Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年08月12日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」出エジプト記 第19章・神の顕現
  19:1イスラエルの人々は、エジプトの地を出て後三月目のその日に、シナイの荒野にはいった。 19:2すなわち彼らはレピデムを出立してシナイの荒野に入り、荒野に宿営した。イスラエルはその所で山の前に宿営した。 19:3さて、モーセが神のもとに登ると、主は山から彼を呼んで言われた、「このように、ヤコブの家に言い、イスラエルの人々に告げなさい、 19:4『あなたがたは、わたしがエジプトびとにした事と、あなたがたを鷲の翼に載せてわたしの所にこさせたことを見た。 19:5それで、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたがたはすべての民にまさって、わたしの宝となるであろう。全地はわたしの所有だからである。 19:6あなたがたはわたしに対して祭司の国となり、また聖なる民となるであろう』。これがあなたのイスラエルの人々に語るべき言葉である」。 19:7それでモーセは行って民の長老たちを呼び、主が命じられたこれらの言葉を、すべてその前に述べたので、 19:8民はみな共に答えて言った、「われわれは主が言われたことを、みな行います」。モーセは民の言葉を主に告げた。 19:9主はモーセに言われた、「見よ、わたしは濃い雲のうちにあって、あなたに臨むであろう。それはわたしがあなたと語るのを民に聞かせて、彼らに長くあなたを信じさせるためである」。モーセは民の言葉を主に告げた。 19:10主はモーセに言われた、「あなたは民のところに行って、きょうとあす、彼らをきよめ、彼らにその衣服を洗わせ、 19:11三日目までに備えさせなさい。三日目に主が、すべての民の目の前で、シナイ山に下るからである。 19:12あなたは民のために、周囲に境を設けて言いなさい、『あなたがたは注意して、山に上らず、また、その境界に触れないようにしなさい。山に触れる者は必ず殺されるであろう。 19:13手をそれに触れてはならない。触れる者は必ず石で打ち殺されるか、射殺されるであろう。獣でも人でも生きることはできない』。ラッパが長く響いた時、彼らは山に登ることができる」と。 19:14そこでモーセは山から民のところに下り、民をきよめた。彼らはその衣服を洗った。 19:15モーセは民に言った、「三日目までに備えをしなさい。女に近づいてはならない」。 19:16三日目の朝となって、かみなりと、いなずまと厚い雲とが、山の上にあり、ラッパの音が、はなはだ高く響いたので、宿営におる民はみな震えた。 19:17モーセが民を神に会わせるために、宿営から導き出したので、彼らは山のふもとに立った。 19:18シナイ山は全山煙った。主が火のなかにあって、その上に下られたからである。その煙は、かまどの煙のように立ち上り、全山はげしく震えた。 19:19ラッパの音が、いよいよ高くなったとき、モーセは語り、神は、かみなりをもって、彼に答えられた。 19:20主はシナイ山の頂に下られた。そして主がモーセを山の頂に召されたので、モーセは登った。 19:21主はモーセに言われた、「下って行って民を戒めなさい。民が押し破って、主のところにきて、見ようとし、多くのものが死ぬことのないようにするためである。 19:22主に近づく祭司たちにもまた、その身をきよめさせなさい。主が彼らを打つことのないようにするためである」。 19:23モーセは主に言った、「民はシナイ山に登ることはできないでしょう。あなたがわたしたちを戒めて『山のまわりに境を設け、それをきよめよ』と言われたからです」。 19:24主は彼に言われた、「行け、下れ。そしてあなたはアロンと共に登ってきなさい。ただし、祭司たちと民とが、押し破って主のところに登ることのないようにしなさい。主が彼らを打つことのないようにするためである」。 19:25モーセは民の所に下って行って彼らに告げた。
 エジプトを脱出したイスラエルの民は3ヶ月目に「ホレブ」とも「神の山」とも呼ばれるシナイ山のふもとの荒れ野に到着します。此のシナイ山こそがモーセが最初に神と出会って主から命令を受けた山です。イスラエルの民はここに1年間滞在し、神の民としての訓練を受けることになります。それは、過越の第2日の49日(7週間)後のことでした。この日は現在でもシャブオット(7週の祭り)と呼ばれ、ユダヤ教三大重要行事の一つとして大事にされています。此の日は「主」たる神とイスラエルの間に契約がかわされる、イスラエルの新しい歴史が始まった重要な日なのです。ユダヤ教ではモーセがシナイ山でトーラー(律法)を授かった日「マタン・トーラー(トーラーの授与)」として祝うようになり、人々は夜を徹してトーラーを学習したり論議したりします。 この契約が、出エジプト記の後半の主題となります。申命記では「主は荒れ野で彼を見いだし、獣のほえる不毛の地でこれを見つけ、これを囲い、いたわり、御自分のひとみのように守られた。鷲が巣を揺り動かし、雛の上を飛びかけり、羽を広げて捕らえ、翼に乗せて運ぶように、ただ主のみ、その民を導き、外国の神は彼と共にいなかった。」と記されています。その目的はというと、イスラエルを聖なる民、祭司の民である「選民」とし、イスラエルを通して救いを諸民族に伝えることだったのです。此処でイスラエルの民は神の現臨を聞いたのです。だが、神はモーセを通して民に語られる。ここに凡人には理解できない神の言葉を翻訳して伝える仲保者(預言者)の役割がある。民の禊が終わった三日目の朝には、神の顕現にともなう雷鳴と稲妻と厚い雲が山に満ち、しかもどこからとも知れない角笛の音が鋭く鳴り響いたので、民は恐れて宿営の中で震えていて、禁じられた聖域をおかすどころではありませんでしたが。そんな民をモーセは、山の麓まで連れ出します。主がモーセと語るのを聞かせるためです。
そこで主がいよいよ山の上に顕れますが、勿論のこと、民にもモーセにも姿は見えません。シナイ山全体が煙に包まれ、鳴動したのを見たのです。それはただの地震や噴火ではなく、神が確かにそこに来たことの影響でした。大自然が、創造者の登場に答えているのです。角笛はますます鋭く鳴り響きます。モーセが主に呼びかけると、主は雷鳴で答えます。民は生きた心地がしなかったことでしょう。ここには愛だけの神は登場しません。荒野の生活は過酷で、そこでは主を畏れるようにし、規律と従順を戒めとして守り生きる必要があるからです。

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最終更新日  2013年08月12日 07時08分54秒
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