Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年12月12日
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カテゴリ: 霊魂論
ルドルフ・ジョセフ・ローレンツ・シュタイナー
「神秘学概論」概説
 *Rudolf Steiner - 魂への旅路3
<唯物論を否定する見解>
 シュタイナーは何故に唯物論に対して疑問を感じていたのか。実はその理由とは簡単明瞭です。彼は子供の頃から「心霊能力」もしくは「超能力」が備えていたからなのです。物に触れることで、その物に関する歴史を知ることができ得るというサイコメトリー(Psychometry)、超能力の一種で、能力の範囲の厳密な定義はないが、最も主な特徴は、物体に残る人の残留思念を読み取ることなどの能力を彼はもっていたと云われているのです。例えば、シュタイナー少年時代のある日、彼は駅の待合室にいました。するとそこに見覚えのある顔の女性がやってきて、彼に「今はできるだけの力を貸して下さい。そして、これからもよろしくお願いいたします」と言い残して、消えてしまいました。その翌日、彼の父親に親戚の女性がちょうど同じ時刻に自殺していたことを聞かされ、彼は驚くと同時に霊の存在を信じるようになったのです。
 其の様な事があってのち、彼はその能力のもつ意味を追求することに全力を尽くしますが、其の様な事実を後に彼が思想家として活躍するようになっても公表せずにいました。それは「心霊能力」によって多くの支持者を得ることができても、それ以上に多くの人々に誤解されるかもしれないと考えた比較衡量のに基づく判断でした。彼は少年時代に自分のもつ特殊な能力について回りの人間に話したこともあったようですが、まったく相手にされず、そのために自分の能力について語ることを封印してしまったとも云われており、それが当を得ていると想われます。
 しかし、彼は自分がもつ「心霊能力」はけっして特殊な能力ではなく、人間なら誰もが潜在的にもっているものと確信していました。只々、殆どの人はその能力の使い方を忘れてしまっただけなのだと認識していたのです。(*我々人間は物事を集中することを覚えるために、現在でも未開種族のあいだ存在するあの広大な宇宙感覚を自ら進んで捨てたのだ。心霊能力とは、生まれ合わせとか遺伝のために今なおこうした原初の能力をもっている人のことである。)コリン・ウイルソン/Colin Wilsonの言。
 ところで、シュタイナーのもつ「心霊能力」は、「瞑想」もしくは「自己催眠」によって、意識的に発揮することが可能だったという点で他の能力者とは大きく異なっていました。だからこそ、彼は人間の潜在能力を開発することは可能だと考え、そのために自分ができることを模索し続けることになります。問題は彼のこうした考え方をどうすれば多くの人々に及ぼせることができるかということなのです。



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最終更新日  2022年12月12日 12時42分45秒
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