Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年06月07日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-433
 定理三八 人間身体を多くの仕方で刺激されうるような状態にさせるもの、あるいは人間身体をして外部の物体を多くの仕方で刺激するのに適するようにさせるものは、人間にとって有益である。そしてそれは、身体が多くの仕方で刺激されることおよび他の物体を刺激することにより適するようにさせるに従ってそれだけ有益である。これに反して身体のそうした適性を減少させるものは有害である。
 証明 身体がそうしたことにより適するようにされるに従って精神は知覚に対してそれだけ適するようになる(第二部定理一四 人間精神はきわめて多くのものを知覚するのに適する。そしてこの適性は、その身体がより多くの仕方で影響されうるに従ってそれだけ大である。により)。したがって身体をこのような状態にしてそうしたことに適するようにさせるものは必然的に善すなわち有益である(この部第四部の定理二六 我々が理性に基づいてなすすべての努力は認識することにのみ向けられる。そして精神は、理性を用いる限り、認識に役立つものしか自己に有益であると判断しない。及び、この部第四部の定理二七 我々は、真に認識に役立つものあるいは我々の認識を妨害し得るもののみが善あるいは悪であることを確知する。により)。そしてそれは身体をそうしたことにより適するようにさせうるに従ってそれだけ有益である。また反対に(第二部の同じ定理一四の裏(逆意:人間身体は、きわめて多くの仕方で外部の物体から刺激されるし、またきわめて多くの仕方で外部の物体を刺激するような状態にされる。ところが人間身体の中に起こるすべてのことを人間精神は知覚しなければならぬ。そしてこの適性は人間身体の適性がより大なるに従ってそれだけ大である。そしてこの適性を妨害する要因は人間身体の適性の阻害となる。並びに、同上、この部の定理第四部の定理二六、及び、この部第四部の定理二七により)身体のそうした適性を減少させるものは有害である。Q・E・D・=此れが証明すべきことであった。
 記:現代半導体世界が生み出した、仮想空間世界は人間の認識能力を深め昂(こう)ずるのか、将又、混乱へと貶(おとし)めるのかは、今は結論が出せない重要課題に成りつつあります。



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最終更新日  2022年06月07日 06時06分18秒
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