Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年08月29日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ99
 ショーペンハウアーは、我々人間が普段においても問いを発する時、文章の意味、単語の語彙が解らないときに発する「何故に(なぜに)」の語彙の持つ性状を分析しています。彼が学位獲得のために著した論文「充足根拠律の四方向に分岐した根について」では、人間が「なぜ」という形で問いが発せられる時には、期待されている解答には四種類の根拠律(充足理由律)、即ち、一には生成の根拠律、二には認識の根拠律、三には存在の根拠律、四に行為の根拠律を揚(かか)げ、其々に分析し、此れ等は表象における原因と結果の系列を成立させるものであり、因果律のことだと断定します。但し、インドの仏教哲学に堪能な彼は、第上の祖、空理論の龍樹(ナーガルジュナ)同様に、生成の根拠律は、物自体としての世界ではなく、意識における表象の現れ方に関わるものとして規定されているとしています。主観に対する客観のこの第一類においては、根拠律は因果律として登場してきており、「このような根拠律を私は生成の根拠律と呼ぶことにする。経験的実在性の複合体を成している全体表象のうちに現われてくるすべての客観は、其れ等の諸状態の生成消滅に関しては、言い換えれば時間の流れの方向においては、この生成の根拠律によって相互に結びつけられている。」とします。此れこそが仏教哲学の解明にも役立つ課題であり解答です。此のことを誤ると「虚無主義」が待ち構えます。
ナーガルジュナ1

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最終更新日  2017年08月29日 06時15分07秒
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