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クルピ時代と宮本時代のトラッキングデータを比較中。クルピ時代は、開幕から14節横浜戦まで(データの入力が面倒だったので、ここまで)。宮本時代は、鹿島戦から鳥栖戦まで。長谷川&強かった時代とクルピ時代では、スプリントの数そのものはあんまり変わらないが、中身は長谷川&強かった時代の方が前線の選手のスプリントが多かった。そのクルピ時代と比べて、どうなのか。連戦というのは同じで、あとは暑さがどう影響しているのか。比較した結果、かなり運動量もスプリントも減っていることが分かります。ちなみに、スプリントは、宮本時代7戦中5試合で相手チームよりも少ない。この意味合いは何なのかは、最近までバンコクにおり、試合を見ていないので分かりませんが、たぶん、むやみに走り回るサッカーからの脱却という狙いがあるように思います。効率的に走る、考えて走るサッカーへと変化している最中という感じでしょうか。ただし、戦術がまだ定着してはいないようで、シュート数はクルピ時代より微減、被シュート数は微増、支配率は上昇している感じでした。シーズン途中であんまり落とし込みの時間もなく、そして、藤春はケガ明け、今ちゃん不在、ウィジョ不在、初瀬不在、マテウス解除、泉澤と矢島の放出、主力の高齢化や勤続疲労、、、こりゃどんな名将でも苦労するという状況で、大変だろうなと思います。サポとしては、試合内容、結果に一喜一憂しないで、ただ応援するだけです。
2018.08.28
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前回のデータの整理に引き続いて、データから、自分ならこうするという、解釈と実践について書いてみます。これは、あくまでサッカーを見るのはそこそこ好きだが、サッカーをしたのは中高大の時期だけ、有名な大会への出場歴もない、JFAのライセンスはD級しかもっていない…という、素人に毛が生えた程度のあまちゃんの独り言です。スタジアムからの帰りの居酒屋談義と変わらない程度のものだと思ってください。ちなみに、ガンバはスプリントが重要ではあるものの、それは必要条件であって十分条件ではありません。<運動量>18チーム中2015年:10位、2016年:9位、2017年:3位<スプリント>18チーム中2015年:6位、2016年:6位、2017年:2位<順位と勝ち点>2015年:2位・63、2016年:4位・58、2017年:10位・43という感じで、運動量とスプリントが多いかどうかだけで順位や勝ち点を示すことは難しいとわかります。ただ、細かく見ていくと、昨日のデータ分析の結果、①スプリント数で勝てないと試合結果は厳しいものとなっている。②悪い時期のガンバは、前線のスプリントの割合が少ない(※割合:前線のスプリント÷全員)。③悪い時期のガンバは、CBのスプリントの割合が多い。という結果でした。ということで、まずCBのスプリントがなぜ多いのか。・サイドバックの戻りが遅れてつり出されている。・CBの一列前のプレスがゆるくて、そっからスルーパスを出されて、CBと相手FWとの戻りながらの競り合いが増えている。2017年後半の悪い時期のガンバも、今野がCBで使われて、後者のほうができていなかったと思います。ということで、つり出され対策として、いっそのこと、3バックでどうでしょうか。スルーパス対策としては、ボランチの守備で、動き回らずにアンカー気味にスペースをしっかりと埋めるタイプが必要。ちなみに、データでは、初瀬は昔からほとんどスプリントをしません。スペースに出してもらって走るタイプというより、ビルドアップ参加型のサイドだからです。・米倉はスプリントが多い。試合によっては藤春と変わらないくらいの数。藤春との違いは、藤春が滑走路が長いと良さが出るタイプなのに対して、米倉は滑走路が短いほうが良い、パス&ゴーで短距離のスプリントを織り交ぜるタイプ。・右サイドでは、ファンと米倉はスプリントが同じ傾向がでる。ファンが高いと米倉も高い、米倉が高いとファンも高い。原因は不明。・左サイドでは、倉田と藤春が同じ傾向がでる。が、初瀬がいると倉田のスプリントが増えるかというとそうでもない。・食野と長沢が神戸戦ではともにスプリントが多かった。以上のことから、全員が戻ってきたら、FW(1):長沢OMF(2):食野、ファンDMF(4):初瀬、今野、マテウス、米倉DF(3):ファビオ、三浦、オ(or菅沼など)GK(1):東口ということで、データから判断すると、3-4-2-1となりました。今野がアンカー気味で、ヤットは後半から、長沢にかえて仕上げのアデミ。もしかしたら、食野ではなく泉澤・井出も良いかもしれません。しかし。この場合、どうやってボールを散らすんだろうか、誰がチャンスメイクするんだろうかと我ながら多いに疑問です。。。データを鵜呑みにするとダメな典型例のような。。。今野が帰ってきたら、マテウスではなく市丸、矢島、ヤット、藤本あたりを使うのも良いかもしれません。食野ではなく倉田の場合、初瀬ではなく藤春。いや、いっそのこと、初瀬のところに倉田でも、データの上では大丈夫なんですが…少なくとも今までのガンバの常識にとらわれない柔軟な戦い方が求められているように思います。
2018.04.16
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トラッキングデータをずっと分析しています。データそのものは存在しているだけでは何の価値もなく、それをうまく情報として整理し、適切な解釈ができてはじめて有効なものとなります。「明日の大阪の天気は、最高で22度、最低で8度でしょう」というのは、データとしては整理されていますが、「明日は日中は暖かそうだが、朝晩は冷え込むんだな」という適切な解釈があって、はじめて「明日の服装」を決めることができます。そういった意味では、トラッキングデータを整理するところまではある程度できて、ある程度の発見はあったものの、ではこれからガンバはどうしたら良いのか…というところまでは、正直私には分かっていません。しかし、チームがおかしくなり始めた傾向ははっきりと出ています。まず、運動量を集めてみました。これだけでは、単なるデータの羅列で、案外ヤットの運動量が多いんだなという程度のことしかわかりません。※赤文字は途中出場や途中交代の選手です。次にスプリントのデータを集めました。これもあんまり特徴的なことはわからないです。運動量のわりにヤットはスプリントが少ないということが分かるのですが、それは2015年からずっとこんな感じなんです。相手チームとの運動量やスプリントの差を統計的に分析してみました。ただ、第1節から第8節までのデータなので、サンプル数が少なく、誤差も大きいと思います。ガンバの場合、「スプリント数で勝てないと、負け試合の確率が高い」というのは、トラッキングデータが出始めた2015年からずっとその傾向が続いています。意外にも、運動量は年間勝ち点63を稼いで、例年であれば優勝ラインに到達していた2015年でも、運動量は負けている試合もけっこうありました。藤春、オ、阿部や大森、倉田がいたにもかかわらず。でも、スプリント数は勝っている試合は多かった。ところで、宇佐美とパトって、運動量もスプリントも少なそうなイメージがなかったですか?2015年シーズンでは、パトは90分で計算すればほとんど毎試合20~30回はスプリントをしていました。宇佐美も、15~20回くらい。1試合で20~30回というと、オジェソクや倉田とそんなに変わらず、15~20回というと、2017年の井手口より少し少ない程度のスプリント数。ターゲットマンの二人がそんだけスプリントをしていたことが驚きです。前線全体と考えれば、さらに、倉田、阿部、大森、リンスが絡むわけですから、相手チームは相当てこずったと思います。そして、2015年のガンバのCBのスプリントは、すごく少なかったのです。岩下、丹羽、キムジョンヤ、どの組み合わせでも、一人当たりの1試合のスプリント数は10以下というのがほとんど。2015年においては、平均的にみると、①チーム全体のスプリント数に占める前線のスプリント数は50%に迫る。②チーム全体のスプリント数に占めるCBのスプリント数は10%以下の試合が多い。③ターゲットとなる、宇佐美とパトリックのスプリント数も40~50というのも珍しくない(片方が途中交代などが多いので、試合によっては誤差がある)。それに対して、2018年の場合、下の写真では右側。ウサパトの代わりに、長沢とファンを想定しつつ、前線の選手としては井出、泉澤、中村…と当てはめてみました。①前線のスプリント数の割合が50%を超えたのは、勝利した磐田戦と選手たち自身では内容に手ごたえを感じていた(?)神戸戦のみ。あとは前線の選手のスプリント数の割合が30%台。②CBのスプリント数が2015年に比べてかなり増えた(回数も、チーム全体に占める割合も)。③2018年のFW二人のスプリントが2015年の二人の半分ということも珍しくない。それで、この傾向は2017年の後半から既に出ていました。上の写真の左側。サポーターが大ブーイングで締めくくったホーム最終節(札幌戦)の前線のスプリント数の割合は34.6%ですが、2018年、神戸戦と磐田戦以外はその程度かそれ以下です。ちなみに、2017年に、劇的な勝利で楽しい思い出となったセレッソ戦は、前線のスプリント数の割合は39.6%です。全般的に2017年は低調でしたが、しっかりと勝ち切った試合ではやはり前線のスプリント数が多かったのです。今回は、公表されているトラッキングデータから、分析をしてみました。サッカー界では驚く速度でIOTが進んでおり、運動量とスプリント数だけではなくて、もっと複雑なデータを投入し、人工知能なども一部使いながら分析が進められています。実際に、一度だけ海外で見せてもらって、「名将の勘みたいなのは、データで丸裸の時代だな」と驚嘆するとともに、「Jリーグの各チームもこれくらいのことをやっているのかなぁ~」と不安に思ってみたりしましたが。もっと質の良いデータがそろえば、もっと発見事実があると思います。ただし、冒頭に言ったように、最後はその情報をどう解釈して実践につなげるのかが重要です。
2018.04.15
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2連勝で、サポとしてはやっと「最高の週末」が来た感じですが、ゼロックス広島戦とリーグ鹿島戦の2試合と、磐田戦と先の広島戦の2試合を比較すると面白い発見がある。ここまでの13試合で、運動量が相手よりも少なかった試合は4試合だけ、スプリント数で負けた試合は3試合だけと、実は闘う姿勢においては優等生のガンバ。スプリント数や運動量という全体的な特徴を見てもほとんど傾向や特徴は見えない。しかし、先ほどのシーズン序盤の2試合とここ2試合を比較すると特徴が見えてくる。下のほうの写真の青、アタッカーの下の数字は運動量(キロ)とその左のSの下の数字はスプリント数。このアタッカーは誰をカウントしたのかというと、パト、長沢、宇佐美、アデ。この4人のうち3人が試合に出ていることになりますが、彼らトリデンテのスプリント数がはっきりと多いのが連勝中のこの2試合(56、45 ⇒ 65、73)。ヤットをトップ下に持ってきて、トリデンテまでつながるから前にしかけられるようになり、トリデンテのスプリント数が増えたと推測できます。少なくとも、2連勝中のこの2試合は「前線が活性化した」と言えるでしょう。
2016.05.25
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まだ分析の途中ですが、途中経過をメモ。トラッキングデータはACLではないので、そこは割愛で、ゼロックスとJリーグだけ。「戦えていない」と思っていたが、そうではないと判明。以前のガンバがどうだったのかはわからないが、今年の記録では、、、相手チームより運動量が少なかった試合は甲府戦と柏戦だけ。相手チームよりスプリントの数が少なかった試合は仙台戦と柏戦だけ。もちろん、運動量やスプリントが攻撃に投入されているのか、守備に投入されているのかの違いはあるものの、走れていないわけではない。走力では負けていない。あとは、距離感だけだと思う。システムをいじるべきか、メンバーを固定して熟成させるべきか。自分なら、前者(4-4-2に戻す)。「4-4-2だと相手ボランチを自由にさせすぎだから」と何かのインタビューでハセケンは言っていたが、それこそFWと前目の2枚の中盤の距離感で修正可能なのでは?トリデンテ(パト・宇佐美・アデ)にしろと言ってみて、ガンバは偶然にも同じことをして負け、パトじゃなくて長沢だと言ったら、またまた偶然ガンバは同じことを負け。なので、もう具体的なメンバーを書くのは止めます。少なくとも藤春(たぶん初瀬も)と米倉は、滑走路が長くて広いほうが生きるタイプです(4-4-2の方が合う)。逆に、オは近くに誰かがいるほうが良さそうなタイプだが…藤春はスプリントは一試合平均で30回近い。あと、長沢も時々30回くらい。過密日程のなかガンバの選手はよくやっている、ちゃんと走れてる。やるべきことはシンプル、データは嘘をつきません。走れている人がやりやすいシステムを頼みます!!
2016.04.17
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今年の綾町キャンプの視察は自分はほんの30分程度しか見られず、親友に託していたのですが。親友「今年の練習はハードではない」自分「セホーンのときと比べたら?」親友「いや、メニューと時期が違うから…でも、西野さん時代は吐く選手がいたからね。それに比べれば…」その後、偶然にも、藤春がハリルホジッチの合宿を「ガンバの3日分くらいの練習量だった。他のクラブの選手も2日分くらい」と言ったとか言わなかったとか。そうだった。西野さんは、オフが短かろうが、吐くほど走らせていた。1次がフィジカルメニュー、2次が戦術メニューだが、2次でもけっこう練習量は多い人だった(練習メニューは単調だった説もある。逆に練習メニューの豊富さはアギーレが一番だったと思う)。西野ガンバがACLを制覇した2008年。2月初旬にグアムキャンプ中旬にハワイキャンプ下旬にパンパシJリーグは10節くらいまで苦しんだし、3月のホームでのチョンブリ戦でドロー(見に行ってたけど負けも覚悟した試合)。11節は飛ばして12節からは調子が良く、ACLの準決勝あたりから、Jリーグでは調子を落としていく。西野さんは途中まで二兎を追っていたと思う。11節の京都戦や27節ヴェルディ戦などをyoutbeでみてもらえればわかるが、すごいサッカーをしているし、このサッカーが好きだからガンバファンを続けられた。それだけではなく、バレーの移籍、遠藤と播戸の病気離脱。今年もガンバも故障者は多いが、2008年のほうがもっとえぐかった(スルガ銀行カップもやったし。この試合を生で見たがエグイくらいガンバの調子が悪かった)。バレーの代わりに採ったロニーの不発で、DF登録のミネイロをFWで使うほど。その一方で、システムも4-2-3-1だったり、4-4-2にしてみたり。西野さんのほうが、ハセケンより、勝利への執念は感じるかな。二兎をぎりぎりまで追いつつ、手に入りそうな一匹にしぼった西野さん。あの年のことを思えば、今年の故障者の多さなんて、何の言い訳にもらなん。
2016.04.16
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似てる。顔でも、プレーでもなく、監督としてのキャリアと勝ち運が。バルサ監督時代のライカールトと今のハセケン。ライカールト1年目:前半微妙だが、後半巻き返して2位。2年目・3年目:ちゃんとタイトルを取る。4年目以降:低空飛行(と言っても、バルサにしてはの話)ハセケン1年目:前半微妙だが、後半巻き返してJ2優勝。2年目・3年目:ちゃんとタイトルを取る。4年目の今、、、苦しんでいる。4年目以降に何があったのか?共通点1:4年目に主力クラスにけが人が続出する。共通項2:(これがもっとも印象的だが)参謀役(カテと片野坂)が退団する。共通項3:血の入れ替えのという難題に直面する(オランダ人+ロナウジーニョからメッシ+チャビの時代へ)。逆に言うと、バルサにもガンバにも将来楽しみな選手が多い時期だった。『ゴールは偶然の産物ではない』でも書かれていますが、ライカールト時代の後半は、チームとして新陳代謝をして、新しいチーム作りが求められていた。チームとしてのバイオリズムというか、周期として、落ち込み始めていた時期らしい。前回、ヤットの劣化はあっても、それでも普通以上の選手と書きました。しかし、テレビでみている限りでは…の条件ですが、気になることがある。ヤットの冷静さ、ふわっとしたところ、闘志を出さないところ。ここが彼のプレーの原点ですが、チームとしてはどうなんだろうか。チームとしても、ふわっとした入り方をしているし、闘志も感じない。去年なら明神がいたり、今はケガで抜けている岩下や丹羽(パトリックの軽い守備にケンカをしてでもものを言う岩下)。ここら辺の存在は重要な気がする。劇薬として、闘莉王を獲得しても良い。今のガンバにかけているパズルのピースは、熱血漢の選手。それがいないなら、血の入れ替えが必要。ハセケンはライカールト状態を抜けられるのか?
2016.04.06
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土曜日のガンバ、悔しすぎる。そして、U23も、FKを決められ…バルサも負け、アーセナルが勝ったものの、気持ちがモヤモヤする。しかし、TVで見ていると「ヤットさん、劣化したな~消えてる時間が昔に比べると多いな~」と思っていたが、トラッキングデータを見てみると、チーム3位の運動量。ダッシュしないサッカーを目指すヤットさんが、スプリントの数はアデミウソン以上。ヤットの劣化はあるかもしれない(間違いなく守備のインテンシティは落ちている)が、それでも、全体としては他の選手よりはすごいレベルだと思う。昨日のフォーメーションは、以前私がおすすめしたものに偶然似ていますが、結果が出ず。でも、これを継続していたら、そのうち結果が出そうな気もする。言い訳をすると、このフォーメーションの場合、守備がもろくなるので、攻撃時のつなぎがポイントになりますが、(十分すぎるくらい成長していますが、しかしもっと高いレベルで)井手口のつなぎと、それ以前に、そこにボールを供給するセンターバックのつなぐ能力が問われます。今野→井手口orヤットは、かなりマークされ、一方、ジョンヤがいまいち供給しきれない。ジョンヤがもし山口智くらいにつなげたら、もうちょっと楽な展開になったやろうに。ということで、ジョンヤのところを丹羽にすれば、かなり問題は解決できると思います。もし、それ以外の箇所をいじるなら…1.アデミウソンと貴史の運動量のなさを埋めるアデミウソンは、点を取ったからうやむやになっているし、時々闘志あふれる守備をしているのでごまかされてしまうが、けっこう守備をさぼるときも多いし、パトリックへのフォローが遅い。同じことは貴史にも言える。逆にトリデンテの時は、真ん中に守備をする長沢の方が良さそうな気がしてきた。2.つなぐのをあきらめる宇佐美、パト、アデミ 倉田 今野 井手口藤春、西野、丹羽、オ 東口宇佐美とアデミに今ほど後ろまで下がって守備をしなくてもよい代わりに、攻撃時に自分たちでボールをもらいに行ったり引き出さないとボールこないから、攻撃を工夫して、というパターン。まあ、ひとまず、マリノス戦の形で、丹羽が入ったパターンを見てみたい。
2016.04.04
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相変わらずのスロースターターになるのだろうか?長谷川ガンバになってから、守備重視で、攻撃に連動性はあまりない感じがしている。理由は簡単で、ラインが下がり過ぎ。サイドの選手に戻ることを求めすぎで、攻撃時に上がれない。でも、東口は、コースを切ってくれれば止められるタイプなので、ラインが低いほうがやりやすい。そして、この守備のやり方とタレント頼みの攻撃は、年を追うごとに分析されてきている。正直、J2時代には、FW遠藤を試していたくらいに、攻撃をどうするのか、いつも監督は悩んでいる気がする。J1昇格時のキャンプでも、まだFW遠藤をやっていた。その時のボランチは内田。当時は、カウンターサッカーを磨こうかなということで、カウンターサッカーが得意なリンスを補強。今日の広島戦を見て、敵は外じゃなくて、内にあると感じた。長谷川監督、J1昇格時、あの時と同じくらいに悩んでいるっぽい。今回は、悩んでいる内容が逆で、タレントが多すぎて悩んでいる気がする。どんだけ良い選手がいても、使えるのは11名だけ。みんな4番バッタータイプではダメだと、いつかの巨人が教えてくれた(野球の話)。パト、長沢、宇佐美、アデ、倉田、阿部、大森…だれを使いどの組み合わせが良いのか。ボランチの井手口は、明神の守備+橋本みたいな感じかな。つなげるし、高さはないブスケッツになれる気がする。パト、宇佐美、アデのトリデンテにして、中盤は、井手口、倉田(ラキティッチ)、遠藤(イニエスタというよりチャビ)で構成する。ジョルディアルバの藤春、マスチェの今野。長谷川さん、去年までのガンバのサッカーじゃなく、バルサを目指してください。追伸:ちなみに、私は、ヤットにこだわる必要もなく、ふつうの試合なら淳吾や阿部を使い、相手が疲れてきたときに大森、中盤の底を落ち着かせる時には内田、リズムを変える岡崎で良いと思っている。最後の年のチャビもここぞという試合に合わせてコンディションを作っていたので。
2016.02.20
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クラブワールドカップ バルサ対広州の試合は準決勝だったのですが、元のチケットは準々決勝となっていました。すいませんでしたーということで、誤植を訂正した(入場の半券を切られていない)チケットが到着。プレミアつかないかな。。
2016.01.28
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ペップからティト・ビラノバ時代のバルサはよく見ていましたが、ルーチョになってからは初めて見た試合。ほとんどの局面で下の写真のような選手同士の距離感。ペップやビラノバの時代から、サイドの選手が広く開いて真ん中のスペースを作るというお約束は変わっていないものの、距離感は少し離れた気がします。その分、斜めのロングパスが増えて効果的なサイドチェンジの回数は増えた。どちらにせよ、やっぱり美しいパス回しで、これがバルサの伝統。
2015.12.22
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クラブワールドカップのバルサ対広州の試合を見てきました。ベストコンディションではなかったとは言えガンバ大阪が勝てなかった広州が、どれだけのことができるのか楽しみにしながら観戦。バルサについては、正直、カンプノウで見ていたときは、もっとパスのスピードが早かったので、ベストメンバーではない上に、8割くらいの力でしょうか。コンディションも良い選手、悪い選手とバラバラ。マスチェとイニエスタ、スアレスはさすが。ベストメンバーで本気モードなら6点以上入る感じですかね。もちろん、リーガでも90分本気モードで戦うことはあまりないのと、今回はコンディションのばらつきなどで評価するのはすごく難しいのですが、今回の試合から考えるに、アジア(広州やJリーグ)のクラブチームは、リーガに置き換えたら、ビルバオ~エスパニョールの間という感じでしょうか。本日の決勝はテレビ観戦ですが、やっぱりバルサは流している場面が多かったので、リーベルはリーガに置き換えるとセルタビーゴ~バレンシアの間くらいですかね。ということは、エスパニョールがバレンシアを倒すことがあるのと同じように、広島がリーベルを倒す可能性もありえたと思います。たぶん、ガンバ大阪がビルバオと10回戦えば、3勝4敗3分くらいかなと思います。
2015.12.20
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いやー、昨日は良い試合見せてもらったわ。10年に一回に名勝負じゃないかな。一生忘れない試合になるかもしれん。Jリーグが始まったときからのガンバファンですけど、歴史に残る名勝負。浦和が決めるかなと思った瞬間もあったし、ガンバも取り損ねたシーンもあったし、どっちもらしさの出た試合だったと思います。2点目の藤春の得点シーンは、ビデオで何回も再生しましたが、1. 東口からオジェソクへパスが渡ったシーンでは、浦和の関根はちゃんとした対応をしていた。オに詰めていきつつ、ヤットにパスが出たあとはワンツーを防ぐべくオのコースを消していた。2. 116分52秒から53秒へのシーンで、フリーになったヤットへ猛然とダッシュしてチャージをしようとした阿部。たぶん、ここは柏木の役割。そして、この状態の時は、阿部は前に出る守備ではなく、最終ラインの前あたりでコースを消すブロックをしておくのが本来の役割だったはず。3. 阿部は柏木の代わりにチャージに行ったあと、パトにパスが渡ったので、急いで最終ラインに戻っていった。ゴールが決まる0.5秒前には阿部はペナルティエリアには戻っており、決まったシーンでは真ん中のコースまで戻っていた。4. 結果論としては、柏木がヤットのマークをし、阿部が本来の役割をしていたら、おそらくマークの受け渡しができて、藤春へはもうワンテンポ早くチャージができていたかもしれない。あの瞬間はゴール前が5対4で真ん中にこぼれれば倉田とパト、右サイドにこぼれたらオがつめていっただろうし、あの時間帯にもかかわらず、ここぞというときに駆け上がるガンバの走力がすごい。パトリックが決めた3点目、パトのすぐ近くでマークしていたのは柏木で、関根はパトなのかオなのかを迷っている隙にやられたね。柏木にとっては、この2つのシーンは、良い勉強になったと思います。浦和の戦術は詳しくは分かりませんが、柏木をボランチで使うなら、ウィングの守備の負担が大きい。横浜に0-4で負けた試合もうち2失点がサイドから。昨日も、ウィングが疲れてきた時間帯から浦和の攻撃の圧力が弱くなっていた。交代を守備の那須ではなく、攻撃的なポジションで使えたら、浦和が勝った可能性もある。そして、ちょうど前半からアップダウンを繰り返してきた両サイドハーフを替えたハセケン。ハーフタイムインタビューで、ミシャは浦和のペースだと答え、ハセケンは五分五分と答えた(本心はたぶんゲームプラン通りだったはず)。ウィングの圧力が弱まる後半勝負ということと、(広島同様)浦和も後ろ+サイドでつなごうとして失敗しての失点が多いので、そう選手たちに伝えたはずで、それがサイドでのチャージから始まった先制点。さて、次は同じ戦術で行くのか、別のゲームプランを組んでくるのか。
2015.11.29
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ガンバの宇佐美貴史がもしリーガに来るなら、バレンシアがちょうど良いと思う。理由は、・今のところアルカセル以外に絶対的な前線のタレントはおらず、ポジションを取れる可能性がある。アルカセルのパートナーは、その時々の調子の良い選手が出ているだけ。・ダニ・パレホ(トップ下やボランチ)と言う選手が、宇佐美とタイプが似ているが、ワンタッチもでき、身体の使い方もうまくボールロストせずに味方が上がる時間を作る動きもでき、パスカットも多くて守備もするので、近くで見ていて手本となる存在。・攻撃のタクトを振るパレホが、遠藤のような散らし方もするので、ガンバのサッカーに似ているので違和感がない。パレホがガンバにいたとしても全く違和感がなく、逆にガンバがスペシャルな外国人を欲しいならパレホがオススメ。問題は、・バレンシアは食事が美味しすぎて、ハリルに怒られる体脂肪になるかも。・バレンシアは英語が通じない確率が高い。まあ、それを補ってあまりあるスペイン人の人懐っこさなので、生活もすぐ馴染めるはず。・かなり暑いので、運動量が心配だが、逆にここで鍛えられれば財産になるかな。ということで、バレンシアに来てくれたら、スタジアムに行く楽しみが触れるんやけどね!ちなみに、ガンバにオススメのスペシャルなセンターバック@リーガは、ラスパルマスのアイタミ・アルティレス・オリーバ。体格が良い、足元も悪くない、セットプレーのマークも固いし攻撃でもボールに食らいつける、気合のこもった闘将タイプ、インタビュー時の笑顔など性格も良さそう、29歳ラスパルマスなので買い取れそう。ラスパルマスは順位は沈んでいますが守備は崩壊していないのは彼の存在が大きいと思います。
2015.11.23
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レアルとのクラシコに挑むバルサ。バルセロナのエルプラット空港で、ドンを発見!さらに、メッシもいた。少なくとも遠征には帯同している。奇跡の回復力で間に合ったのかな。果たして、出場するのかどうか…
2015.11.21
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陽気なカタルーニャ人でも、昨日の敗戦はショックだったようで。やっぱりセンターバックの補強は必要か。いくらバルサがスロースターターだからと言って、ここしばらくの低調なパフォーマンスはいただけない。ローマ戦でも、あのロングシュートよりも、むしろ、後半フロレンツィ(24番)が大きく外したシュートシーンでも、ジェコ(9番)のシュートシーンでも、一歩寄せがあまいのが気になる。レバンテ戦では、4-2-1-3にトライして、ラキティッチとブスケッツのダブルボランチでしたが、色々試行錯誤が続きそう。私がバルセロナを離れる前の最後の試合、26日のラスパルマス戦はすっきりと勝ってほしいところ。
2015.09.24
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今日の12時からVISAから先行販売ということで、12時ちょうどからパソコンにはりついて頑張ってみました。決勝の日は仕事があるので、準決勝の試合のチケットを狙っていましたが、アクセスが集中しすぎて接続できず。40分粘って、なんとかチケット2枚ゲット。取れなかったら、通常発売開始の日にスペインかイタリアにいる予定なので、欧州販売割り当てのチケットを押さえるつもりでした。CWCは、各大陸・各地域で割り当て分量が決まっているらしいので。なお、大陸ごとの割り当てが売れ残ったら、最後は開催国(今年は日本)で二次販売をしますので、9月の通常販売だけでなく、10月、11月あたりもチャンス有りです。サッカー熱と所得(日本まで行けない)という理由で、北中米と南米では、比較的購入しやすいという噂を聞いたことがあります(本当かどうかは知りません)。ガンバがACLを制して、抽選でバルサの組に入って、準決勝で当たることを願いながら12月まで待ちます!
2015.08.29
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昔、FCバルセロナの公式クレジットカードが楽天から出ていましたが。今回、もしバルサと楽天がユニホーム契約をできたら、また復活ですかね。ガンバ大阪カードは三井住友VISAから、マンUのクレジットカードがアプラスから出てたり、ユニークなカードが増えてきているんで、ぜひ楽天もバルサカードを復活させて欲しい!!
2015.07.19
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懐かしい・・・2013年6月くらい、雨の中、オールドトラフォードに行った時の写真が残ってた~オールドトラフォードのロイヤルボックスみたいなところで食事をさせていただいたのですが、おいしかった。たいてい食事がまずいイギリスで、珍しくヤーミーだった。あの年のイギリスは6月でも十分寒かったが、その後急に暖かくなった年だったなぁ。
2015.07.18
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9月13日にバルセロナにいるから久しぶりにカンプノウに行こうと思ってたら…アウェーでアトレティコと対戦だったのね。。こうなったら日帰りでマドリードか。いや、バルサファンの集まるスポーツバーにしょうか。カタルーニャ広場の近くにある「Belushi's」にでも行くかな。
2015.07.15
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バルサが三冠。シーズン序盤は苦戦してたけど、最後にはしっかりと合わせてきた。シーズン序盤にこけたというと、アーセナルもそう。アーセナルもFAカップを二連覇という、まずまずのシーズン。去年は、FAカップ決勝をロンドンのホテルで見て、翌日エミレーツスタジアムのパレードを見に行ったのが懐かしい。ちなみに、去年のラムジーのゴールの瞬間、ロンドンが揺れたというくらいの歓声があちこちから聞こえた。私がいたのはチェルシーのお膝元の地区のホテルでしたが。今年は、バルサとアーセナルのファンとしては、本当に嬉しいシーズンでした。バルサとアーセナルというと、2006年5月17日のCL決勝を思い出す。この試合も、しょっちゅうイギリスでは再放送されている(去年も見た)、伝説の試合。レーマンが退場して流れが変わった試合。その直前まではアーセナルのプレスがきつくて、バルサはつなぐのを諦めて、ロナウジーニョとエトーめがけて蹴り込むだけのサッカー。レーマンが退場して数的優位にたち、そしてイニエスタが投入されてはじめてティキ・タカになったのであって、途中まではバルサはそのスタイルを放棄していた。その時の主役だったイニエスタが今年もすごかったのが感慨深い。感慨ついでに、2014年に亡くなったティト・ビラノバ。ビラノバ体制になってカンプノウで試合を見たけども、2012-13シーズンのバルサは途中までは最強だった。リーガとしては勝ち点100という驚異的な数字。CLベスト4で散るも、それは既にビラノバが闘病生活でチームを離れがちだったから。状況に応じてティキ・タカもするし、深く守備陣を落ち着かせて誘い込んでのカウンターもするし、メッシだのみの得点と言われつつも、メッシが点を取るためにスペースを作らせる動きも徹底されてた。ティトはティキ・タカにはこだわっていなかったと思う。ルーチョが、(タタをはさんで)ティトのサッカーを引き継いで2年越しの進化を遂げたバルサ。ティトも天国で喜んでいるでしょう。
2015.06.07
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ヤットさん、痩せたね。代表をあきらめてない証拠やわ。体を絞ってるに違いない!でも、昔の肝炎のときもげっそりしてた感じもあるから、無理せんとって欲しい。明日のFCソウル戦、ヤットさんは休みで、井手口くんで行きましょう。ハセケン体制になってから、ガンバ大阪の宮崎キャンプを見に行っていますけど、ハセケンのサッカーは中盤の選手のアップダウンのスピードにかかっていて、けっこうしんどいサッカー。しっかり戻るけど、前に収まったときにしっかりとフォローにいけないと前が孤立するんで、キャンプでもけっこうその辺りを練習しているのを見かけます。あとは、2列目の選手もしっかりと下がるので、2列目の選手が本来のポジションまで上がっていくまで、ボランチが時間を稼ぎながら前に供給する必要がある。2年前のキャンプでは、内田達也が、ターンの仕方をはじめ色々としごかれていたのを思い出す。最近では、ボールを取られるシーンも増えたけど、やっぱりまだヤットさんしかこのポジションはできんね。井手口くんがFCソウル戦で出場して機能すれば、ガンバの未来は明るい。
2015.05.26
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