Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年06月19日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解232(生と死63)
 スピノザの云う絶対者、絶対存在且つ絶対意識更には絶対精神を併せ持つ全うした「完全体」とは如何なるものなのでしょう。現代物理学に推し嵌めて憶測すれば、大宇宙の滅びや存在の有無とは関わりがあっても何ら影響を受けない存在、唯一の「有」の筈です。何らかの影響を受ける存在であれば「見えざる神」ではなく「見得(う)る神」であり、現代物理学の先端観測技術が其の存在を見逃す筈がありません、「無因子から有因子が生じ」将又「有因子が無因子に転遷」しているとの観測報告がある以上は「無」は「絶対無」ではなく有因の存在に比した無因の存在の相対無、即ち「名目上の仮相無」として存在します。此のことを紐解けば「神」とは世界の摂理の根源にして存在しない無幻の有無さえ究まれない人類の幻と表現しても許されるよう存在で人間がたとえ「観想」し得ても「観相」することは能わずです。言い替えれば生命ある存在としては観相することすら能わずの摩訶不可思議なもの、スピノザは神が世界に内在まして偏在するとは言わず、ハイデガーが神を否定しないまでも人間には観相することさえ許されない何ものかと云うのは、絶対神格などは途方も無い虚無であり、神そのものが自己を認識することもあり得ません。自己を認識するのは限界を知ることであり、其れ故に完全体ではなくなり「有」そのものでなくなります。人間が神格性を付与したものは、その意味では「有」其のものから派生したもであり、「神格」や「生命そのものにも偏在を伴う仏格」は哲学を離脱し宗教となります。



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最終更新日  2019年06月19日 06時24分00秒
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