Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2022年11月18日
XML
カテゴリ: 霊魂論
第3章 眠りと死(31節/26)
26 家系と霊的人格の関係
 神秘学的事実に対して曖昧な考えからは混乱が生じ得るし、第二の立場は「確かな事実」の敵であるという考え方は極めて最悪である。第二の立場は決して「確かな事実」を否定してはいない。精神的素質や傾向が家系内で遺伝し、ある子どもの中で特定の素質が統合され、偉大な人格を生む、という事実は了解している。偉大な人格が、血統の初期にはあまり現れず、しばしば最後に現れるという主張も完全に認める。けれども、そうした事実の解釈が、感覚的な事柄にしか信を置かない人たちとは違うのである。それゆえ第一の立場には次のように反論する。ある人に祖先の諸特徴が現れるのは確かである。しかし、その理由は、霊的魂的存在が地上に誕生するにあたり、遺伝から与えられた身体を借用するからである。その諸特性は霊的魂的存在のものではなく、それが受肉した媒体が持つものである。月並みな喩えではあるが、水に落ちて濡れても、「濡れた」という属性はその人物の内的本性とは無関係である。それと同様、祖先からの諸特性という性質は、その人物の人格的特質に由来するものではない。さらに、偉大な人格がしばしば血統の末期に現れるという事実を考えてみよう。これは、自分の人格発展のために必要な身体をその家系を利用して作り上げたとも言える。したがって、肉体的遺伝だけでは人格そのものの「遺伝」は説明できない。論理的に考えると、この事実からは正反対の結論が得られる。つまり、人格的資質が遺伝するとしたら、それは血族の初めに現れ、子孫へ遺伝する筈である。しかし実際にはそれが終りに現れるのだから、それが遺伝ではないことを証明している。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年11月18日 06時02分29秒
コメント(0) | コメントを書く
[霊魂論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: