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December 28, 2012
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【送料無料】くるみ割り人形 [ アレクサンドル・デュマ ]
アレクサンドル・デュマ (E.T.A.ホフマンの童話に基づく)
東京音楽社 四六並製
☆☆☆☆☆
 クリスマス・イヴの日にくるみ割り人形のバレエの伴奏をするので、その参考に読んでみた。でも、バレエのストーリーとは結構違う。バレエはこの原作の最初と最後のみのような気がするし、最後の場面はかなり変更されている、というか言われてないと原作だと分からない。大体主人公の女の子の名前はクララではなく、マリーなのだ。クララはマリーがクリスマスにプレゼントされた人形の名前のようだ。
 だが、この本の方が小説としてははるかに面白い。ニュルンベルクのお金持ちの家の娘であるマリーには兄のフリッツがいる。このフリッツが将来ユンカーになるべくしてなりそうな様子が暗に描写されているんじゃないだろうか。おもちゃで遊ぶにも兵隊ごっこに明け暮れ、自分が連隊長か将軍になったようにして遊んでいるのだ。そして、マリーは名付け親の人形師ドロッセルマイヤーが持ってきた少々不細工なくるみ割り人形が気になる。そして、夜にこのくるみ割り人形や兄フリッツのおもちゃの兵隊とねずみの軍団との戦争があるのはバレエも同じ。しかし、マリーは夜起きていたために体を壊して寝込んでしまう。ここで、お見舞いに来たドロッセルマイヤーからくるみ割り人形の因縁が語られる。この因縁話がかなり私には面白かった。このあたりがバレエではすっぽり抜け落ちているのだ。でもあったらストーリーが今の倍は長くなるだろうから仕方がないような気がする。実はこのくるみ割り人形、途中で王子様になるが、ドロッセルマイヤーの甥っ子なのである。王子の呪いが解けて、そのお礼にマリーがお菓子の国に案内されるのは一緒だが、お菓子の国の印象がバレエとは違っていた。
 かなり急いで読んでしまったので、ストーリーがあやふやなところもあるのだが、この小説は小説でバレエはバレエで別物だと思った方がいいかもしれない。
 そういえば、この本の中のネズミの軍団とねずみの王様は不気味だったが、バレエは小学校低学年くらいの女の子たちがグレイのチュチュ着て踊っていたので、ネズミの軍団は可愛らしかったし、ネズミの王様もかぶりもの無しで見たら、結構二枚目で恰好よかったんだよね。





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Last updated  December 28, 2012 01:08:21 PM
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