Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年12月19日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」概説
*Rudolf Steiner - 魂への旅路10
<転生観>
 シュタイナーの人間観は「生まれ変わり」の人間観である。人生を、死後との連続の中で見ないと、その本質が見えてこないというのである。しかも其の経緯は、いわゆる単なる人生の誕生から成長、そして衰退へと描く周期である単なるライフサイクル指すのではなく、人間存在の在り方そのものが如何にこの世界における意味を成し、世界との関連を持って成長するのかを、どのように解き明かすのか。一個人のみならず人類そのものの転生を永いタイムスパンのライフサイクルとして解き明かします。先の四つの構成要素「物質体」「エーテル体」「アストラル体」「自我(私)」の組み合わせによってである。シュタイナーによれば、先ず、物質世界における「誕生」は母親の物質的な殻から脱皮することである。そして、只管(ひたすら)に物質体の成長に集中するのが「第一の七年期」。それから、七歳の頃、エーテル体が殻から脱皮する。そこから「第二の七年期」に入って、今度はエーテル体の成長が中心的な課題となる。思春期の、およそ12~16歳の頃、今度はアストラル体が殻から脱皮し、「第三の七年期」の時期、アストラル体の成長が中心になる。 そして、20歳過ぎにやっと「自我」が脱皮する。 シュタイナー教育のプログラムは、すべて、この「七年周期」を基礎にする。この発達の法則を見損なっては、いかなる教育的働きかけも成功しないと言う。
 やがて、人生には死が訪れる。しかし、死という現象も、構成要素の組み合わせが変わるだけのこと。物質体がエーテル体と分離してしまうことに他ならない。死後も、人類という生命はある力の要素のもとで成長のプロセスを経て再び誕生してゆく。つまり、「私・自我・魂」としての人間が三重の「体」を身にまとって、地上に生まれ、順に脱皮しながら成長し、成長し終えたところが、「この世」の折り返し地点。今度は順に三つの「体」が衰えて、死を迎え、順に「体」が魂から離れ、魂だけが純粋に残るところが「あの世」の折り返し地点。そして再び、魂が「体」を求め、物質体に宿ることによって、生まれ変わってゆくことになる。このように、長いタイムスパンの生命活動にとしての大きなライフサイクルを一つの説明原理で貫いてみせる。
 すると、なぜこの地上にやって来たのか、が見えてくると言う。すべての「自我(私)」は、それまでの転生の歴史、魂及び精神活動・行為のライフヒストリーの中で、支払うべき「業」を背負っている。それは、他人に対する「借り」でもあれば、自分に対して償うべき「借り」でもある。そうした「借り」を返済し、成長のために必要な課題を果たすために、この地上にやって来る。つまりは、人生には目的がある。各自が、それぞれ今世で果たすべき課題を背負っている。肉体を持っている間に果たすべき使命を背負ってやって来ている。極論すれば、地上の人生は「魂」の成長のための「修行の場」ということになる。



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最終更新日  2022年12月19日 06時06分50秒
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