Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年08月24日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ32(五百十九)
 人間世界の基底にある普遍は己の観念に囚われた幻想だと云うフォイエルバッハの要請は、「思考と直覚」の記述を現にしている当人は困惑を憶えます。思想や哲学にとっては現世人間の処世術や金銭獲得及び地位の向上、権威の獲得・権力奪取には、自然現象ではなく人間特有の世俗現象に過ぎないからです。フォイエルバッハやマルクスの時代背景を鑑みれば人間思想の根本に人間普遍の思考などは軽微な問題であり、今生きゆく人間こそが最大事であり、思想は其の改革の基底を与えることが思考であったことも事実です。此のことを、フォイエルバッハやマルクスは至上の命題とし、自己の思念を捨て去った自身を観ること、己をむな(「空」若しくは「虚」)しゅうとする思考方法の観念論的世界は勿論のこと、自己の理性を極限まで深めて真相を掴まんとする哲学の放逐に意を向かわせます。観念の世界を持ってしまう人間が生活の中でその観念の世界を否定しなければならないことに陥る。フォイエルバッハは、思想としての思想、哲学としての哲学が己れ自身を超えてゆくこと、生活のなかへと己れ自身を立ち入らせ超えてゆくこと。フォイエルバッハは人間が生活の中でその観念の世界を否定すること、我々の常識とは違(たが)い、生活環境に密着して思考することを観念の上位に位置させます。
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最終更新日  2016年08月24日 06時25分08秒
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