Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年12月24日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/ルネ・デカルト-27(三百十二)
 コギトエルゴスムにしろ、仏教哲学で最重要課題にのぼる「因縁」も物質世界の事物に限らず人間の内感覚世界の「因果関係」を問題にしています。我が思うとは、無からは何も生じないという表現です。仏教哲学の最たる智者、大乗の世祖「竜樹(ナーガールジュナ)」は「無」と「有」を否定し、但し、その思考の基底には物質世界の喩を数多く掲げてはいますが事物そのもの外感覚的、物質世界を問うてはおらず、デカルト同様に思考の基底には内精神の因果関係を重要視しており、結論的には、思考する「我」を「無・有」を問わず囚われるなとする態度です。「無」からは何も生じないのは共通しますが、ルネ・デカルトは結局は我の精神の深奥の霊性を神を起因とし、大乗の世祖「竜樹」は「空観」を採用し無と有を離れた「モノ」を想定しています。その原因と結果を否定し想定しない「竜樹」の思考を採用すれば、内感覚世界の「因果関係」は崩壊しますが、「空」理論を持ち込むことにより矛盾を回避しています。対して、ルネ・デカルト「因果関係」は原因が結果より少ない実在性と完全性とを存することはあり得ないとして我の精神の深奥の霊性を神を起因とする観念に立ち返っています。西欧哲学はアリストテレス以来の形而上哲学が源流にあり、インド大陸とりわけ仏教哲学がヒンズー教の影響は無視できずとも東洋に花開いた大乗哲学と比肩すると格段の異相を示します。
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最終更新日  2015年12月24日 07時25分21秒
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