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長かったエカさんのお話もやっと終わりを告げ、ホッとしています・・・(笑)。 彼のことを書く、これに関しては色々な理由がありました。「バリ人」 という人たちに関して、まだ多くの人が誤解している面があるように思うんです。 確かに日本に比べたら 彼らは不真面目でお気楽で、外面ばかりがよくて・・・という風に見えてしまうかもしれません。 実際そういうバリ人は多いんです。これは認めざるを得ません。 そして認めたうえで、なお私には見えてくるものがありました。 バリ人の全てが不真面目という訳ではありません。日本人だって、今一人一人必死で個性を出そうとしているのに、外国の人から 「日本人は無個性だ」 とか、「周りの人が着ている物を着る。そういう人種だろう?」 と言われたらイヤですよね。 つまり一つの人種をひとまとめにして欲しくない。「総体的に見て」 とか、 「そういう人もいる」 という大切な一文が、バリ人のことを語る時抜けてしまっているように思うんです。 一人一人をちゃんと見てみてください。 レストランの前でボスを待つ時、寝転がって挨拶もしない運転手さんもいれば、エカさんのように礼儀正しく座っている子もいる。 一日で家の中のカメラを盗んで出て行っちゃったお手伝いさんもいれば、ノーラさんのように何とかボスの役に立とうとするお手伝いさんもいる。 ビーチで女の子をナンパしては お金をもらおうとする男の子もいれば、亡くなった初恋の相手に花を贈り続ける青年もいる・・・。 バリ人にまつわる色々な悪評をひっくり返すために、私の周りのスタッフたちは私の周りに集まってくれたのではないかと思う。そしてそれを伝えるのが私の使命なのかな、とも・・・。 いいスタッフに恵まれたことを自慢させていただいた数週間ですが、その中のメッセージを受け取ってください。 どうか、バリ島の中にこういう人たちがちゃんといるんだ、ということを解ってあげてください。 今回はそういうメッセージを込めて、笑いあり、涙ありで書かせていただきました。またいつか書こうと思っています。 さて話は変わりますが、ブログ内では初公表! INORIが日本の横浜、大阪で行われるバリショーに出展することとなりました! そしてそれに合わせ、私も3年ぶりに日本に帰ることになります。この期間にバリでレイキのセミナーを申し込んで頂いたたくさんの方に、日にちを変えていただくなど大変ご迷惑をおかけしています。 6月16日~7月10日まで、私たちブラン・バトゥ一同はバリ島から脱出していますので、この期間バリ島でのレイキセミナーはお休みとなります。本当に御迷惑をおかけします! INORI・・・は私のお店ではないのですが、プロデュースさせていただいた私の愛すべきスペースです。 この空間が日本に上陸・・・! これはいてもたってもいられない!ということで、私も会場に顔を出すかもしれません。横浜、大阪での街中、新幹線の中、あっちこっちでチーム ブラン・バトゥ&INORIが神出鬼没! 果たしてあなたは見つける事が出来るかな!? なーんてね(笑)。 「あ!あれ 怪しい!あの一団だ!」 と思ったら、気軽に声をかけてくださいねっ! ヒント:今うちの主人は 自分で自分にパーマをかけ、居眠りをしてしまい 「かけすぎましたー!」 と言うので見たら、 「弁護士のくず」 になってました・・・(涙)。「中身がトヨエツじゃないのに あの頭は!!」 ときたら110番・・・。 で、INORIのスペースがどういうものなのか・・・。 ブログでも少しお伝えした事がありますが、明日から 「INORIの実態!」 。 これでINORIの全貌が明らかになる!! 乞うご期待。(←オーバーです)ではまた明日。
2007.05.22
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20代にしておじいちゃんのような彼の落ち着き、その謎が解けた時の話を昨日は書かせていただきました。 エカさん今日も真面目に働いています。 「八兵衛」 の時に少し書きましたが、バリ島ではお手伝いさんにしても、運転手さんにしても 真面目に働くかどうかより、もっと大切な事が 「外に秘密を漏らさない」 だそうです。 ところが実際運転手さんというのは、用事やお使いで外に出る仕事だし、ボスたちが食事をしている時は駐車場にあっちこっちの運転手が集まって情報交換するんですね。だからバリ島のあらゆる情報は運転手に聞け!っていうくらい、彼らの情報網はすごい。 でもその中に 「ボスの家の事情」 「ボスの仕事の儲かり具合」 みたいなことを喋るのは御法度なんですって。ところがやっぱり八兵衛みたいな人も多いらしくて、 「うちのボスは奥さんが母国に帰ってる間にスタッフのお姉ちゃんを家に引っ張りこんで・・・。」 なんていうブラックヘビーなトップシークレットをぶちまける人も・・・!(笑) 運転手としてのというより、人間としての品格が問われる駐車場での時間。エカさんも もちろん彼らとよく話しています。何を話してるんだろーなー。エカさんのことだし、うちの秘密(←ない)は漏らさないだろう・・・。 でもいつもレストランから私たちが出てきた瞬間、よく他の運転手さんたちが意味ありげに微笑んでいるんですよ。 ん?何だろう・・・友人Yのメガネギラリ・・・。 「エカさん、あんた何かバラしたんじゃないだろおね?」 「いえ、何も・・・。」 ほんとーかなぁ~。気になったある日、抜き打ちで駐車場にいた数人の運転手にちょっと聞いてみたんです。そしたら 「あなた方の運転手は、自分のボスは世界一だ、何があっても守り抜くつもりだ、って自慢するんですよ。」 ですって。 エカさん・・・嬉しいじゃ・・・いや、恥ずかしいじゃないですかぁー♪(疑ってごみんねっ♪) そんな自慢を書きまくってる私もおかしいのですが(笑)。 ところがね、そんなエカさん、つい1週間ほど前 うちの主人にしこたま怒られる事をやらかしたんですよ♪ ズバリ!エカちゃんの過ち(笑)。 エカさんはこの前書いたように、恋人スリちゃんとトゥバンのコス(アパート)に住んでます。ところがこの前私に、 「実は友人に頼まれて、夜留守番の仕事をしてるんです。」 って言うんですよ。 「は?どういうこと?」 聞いてみると、シンガポールから帰ってきてスパを開いた友人が、そのスパのセキュリティー ほっとくと仕事サボるから夜スパに寝泊りして見張っててくれないかって言うんですって。 セキュリティーのセキュリティー?(笑)。さすがバリ・・・無駄な事してるね・・・。 で、エカちゃんは何と2ヶ月もそのスパで寝泊りしていたそう。 「もちろんそこでちゃんと休んでますから、こちらの仕事には影響ありません。」 ・・・・って言うけど、エカさんサイボーグじゃないんだし・・・。確かに2ヶ月全く私たちも気がつかなかったくらいですから、全く仕事には支障はなかったみたいですが、一応これはうちの主人に通しとこう、と思ったんですよね。 私たちはてっきり主人が 「あ、そう。まぁ疲れないんならいいよ。全くプライベートな時間に何をしてても、どこにいても、それはエカさんの自由だから。」 てなことを言うと思ってたのに、実際は違いました。 下を向いて静かに聞いていた主人。 「ちょっとエカさん呼んできて。」 うっ・・・ヤバイ雰囲気。恐る恐るやって来たエカさんに、主人は 「エカさん、ボクは君を信用しているんだよ。人間として、そして男として。ボクは一人の男として、運転手である君を尊敬する部分がある。それはね、君が恋人をとっても大切にしている事なんだ。 ボクの勝手な観念だけど、男っていうのは女の子を守ってこそ男なんだよ。一人の女性を愛して、守っていく事がどんなに大切な事か分かるだろう。 頭のいい男というのは、他の女の子とちゃらちゃら遊んだり、浮気したりしないもの。君は頭がいいからそういうことをしないのは知っている。ボクはそういう男を男と認めないからね。 でもね、愛する恋人を一人トゥバンのコスに残して、他のところで寝泊りしてたなんて、一体どういうことなんだ。女の子が一人ぽっちでいることが心配じゃないのか? 一緒に住んでいるという事は、その子のご両親もエカさんを信用してるってことだろう?君のいない時に何かあったら何て言って謝るんだ。 プライベートなことに口を出すようだけど、ボクは男として人間として好きな運転手に運転してもらいたいんだよ。清く、正しくあれ、なんて言わない。でも男として好きな人を守れないようなら、そういう目でこれから君を見るよ?」 私のヘボヘボインドネシア語で通訳して どこまでエカさんに通じたか解りませんが、さっき主人が言った通り、彼は頭のいい男です。深く何回も頷きながら 「すみません・・・スリの 『いいよ』 の言葉に甘えて、友人の頼みを毅然と断る事が出来ませんでした・・・。」 彼の目には涙がにじんでいました。 仕事の事で怒られることはほとんどないスーパードライバー。 しかしどんなにミスが少なくても、信頼して命を預けるには、それなりに理解できる人物でないとイヤだ、と主人は言います。主人はこの若い青年を信頼したいんです。だから怒ったんですね。 「君の友人関係の何かで、最終的に彼女を寂しがらせている。寂しくないよって言っても、それは君のために言ってくれてるんだよ。帰って聞いてごらん。本当は寂しかったって言うと思うよ。」 怒られ、諭されて、泣き崩れそうなエカさん。 ボスに高額な値段をふっかける店のバリ人に・・・ボスの車に当たってくるバイクに、すごい剣幕で怒りまくるヒーローも、この時ばかりはとてもとても小さく見えました(笑)。 夜、スリちゃんから私に電話がありました。 「イブ、ありがとうございます。エカもとても反省して、誤ってくれました。ボスたちのおかげです。」 「いえいえ、私たちこそごめんね。あなたたちのプライバシーに首を突っ込んで。でもうちの主人、どうでもいい人がパートナーを泣かせていたって怒らないと思うよ。エカさんだから怒ったんだと思う。他の人なら ただ軽蔑するだけで何も言わない、ドライで冷たい人よ。あなたの恋人はうちの主人にとても大切にされている、ということだと思うよ。ビッグボスじゃないのに、世界一のボスだって言ってくれてありがとう、って伝えてね。」 寂しいのに、我慢してたスリちゃん。良かったね。 今回の事で、エカさん 長く一緒にいるからって女の子の優しさに甘えちゃいけないんだ、と目からうろこが50枚ほど取れたらしく、より男らしくなった気がしますね(笑)。 それにしても、うちの主人・・・。あの人もしかしたらイギリス人・・・?(笑) 確かに私を泣かした事はない。自分の運命に私を巻き込もうとしない。どちらかというと、私がいつも主人を巻き込んでいる・・・(笑)。 出かける時は必ず私と一緒。男同士で飲みに行ってくる、とかそういうのしない人で、本当に外国人みたいなのですが、いくら誘っても誰とも付き合わない主人のおかげで、周りからは私が 「恐妻」 だと思われている・・・(泣)。い・・・いいのか悪いのか・・・。 そんな主人が初めてエカさんにあんなに怒ったのを見て、妙に私が嬉しくなってしまいました。主人の、私への愛と エカさんへの愛を、両方感じる事が出来たから。 なーんて、ちょっと自慢ですね。すみません!(笑) 友人Yの 「へっ!」 っていう声が聞こえてきそうです(爆)。 さて、そんな友人Yの懇親の一撃。タイトル 「エカよ・・・永遠に」 写真集最終章。 一枚目は、友人Yにパソコンの使い方を教わる 「パソコンが使えないスーパードライバーエカ」 編。 2枚目は、INORIで税理士とミーティング中のエカちゃん。ホワイトボードの隙間から友人Yのレンズが光る。タイトル 「税理士のくせに見た目ちゃらんぽらんな男に、自分の清潔感を見せびらかす いやらしいスーパーウルトラモテモテドライバー」 。3枚目は、私たち二人でぎゃあぎゃあポーズをつけさせて、嫌がるのをムリヤリ撮った「頭脳明晰男前運転手 偉そうぢゃないか」 編。 これもポージングを無理やり注文し、はいストーップ!で撮った写真。「韓流スターのようにおば様たちを一撃で捉えるスーパーセクシーアイを持つ運転手(月給安し)」 編。(タイトルは私の魂の叫びに従ってつけまちた♪)「だからさ、こーやんのよ、こう!」 と、まずポーズを自分でとって見せる友人Y・・・君の人生はそれでいいのか・・・(涙)。 では私のきめ言葉を今日は彼に言ってもらいましょう。これはひらがなを勉強している彼が書いた文字・・・ぷぷっ!わ・・・笑っちゃいけません!いけませんってば!(爆) 訳:こんばんは。ぼくはエカです。コメントありがとうございます。がんばります。ではまたらいしゅう。お楽しみいただけましたでしょうか。それではまた来週。
2007.05.18
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大人気 エカさんシリーズ第4弾は、「エカさんの過去」 。 わぁぁ~~なんて意味深なんでしょう♪と、ワクワクしている女性陣のお顔が見えそうです(笑)。 実は今回、本人の承諾を得て書かせていただく彼の過去は、ちょっぴり悲しい物語なんです。どうか聞いてあげてください。 初めからずっと・・・今も変わらない 彼の不思議な落ち着き、誠実さ・・・。でも私もカウンセリングをしている身。出会った時から、そんな彼に ほんの少し ある種の違和感を感じていたんです。 そう。たった24歳で(当時)こんなに真面目で落ち着きがあるなんて・・・。 そんな人もまぁいるんじゃないの、なんて周りは考えてたみたいなんですが、私の中にはこの年齢でこの落ち着きはおかしい・・・彼は何かを隠してるんじゃないか、と思ったんですね。 それでなくても無口な人です。しかもいくら雇い主だからって、運転手の過去や家の事情を根掘り葉掘り聞くなんて出来ない。そんなのルール違反ですよね・・・。 だから24歳にしてこのジーサンくさい(笑)青年のこと、気にはなるけどそっとしておくことにした私たちでした。 しかしある時、お祭りでもないのに実家に一日だけ帰りたい、と言ってきた事があったんですね。一応雇う時に 「お祭り、家の人の病気、お葬式以外には休みは要りません。」 という約束をしていた彼が、理由をあまり言いたがらずに帰ろうとしたので、これはご実家のご家族に何かあったのかもと思い、私たちはとても心配しました。 しかし彼は 「いえ、大丈夫です。父が少し・・・。」 明らかにウソをついている顔です。 少し寂しかったけど、何か事情があるのだと、私たちは彼にお休みをあげました。 彼は静かに頭を下げ、遠いシガラジャの実家に帰り、1日経った次の日 また普通に仕事に復帰したのです。 その顔は全くいつものエカさんで、相変わらず静かに、そして黙々と仕事をこなしているように見えました。でもふとした瞬間、本当にふとした瞬間ですが、彼の目が遠くを見ているような気がしたのです。 そして、友人Yのメガネはまた光る・・・ギラリ(笑)。 「エカさん、アンタ何か隠してるでしょ。」 プライバシーに首を突っ込む権利はありません。ただ24時間近く一緒に仕事をすることもある大切な運転手は、ご両親からお預かりした大切な息子さんでもあるのです。様子がおかしい時は、冗談のような感じで軽く様子を伺う。これも大切なことのような気がしました。 エカさんは少し悲しそうに笑いながら、話し始めてくれました。 その話とは、こうです。 まだエカさんが16歳の時。お祭りで知り合った美しい少女に、彼は恋をしました。その少女もエカさんを好きになり、バリのある小さな村で一つのかわいらしい初恋が生まれたんです。 カップルといってもまだ子供。学校の宿題をお互いの家で教えっこしたり、本の貸し借りをしたり・・・。少年と少女のほほえましい恋は、周りの人たちからも見守られ、いつの日か二人が大人になった時 きっと結ばれるのだ、と誰もが思っていたことでしょう。 しかし しばらく経ったある日、彼女は倒れて病院に運ばれてしまったんです。 検査結果は・・・ガンでした。 入院して日ごと痩せていく少女。 エカさんは毎日病室に通いました。彼女を元気づけるために。 毎日お寺にも通いました。彼女の命を救ってくれるよう、神様に祈るために・・・。 しかし彼女の容態は悪くなるばかり。当時のインドネシアには、まだまだガンという病気に太刀打ちできるほど高いレベルの医療設備も技術もありません。 エカさんは早朝一番に病院に行き、帰ってきて水を浴びてから学校に。そして学校が終わってからまた病院に行く、という毎日を繰り返していたのです。 が、ある日、その病室で 彼女はエカさんの顔を真っ直ぐ見てこう言いました。 「エカ、私はあなたをとても愛している。でもごめんね。私はあなたに一生付いていてあげることは出来ない・・・。」 「何言ってるんだ。」 と泣くのを我慢して病室を出、家に帰ったエカさん。 そして学校に行くために水を浴びたその時、家の電話が鳴り、彼女が亡くなった事を告げられたのです。 たった18歳。 たった18歳の若い命の終わりでした。これから咲くはずだった少女の華やかな人生は、このバリ島の小さな病院で散ってしまったのです。 エカさんの悲しみは深く、両方の家族が心配するほど彼は毎日泣き暮らしました。 愛する人を亡くすという悲しみを味わった彼も、その時まだ同じ18歳。たった18歳です。 少年と少女を襲った悲劇は、少しずつ周りの人の記憶からも消え、エカさんだけが辛い思い出から抜け出せずに3年も立ち直れなかったと言います。 自暴自棄になり、反抗し、荒れ放題の3年間。 涙を拭いて、 「これじゃいけない」 と立ち上がった時、彼は少年から大人になったのでしょう。 その後、彼は新しい恋をし、今スリちゃんとトゥバンで仲良く暮らしています。 「・・・・・昨日が、その彼女の命日だったんです。」 私は涙が止まりませんでした。 『私よりもずっと若いこの青年の不思議な落ち着き、ある種悟ったような静けさをたたえる眼差しは、こんな出来事を乗り越えたからなのね・・・。』 私の口からなぜか 「ごめんなさい。」 という言葉が出てきました。 その少女が亡くなった時、まだ私は日本にいて、エカさんとも出会っていなくて、仕事をして、幸せで、きっとその日も笑っていた・・・。遠い日本で。何も・・・何も知らなくて。 助けてあげることも、慰めてあげることも、一緒に泣いてあげることすらできなかった・・・。 当たり前のことかもしれませんが、それでも私は、私の知らない時、知らない所で、まだ若かったこの青年がこんなに深い胸の痛みを味わっていたなんて・・・。そう思うと、泣けて泣けて どうしても 「ごめんね。」 という言葉が出てきてしまったのです。 「今、スリを心から愛しています。でもたった18歳で亡くなったあの子の魂が安らかであるよう、命日にはお墓に花を届けに行くんです。」 その命日のお墓参りには、スリちゃんも一緒に行くそう。 毎年彼女のお墓の前でエカさんはどうしても泣いてしまう。でもその時スリちゃんも一緒に泣いてくれるんですって。 自分がこれから死ぬというのに、残される少年のことを心配し、 「ごめんね。」 と言った18歳の少女。 愛する人の過去を全て受け入れて、共に泣いてくれるスリ。 亡くなった少女の命日に、9年間も花を届ける青年。 そしてこの青年は、今年も、来年も、ずっとずっと少女の命日には花を届けるのでしょう。 先日エカさんに 「エカさん、死んだ人ってお墓にいると思う?」 と聞いてみました。 「・・・・・分かりません。でもお墓がなかったら、どこに花を供えていいか分からないので。人は死ぬとどうなるのでしょう、ボス。」 「分からないけど、私は大好きな歌がある。その歌は、キミの愛した人が今、風になって、光になって、キミに降り注いでいるって歌ってるよ。」 「・・・・・はい。分かります。」 少し目を閉じて、頷いたエカさん。 過去の癒しだ何だと言って、彼が少年時代 自分で乗り越えた傷を、今更 私が癒してあげよう、なんて思いません。 だから想うだけにします。 名も知らぬ清らかな少女。 願わくば、 どうか千の風になって 千の風になって バリ島の青い空を吹き渡り、 この青年を見守ってあげていてください。 千の風になって・・・。ボスたちの食事の間 レストランの庭を眺めているエカちゃんを、友人Yが隠し撮り(笑)。「エカちゃん、あんた色々あったんだね。偉いよ、あんた・・・。」友人Yのメガネの奥が涙でキラリ・・・。泣きながらシャッターを押す友人Y・・・あんたはエライ・・・!ではまた明日。
2007.05.17
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ウチの運転手エカさん。初めて家に来た時、玄関先に入ってくるエカさんを2Fの窓から見たお手伝いノーラさんが開口一番 「ボ!!チャカップ!(かっこいい!)でも・・・ノーラはもう年だから・・・。」 と恥ずかしそうに言ったので、私と友人が(注:ノーラさんは40歳) 「ちょ、ちょっとノーラさん!あんたダンナもいて、子供もいて、何言ってんの!?」 って大笑い。もう年だからって、何だったんでしょう・・・(汗)。 しかし、ラブラブダーリンと住み込みで働いているノーラさん40歳の頬を赤くさせるエカさんもすごい!(笑) そう、彼はとてもモテるのです。働き始めてすぐ、当時働いていたノーラさんの娘ヘニーちゃんが一目惚れ・・・。 このノーラさんの娘さん、豊満というか何というか・・・すっごくごついんですね。大柄で。で、ちょっと面白い子で、しぐさが小さな子供みたい。ノーラさんに怒られたらギャアギャア赤ちゃんのように泣くし、歩き方もすごく変わっていて、彼女が歩くと 「地震か!?」 とびっくりするほどの振動が・・・(笑)。 大きな5歳児に見えるのですが、やっぱり20歳の女の子。 真面目でかっこいい運転手を見て、恋に落ちても不思議はありません。 ヘニーちゃんのアタックは、それは凄まじいものがありました(笑)。 仕事終わりでアパートに帰ろうとするエカちゃんに、お茶やお菓子の大サービス。もうファーストクラス並みの扱いを受けるエカちゃんは ほとほと困って、ヘニーからの攻撃から逃げるように 仕事が終わったら秒速で帰るようになっちゃいました(笑)。 で、ある時ヘニーちゃんがバスタオル一枚巻いただけの姿でエカさんの周りをウロウロしたという事件が発覚し、ヘニーちゃん 両親に死ぬほど怒られ、私たちとしてもヘニー&エカの攻防を面白がって見てる場合でもなくなったため、悪いけどヘニーちゃんにジャワに帰ってもらうこととなったんです。 ヘニーちゃんにはかわいそうだったけど、どう頑張ったってエカさんにはちゃんと恋人がいるのです。面接の時の私の推測通り、とってもいい子が。 で、一安心のエカさん、これでややこしい毎日とはおさらば♪ へニーちゃんのアタックから逃れられ、また仕事に集中できると思っていたのもつかの間、ちょっと恐ろしい事件に巻き込まれたのです。 いえ、正確にはエカさんがではなく、エカさんの恋人スリちゃんが、です。 ヘニーちゃんがジャワに帰ったその直後、なんとスリちゃんの右足のヒザの辺りがいきなりパンパンに腫れはじめ、その部分の色はどす黒く変色・・・! その黒さがね、普通の 「焼けた」 とか、そういう黒じゃなくて、本当に鉄のような黒なんです。 ここはバリ・・・。こういう場合、病院に行ってお医者さんに何と言われるか分かります? 「ああ、これはブラックマジックですね。」 そう、バリ島では未だにブラックマジックが一つの文化といっていいほど根付いています。 これに関して最初私は自然療法士として、またエネルギーワーカーとして、理屈で捉えようと必死でしたし、解明していけばいくつかの例が 「人間の体も心もエネルギーでできている」 と理論づけるなら不思議でも何でもなく、当たり前に起こる出来事なのです。 が!! 私はいつも受講生さんに 「エネルギーワークを勉強する上で、人の思念や意志が距離や時間を越えて他人の体に影響を与えることがあるのは理解して欲しい。でもね、だからといって もしあなたの体が急におかしくなったとしても、これはきっと誰かのせいだ、私に向けられるあの人の思念なんだわ、なんて思っちゃいけませんよ。」 と、口うるさく言っています。それだけは口うるさく。 精神世界が流行り始めた日本では、結構 疲れや不幸を誰かのせいにすることを肯定する兆しもあります。そして医学も教育も発展するのが遅かったバリでも、病気や事故をすべて悪霊や妬みのせい、つまりブラックマジックだとして、治癒や問題解決にホワイトマジックで対抗するという文化があるんです。 彼らは知らないかもしれないけど、突き詰めて解明すれば理にかなっていることもある。たださっきも書いたように、簡単に誰かのせいにしてしまうのは間違っているように思うんですね。 この一件もそうでした。バリに住んでいていくつかのこういうケースと遭遇しましたが、スリちゃんの足はまさに 「そういうケース」 でした。 ところがエカさんは、彼女がそうなっていたのを私たちに黙ってたんです。 バリで働くスタッフって、すぐ自分の家族の病気を伝えるのですが、エカさん ボスたちの仕事の障りにならないよう、隠してたんですね。なんと2週間も。 ところがそんなの隠しきれるわけはない。スタッフの顔色の変化に気がつかない私たちではないんです。甘いね、エカさん(笑)。 「あんた、何か隠してるでしょ?」 友人Yのメガネきらり・・・。 追い詰められたエカさんは、一部始終を話してくれました。どう考えても、ヘニーを辞めさせたその次の日から・・・そしてヘニーの出身地マドゥーラはブラックマジックのメッカ。 普通のほとんどのバリ人なら、はっきりとヘニーが関わっていると口にするのをためらいません。でも彼は違いました。 「医者やバリアンは、はっきり女性からの妬みだと言いました。でも自分は解りません。断定なんか出来ないと思います。」 こういう青年を雇ってよかったなぁ、と思いました。 「でもねエカさん、何で言わなかったの?キミ、私の仕事知ってるよね。」 「はい・・・・・。よろしくお願いします。」 バリアンのホワイトマジックでもなかなか治らなかった彼女の足。 果たしてバリ文化の一つであるこの出来事に、レイキが作用してくれるかどうかは分かりませんでしたし、それまでムリにレイキを当てて彼らの領域に土足で踏み込むことなんてしませんでしたから、これは初めての試みでした。 とにかくエカさんは彼女の写真を持ってきてくれました。そこに写っていたのは、ちっちゃくてコロコロとぽっちゃりした優しそうな女の子。 レイキ第4シンボルを当ててみたら、凄まじいエネルギーが飛び出てきました。 次の日、彼女の足はウソのように元通りになり、その翌日にはウェイトレスの仕事にも復帰したそうです。 ブラックマジックにレイキが勝った、なんて言いません。 誰が彼女にマジックをかけたか・・・なんて誰も考えなかったその流れが、レイキを活かしてくれただけの様な気がします。 ともあれこれは一件落着しましたが、私が感心したのは、後日その彼女本人から私にお礼の電話がかかってきたことです。 恥ずかしそうに、でもはっきりと 「本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」 ほらね、私の勘は正しかった(笑)。 バリの文化と日本の文化は違う。どっちがいいというわけではないけど、今のバリの若い子の中には 礼儀として改めてお礼を言ってくる子なんて珍しいんです。(はいどうぞ、ありがとうみたいな感じではなく、ちゃんと礼儀を通す という子が) 見返りを期待して何かをしてあげるわけではないけど、感謝のハートが見えるというのは嬉しいものです。 ちゃんとお礼を言ってきたスリちゃん。 面接の時に、エカさんが着ていたブルーのシャツに、ピシッとアイロンかけたのはこの子なのね・・・なんて、母親のような目でこの若いかわいらしいカップルを見守っている私たちです。お待たせ♪エカさん写真初登場!男前・・・と言っても今風じゃないですねぇ。硬派空手部部長、という感じです。ではまた明日。
2007.05.15
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そもそも出会いは 「面接」 でした。 親切な某ホテルのオーナーさんがオフィスを貸してくださったので、そこで新聞広告を見て来た数十人の運転手候補を朝から一人ずつ面接・・・。 ああ~結構大変だなぁ~と思いながら一人一人をよく見てみると・・・。 ヨレヨレのシャツに散髪してない髪の毛、面接官の前で貧乏ゆすりする人、ビーチサンダルで来る人、半パンで来る人・・・etc。 もう部屋入った時点で、あぁまたか、ダメだわ・・・と首をがくりと落とすこと数回。 よく 「外見で人を判断しちゃダメ」 と言いますよね。 そりゃそうです。中身をちゃんと見なきゃ、中身を・・・。 でもね、バリに来て色々なことがあり、少し分かったことがあるんです。 『中身は外見にはみ出してる』 (笑) 別に 身なりのいいかっこいい男=優秀 というわけではありません。でも仕事の面接なんです。面接。本当~にお仕事が欲しいなら、それなりの格好で来るのが当たり前でしょ? それがバリだと許されるなんて言ってるから、バリ島の人は不真面目だって言われちゃうの。 「なんとなーく行ってみるか。で、受かったら儲けもの。」 って思ってる人を本当に雇ってしまったら、ヨレヨレTシャツ・サンダル・髪ボサボサでも受かったよ、ってことになっちゃって、仕事そのものを甘く見るんですね。つまり遅刻しても、ちょっとおつりごまかしても、さぼっててもOKなんだって思わせてしまうことになる。 本当にちゃんと仕事をしたいと思ってる人がきっとちゃんとした格好で受けに来てくれる・・・そう信じて待つこと数時間。 「次の人」 の声にカチャリと静かにドアを開け、姿勢正しく、でも大仰でなく、サラリと歩いてきた一人の男の子。 面接官に軽く一礼してイスに座り、とても落ち着いて受け答えし、ブルーのシャツと黒いスラックスというバリ人らしからぬ格好をした、まさにその人がエカさんでした。 本当に 本当に、それまでの数十人とは180度違う・・・!! 横からまじまじと見ていて、私は彼の淡いブルーのシャツにアイロンがピシっとかかっているのを見逃しませんでした。 シャツにアイロンがかかっている・・・ということは、彼自身が几帳面であるか、もしくは彼には気の利く彼女がいるということ。シガラジャから出てきているという事は、お母さんがかけたんじゃないということですから、どちらかということです。 これはいい・・・! 彼がかけたなら、それはそれでこの面接に重きを置いて来てくれた、ということ。 彼女がかけたなら、彼の健康管理やサポートをしてくれるいい子かもしれない。 首の襟元を見ると、まさに今朝散髪して来ました、という感じでサッパリしているし、ビーチサンダルではなく、ちゃんと黒い磨いた革靴を履いている。 貧乏ゆすりをしていない。 目をキョロキョロさせない。 ヘラヘラ笑わない。 聞かれた事以上に多くしゃべらない。 こんなの日本なら当たり前じゃない、と思うでしょう。 でもこのバリ島でこういう人を探すのはちょっと難しいんです。 そして何より彼には 「落ち着き」 がありました。 人の目をしっかり見て、静かに頷く。それは 「穏やか」 とは少し違う。 意志の強そうな目力と、人を信用させる静寂な空気を持った青年。 頭の良さは色んなところに滲み出ていて、もう疑う余地もありませんでした。 こんな子がどうして職なしだったのかしらと思い聞いてみると、前働いていた会社が倒産したとのこと。なるほどね。 とにかく全員一致で彼を雇うことに。 その日から2年と半年。 最初に見せた真摯な態度は今も変わらず、無口で真面目な運転手として伝説を築いております。 しかーし!! そんな彼にも使えるエピソードが隠れていたことを、私たちはきっちりゲット! 来週からは 「知られざるエカさん」 がスタート! 乞うご期待! (ヒーリングの話は一体どこへ!?)ではまた来週。
2007.05.11
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いつもよく登場する自慢の運転手(男前)は今日もよく働いてくれてます。 その働きぶりや真面目さは、私の知人たちもチェックしてるらしく、よく 「Kさん、もし日本に帰るとか、シンガポール辺りに移住するとかの時は、絶対お宅の運転手さん置いていってね!お願い!いくらでも出す!!」 みたいなこと言われるんですよ(笑)。 そんなアンタ、人買いみたいなこと言わないでよ~~って、私も笑いながらソフトに断りますが、 『いくら積まれても渡すもんか!』 なんてやっぱり人買いみたいなセリフを心の中で言ってたりして、もうすでにちょっとした人身売買の会話です(笑)。 「一体どうやってあの子見つけたの?」 これもよく聞かれます。確かにこれは難しい・・・。バリ島で揉め事No,3に入るかもしれない運転手さんとの相性マルとバツ。 私たちだってさいしょっから出会いに恵まれてたわけではありません。 トホホな昔話をいたしましょう。 この運転手エカさんが来る前、実は違う運転手さんを雇っていたこともあるんです。まぁ毒がないタイプだったし、普通に働いてくれていて、道を間違うくらいなら怒るほどの事でもないし、ごく普通にその運転手さんと仕事をしてたんですね。でもちょっとうっかりし過ぎというか、ヘコヘコしてる割には気が利かなかったりして、 「うーん、誰かに似ている・・・いるよね、こういうキャラ・・・。」 と考えて、思いついたあだ名が 「八兵衛」 (笑)。 そう、あの水戸黄門の 「うっかり八兵衛」 。つまりあーゆう感じの運転手さんだったわけです。ちょっと丸くて、外見もあんな感じ。でもまぁ悪い人じゃないし、いいよねってしばらく雇っていたら、やっぱり問題発覚!! 私と仲が良かった在住の日本人女性がある日、 「ちょっとKさん!大変!あなたのとこの運転手、あなたの家の中のことぜーんぶ外でしゃべってるわよ!」 それを聞いて、ぶったおれそうになった私。 「ええーーー??!!!」 すぐ問いただしてみたら本人も認めたので、申し訳ないけど解雇ということに・・・。 親切な知人の耳にたまたま入ったから教えてもらえてよかったものの、このまま知らなくて放っておいてたら、うちの家の中の事情がぜぇ~~んぶバリ島中に垂れ流し♪ってことになってたはずです。自分たちだけそれを知らなくて、外で会う人たちはみんな知ってて黙ってるor笑ってる、なんてことになったら大変!! といっても幸か不幸か、うちの家にはそんな魅力的なゴシップはないので、漏れてた情報なんて 「子供たちの日本語が遅い」 とか、 「ボスは何時に起きる」 とかそんなことでしたが、それでもねぇ・・・。 どうりで色んな人から 「お子さん ちゃんと日本語しゃべれます?」 とか、「何時頃起きられるの?」 とか意味ありげに聞かれるわけだわ・・・。 それにしても、人の家の情報をペラペラしゃべる運転手のことを教えてくれずに情報だけ聞いて黙ってた人がそんなにたくさんいるんだと思うと、人間ってなぁ~~と切なくなりますが、もちろんペラペラしゃべる運転手が悪いわけで、もう私たちの自己責任なんですよね。 こっちに長く住んでる人から、 「運転手さんは運転の上手い下手より、とにかく寡黙で、家の事情は一切話さない、そういう人を探した方がいいよ。」 と言われたこともあって、八兵衛には出て行ってもらいました。 そしてその後出会ったのが今のエカさん(男前)なんです。 最近人気のエカさん。わざわざ写真まで撮る受講生さんもいるくらいですが、スタッフ紹介最後を飾るエカさんのお話は、とっても長いので明日から・・・(笑)。ではまた明日。
2007.05.10
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さて、スタッフ紹介の途中だったので続きです。 アニちゃん、メガちゃん、ウンタリちゃんまでちゃんときて、今日は以前 「笑うオムライス」 で紹介したノーラさん(お手伝いさん)のダーリン 「ベ」 の登場。 「ベ」 って何だ!?と思われてるでしょう? 実はジャワの方では方言で 「お父さん」 のことを 「アベ」 って言うんですね。特にマドゥーラの方では。 で、子供を二人持つこの人、本名は 「マウラナさん」 という名前があるんだけど、家庭の中では 「お父さん」 、つまり 「アベ」 と呼ばれていたので、お子さんたちが独り立ちした後もノーラさんから 「アベ」 と呼ばれているわけです。この辺日本と同じですね。 で、このマウラナさん、ノーラさんと一緒にうちの家に住み込みで雑用夫をしてくれてるんです。庭掃除とか、電球の取替え、色がくすんできた壁のペンキを塗りなおしてくれたり・・・etc・・・。 中でも一番助かるのは、子供たちのお守りがとっても上手いこと♪ノーラさんやアニちゃんもとてもかわいがってくれるんですが、男と女って子供に接する態度って違うじゃないですか。 男性って子供と遊ぶ時、女性よりアクティブというか、肩車やサッカーは女性ってなかなか難しいですもんね。 そんなマウラナさん、うちの家ではこんなことばかりさせられてますが、実は大工の棟梁なんです。今あちこちで建てているヴィラの建築なんかにいつも借り出されていて、昼間はそっちのお仕事、帰ってきてうちで雑用をし、子供たちと遊んでくれたりして、夜中は見張り(?)までしてくれます。一体いつ寝てるのかしら・・・と思うほどよく働きますね。 私たちの中にあった 「インドネシア人=さぼりんぼ」 という格言を覆すほどの働きぶりを見せるノーラさん&マウラナ夫婦。 で、このノーラさんがマウラナさんのことを 「アベ!!」 「アベ!!」 と呼ぶもので、私たちの息子たち(3歳)の耳には 「アベ」 の 「ア」 が抜けて 「ベ!!」 と聞こえるんでしょうね。子供たちから 「ベ!!」 「ベ!!」 と呼ばれちゃうようになり、もうすっかりあだ名は 「べ」 になってしまいました(笑)。 「ベ」 の一音だけが名前になるなんてかなり面白いわ、と思っていましたが、よく考えてみるとあのヨン様だって 「ペ」 ですもんね。 「ペ」 ・・・(笑)。 同じ一音でも、ヨン様とは程遠い外見の 「ベ」 。程遠いどころか、あまりの人相の悪さに 3年ほど前うちに泥棒が入ったとき、地元の警察に真っ先に疑われたという輝かしい・・・いえ、気の毒な過去を持つ男・・・(笑)。(もちろん犯人は別にいました) ジャワからバリに出稼ぎに出て来る人は、バリ人からはあまり歓迎されないため、今まであちこちで差別や疑惑の対象になってたのでしょうね。生きていくためには強く、したたかでなければいけない。家族を養うために、きっと何度もトラのような目で闘ってきたのでしょう。そんな彼の顔は、やっぱり人相が悪い・・・(涙)。 でも私たちが疲れて家に帰ると、つたない日本語で 「おがえりなざーイ。」 と深々と頭を下げてくれるベは、わりかし癒しの存在であり、ヨレヨレの薄汚れたTシャツもなんかまぶしく思えてくるのが不思議です。人相の悪い顔でニヤリ。「おがえりなざーイ。」ではまた明日。
2007.05.09
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皆様、お久しぶりです。 ゴールデンウィークはどう過ごされましたか? バリ島にはゴールデンウィークはないのですが、便乗して私もブログ休んじゃいました(笑)。 バリに連休がなくても、日本のこの連休中、仲良しのご一家が来られたり、長いお休みじゃないと仕事を休めない方々がたくさん会いに来てくださるので、私にとっても嬉しい数日間です。 昨日は大好きな女性と長い間流れる雲を見ていました。 バリの夕焼けは、瞬きをするたびに表情を変える。 それを誰かと見ていられる嬉しさ。 昨日の空にしか見られない雲の形、色、吹き抜ける乾季の風・・・。 大切な誰かと時間を共有する時、バリの自然に包まれて、その人と今この時に存在できるなんて・・・。 この地球のこの時間、この人たちとここにいられるなんて、ゴールデンウィークがなかったら出来なかったことかもしれないなぁ、なんて考えていました。 キラキラに光るお休み。 キラキラに光る空を見せてくれてありがとう。ではまた明日。
2007.05.08
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最近大人気のウンタリ君。Saljuでは相変わらずオカマちゃんぶりを発揮しながらも、よく働いています。 最初の印象は 「バリ島で、シルバーの施された革靴を履いたインドネシア人をはじめて見た!」 でした(笑)。つまりかなりのおしゃれさんなんですね。 彼の年齢詐称事件は、今となっては伝説と化してますが、最近その恥ずかしい伝説に花を添えるステキな疑惑が浮上したので、今日はそのお知らせを・・・(笑)。 彼はですね、心は女の子でもやっぱり男です。男。それはどう見ても男。 なのに 「ウンタリ君、これ取ってー。」 とか、「ウンタリ君、おはよう。」 と声をかけるたびに、何か不思議な違和感を感じていた私・・・。 男・・・そしてオカマちゃん・・・ウンタリ・・・。 うーん、何だろう何だろう~~?と考えていたけど、分からないからまぁいいや、と思ってたら、忘れた頃にメガちゃんがポロっと 「センセ、あのね、ウンタリちゃん ほんとは なまえ ウソ♪」 っていう爆弾発言をぶっ放し、 「ええ~~!?どどどういうこと~~?」 と聞くと、どうやら 「ウンタリ」 っていうのは女名なんですね。 女名と男名の違いっていうのは、日本で言えば最後につく音の違いというか、例えば 「はるお」 と 「はるか」の違いとか、外国でも 「アレキサンダー」 ときたら男だけど、 「アレキサンドラ」 ときたら女だったり・・・。 つまりこの 「ウンタリ」 の最後の 「リ」 、これは女名の最後によく使われるもので、男名の最後にはめーったに使わないそう。 これだったのか・・・私の感じてた違和感って・・・! 明らかに私の顔の2倍の大きさのお顔を持ち、どう見ても男なのに、どう見てもオカマなウンタリ君。せめて名前だけでも女の子に・・・!と思って、決死の覚悟で偽名を使ったのでしょう。 ちょっとかわいい、それはまさにオ・ト・メ・ゴ・コ・ロ・・・♪ 何ともいじらしい話ではないですか(笑)。 ちなみに、メガちゃんが内緒で教えてくれた本名は 「ウントゥン」 というそう。 どっちでもいいよ・・・もう・・・(笑)。 そんなウンタリちゃん、この前お店でお腹が痛くなったらしく、まだ出勤してなかった私たちに、メガちゃんが電話してきて 「Yさん、あのね、ウンタリちゃん、おなか イタイ イタイだって。さきにかえっていい?」 って言うから、友人Yは笑いながら 「あ、そう。ウンタリちゃん、おなか イタイ イタイなの。じゃあ帰っていいって言っといて。」 と許可したんです。 そのあと出勤した私たちに、ドアを開けてくれたメガちゃん 「あのね、ウンタリちゃん、さっき なんかい なんかい ウ○コね♪」 と、ぶちまけてしまい、もう大爆笑!(←メガちゃん 悪気はない。全くない。) ウ、ウンタリ君、ハートはガラスの乙女なのに、そーんなことバラされて何てかわいそうなんだ!! そうか・・・なんかい なんかい トイレに駆け込んだのね・・・気の毒に・・・(笑)。 原因はフルーツの食べすぎだったというから、何とも女の子ちっくではないですか(笑)。オカマちゃんとフルーツ・・・♪ぷぷっ。 そんな感じで、偽名を使ったまま働き続けるウンタリちゃん。 切ない乙女心を傷つけちゃいけないので、あくまで偽名ということに気づいていないフリをする私たちです(笑)。マッチョなセキュリティーに近づくウンタリちゃん。でもマイルドにふられたみたい・・・。(私の勝手な推測ストーリー♪)ではまた明日。
2007.05.01
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