Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年09月12日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/アリストテレス-23(二百二十七)
 アリストテレスの形而上的に思考する、ものの根本的概念としての「本質」とは、それを除外しては物事が当の物事でなくなるようなもの、それを除外しては物事が其の当の物事でなくなる質量と形相の関係の「形相」こそがものの「本質」だと述べます。石像の材料としての岩石「質量」は石像に限らず何ものにも成り得る可能性を秘めていますが、現実には何でもないものである。それを何者かに生成させるのが形相であると説きます。故に形相こそが個別的存在をそのものとしてあらしめる本質なのであるアリストテレスは思考・推論します。我々現代人は「ものの本質」及び「ものの形相」を逆に受け止めますが、アリストテレスの形而上的言語の語意は対岸にあります。注意すべきはアリストテレスの「何者にもなりうる可能性を備えたものは、可能態(デュナミス)であるとされる。質料に形相が付与されてある特定のものが生成したとき、それは現実態(エネルゲイアあるいはエンテレケイア)の状態にあるとされる。このように物事の生成とは、デュナミスからエネルゲイアへの移行ととらえられる。」とする思考です。「質料と形相とは互いに相容れないものではない。特定の質料と特定の形相とが結びついてあるものが出来上がるとしても、そのあるものがまた別のあるものの素材となることもある。この場合には、はじめのものの形相が、次のものにとっては質料となる。このように、形相は、下位のものから上位のものにむかっての階層をなしてもいる。しかして純粋な形相は質料を持たぬ本質、つまり純粋概念だということになる。」としますが、通常一般的には材料を本質と捉え形相を仮想と捉える唯物観から見れば異様な程に想え違和感があるかもしれません。此処にアリストテレスの「霊魂観」が頭を擡げます。其れは「魂と人間の肉体の関係」に、一際、強調されています。

dunamis1
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最終更新日  2015年09月12日 06時48分29秒
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