Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年12月18日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」時間と霊魂54
 キリスト教神学なかでも初期キリスト教の西方教会最大の教父で、正統的信仰教義の完成者アウグスティヌスは聖書を深く読み解き、そこに書かれたことを己の論証のよりどころとした最初の人、釈尊の教えの言質(げんち)其のものではなく論証のよりどころを追求した人物であり、彼なくしては現代にキリスト教が支配的であることは望むべくして望み得ない事態に陥っていたかもしれません。勿論、彼の思想に不合理な部分ないとはいえません。然し乍ら、中には近代以降の思想にも通じる普遍的なものもあります。アウグスティヌスの哲学的な思弁の中でもっとも興味深いのは、世界の創造と時間を巡る自説でしょう。彼はそれを「告白」の第11章で展開。現在世界は神によって無から創造されたとする聖書の言い伝えを擁護しています。此の無からの創造ということについては、当時のギリシァ人にとっては理解できないものです。多かれ少なかれギリシャ思想に染まっていた同時代人にとっても、似たような事情だったに違いないと察せられます。同じキリスト教徒の中においてさえ、神が世界の外側にあって、無からそれを作り出したとする聖書の記述には、疑問を投じられることになります。世界外存在の認識は神が無から世界を創造したことに関しては合点がいきますが、創造後の世界への干渉には疑問符が付きます。何故なら神が良しとする世界は完璧であり世界の創造以降に関しても結果を見据えており完璧だからです。但し、神が絶えず世界に干渉しているとする説も有力です。
世界創造1

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最終更新日  2017年12月18日 11時10分30秒
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