Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年04月28日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(49)仏教哲学-時間観(二十)華厳経2
 華厳経の十世隔法異成門を紐解けば、過去を振り返ってその出来事をみれば、今振り返っている現在の出来事に、切り離しがたく繋がっている。過去を遠く眺めて想い出せば、出来事である因が、次々に結果であり、またまた因と成っている。即ち、過去の因の中に振り返っている現在の結果は種子として潜在化している。つまりは、過去が現在と未来の出来事の原因となって結果を出している。過去が現在と未来を自からの内に含んで潜在化させている。もしも、過去・未来・現在の三世に、それぞれに於いて過去、未来、および現在が無ければ時間は孤立してしまって崩壊する。更には、同様に、過去と未来を一つにして現在と対比させても同じ結論に導かれる。当然に、過去と現在をグループ化して未来と対比させても同様である。此処に過去・未来・現在の三世は溶解して、ただ一つの包括的な一つの総括的時間存在が出現する。「時間」は「ことば」持つ人間の鋳型であり、他の生物には人間が見る様な時相は存在しない。ゴキブリがホウ酸団子を食べることを時間的に過去を振り返って記憶するとは思えない。但し、本能として学習することは有り得ると思うが。カントによれば、時間および空間は人間の直観の先験的形式であり、外的現象に適用される空間は、外的印象を並列的に受け取る外的直観の先験的形式であり、これに対し一切の現象に適用される時間は、内的状態を継時的に受け取る人間の内的直観の先験的形式であるとしていますから。

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最終更新日  2013年04月28日 06時39分20秒
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