Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年12月23日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ルネ・デカルト-26(三百十一)
 西洋哲学と中央アジア、なかでもインド大陸の仏教哲学の開祖シッダルタとの思考方法の運用の仕方には、まったく逆順ではないのかと想わせるものがあります。コギトエルゴスムは全ての存在を否定し切ったところに、否定しきれない自己の精神の存在をあらしめています。片や、仏教哲学では自己の精神を滅却するところから世界の理法が観相できるとしています。ルネ・デカルトも世界の汎ゆる存在を懐疑し、その世界の存在と呼称されるものを観相した結果が非在を否定出来得ない自己の内精神に辿り着きます。シッダルタは自己の内精神を世界に解放、云わば「無我」の境遇に自己の精神を陥らせ、其処に「自己を成さしめる存在」を見付ける姿勢です。其の差は彼岸の差程大きく隔たっているかのようにも見えますが、シッダルタの思考にも世界理法の矛盾の懐疑から、沙彌になった経緯があり、両者ともに存在の有無を問う姿勢は変わりませんが、ルネ・デカルトの場合には物質・精神をともに否定した段階から思考が始まりますが、シッダルタの対象とするのは凡そ人間の精神的経過に重点を置いており、因果関係に思想的相違が生まれています。「我」を主張して世界を観想するのか、「無我」を主張して世界を観想するのかは思考方法に相違はあれども結果は近似しています。然し乍ら、因果関係に関しては隔絶しています。
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最終更新日  2015年12月23日 07時00分41秒
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