真だったら、なぎ君だったら・・・多くの方に手にとって読んでいただきたい。地震の恐怖を、津波の恐ろしさを風化させないために、語り継ぐためにとても大切な1冊だと思います。
2012.03.18
コメント(0)
![]()
【送料無料】新幹線のたびコマヤス カン 作・絵朝、6時15分。まだ明けきらない新青森駅のホームから新幹線『はやぶさ』にのって、はるかちゃんとお父さんの旅は始まります。これから3つの新幹線を乗りついで、鹿児島のおじいちゃんの家まで行きます!日本地図をそのまま広げたような絵本で、新幹線の走る姿を順に追っていきます。海沿いを走ったり、山のトンネルを抜けたりしながら、各地の名所や風景などが丁寧に描かれていて、日本列島のさまざまな風景がたのしめ、はるかちゃんたちと一緒に旅をしているような嬉しい気持ちとなりました。というのがこの絵本の特徴なのですこの絵本は2011年の3月に出版を控えていた時、東日本大震災が発生しました。ですから、絵本に描かれている宮城・岩手・福島の太平洋沿岸は震災前の景色です。絵本の中心である東北新幹線はご存知のように東日本大震災で被害を受けました。宮城・岩手・福島の太平洋沿岸は津波で甚大な被害を受け、多数の方々が亡くなり、景色も一変しました。あまりの被害の大きさから、、一時、販売が見合わされていたようなのですが、販売が再開され、作者のコマヤスカンさんの著者印税および講談社のこの絵本による収益の一部(売り上げの5%)を、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義捐金に寄付することとなったのです。この絵本に描かれた東北沿岸の景色を忘れないためにも貴重な絵本だと思います。日本の美しさを語り継ぐと同時に、震災を語り継ぐ1冊としてお手元に置かれるのもいいかと思います。
2012.03.11
コメント(0)
![]()
【送料無料】せいぎのみかた(ドラフラ星人の巻)みやにし たつや 作・絵学研「ある星」に、目的があって宇宙からやってきたかっこわるいドラフラ星人。言葉が通じないために敵と勘違いされてしまい、「ある星」のひとたちには理解してもらえません。『悪い宇宙人がやってくる』と必死に話しても言葉が通じず、食べられると思われてしまいます。そこへ、言葉が通じるかっこいいスペシャルマン参上!ドラフラ星人と戦い始めました。「ある星」の人々は、スペシャルマンを応援します。ドラフラ星人は体中にビームを受けますがよけません。その様子を見ていただれかが言いました。「も、もしかしたら ドラフラ星人は わたしたちをまもっているのかも・・・」気がついた人々はドラフラ星人を応援し始め・・・この絵本も涙無くしては読めない絵本です。ドラフラ星人が「ある星」にやってきた目的とは一体なんでしょう。この絵本は開いて一番最初に伝えたい事がドカーン!と書かれています。これは子どもへのとてつもない愛情のあるメッセージです。そして帯には「あなたは人を見かけで判断していませんか?」こちらは子どもに訴えかける、というよりも、一緒に読む大人に訴えかけてる!見た目にとらわれ始めたお子さんと、力が強いことがかっこいいと思い始めたお子さんと、ご家族一緒になって読んで語り合ってください。この絵本が伝えたい本当のことを感じ取ってください。福島から避難してきた子供たちへのいじめや入園拒否など、今、何が本当に大事なのか、この絵本を読んでみんなで考えられたら、そう思います。
2012.03.04
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1