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2006.08.19
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本日の一言-----------------------

「自分が得する話

この本は、自分のための「気持ちよさ」や「快適さ」を貪欲に追求する
ことを目的として、「エコロジー」をそのための手段として使いこなす
活用術を提案したいと思います。」

 -甲斐徹郎
----------------------------
 この著者の著作は以前 「まちに森をつくって住む」 という魅力的なタイ
トルと内容の本を読んで覚えていました。

 この本も面白そうだと直感が働き購入しました。前の著作のエッセン
スのようでしめたものです。

 「エコロジー」は全体としては納得できるのだけれど、自分でどうして
良いかわからない、自分の「便利さ」を捨ててまでそうしたくない、とい
う気持ちがどこかにあります。

 そうした素朴な疑問からスタートして、実は「エゴ」を進めて「エコロ
ジー」になるという一挙両得のような話から説き起こされています。
 この導入部が良いですねー。思わずそうそうと思いつつ引き込まれ
ていきます。

 そうするうちに実は必ずしも「便利さ」=「豊かさ」ではないということに
話が進み、住まいについての先人の知恵に気がついてきます。

 とはいっても著者は「昔に帰れ」と主張しているわけではありません。
「自分が気持ちよく暮す」、「豊かさ」とはどういうことかを考え、それを
追求する方策を古今に求めているのです。

 結局、著者が考え行動したことから「自分の気持ちよく暮す」ことが実現
し始めました。素晴らしいことです。

 「個人の構想」→「計画」→「提案」→「賛同」→「協力」→「実現」 

 というステップが見えました。仕事のステップに似ています。


 *気が向いたら後ほどもう少し追加します。


 前著を読んだときの感想でもあるのですが、もっと低価格でこれが実現
できるといいと思います。もちろんとりあえずは自分の部屋から始めると
いうことには少し取り組んでみたいものです。

 蛇足ながら、本書は「ちくまプリマー新書」から出ていますが、この新書
の装丁はいいですね。今は「新書創刊ブーム」とかで、各社から様々な
新書が出されています。たいていはシリーズを強調するかのように同じ
装丁です。その中で一点ごとに異なる装丁なのですから目立ちます。
おまけに装丁は定評ある「クラフトエヴィング商会」です。渋いな。

目次

序章 自分が得する話
第一章 同じ20℃のナゾ-快適さの原理
第二章 「寒さ」の犯人を捜せ!
第三章 「暑さ」の正体を暴け!
第四章 暑さ寒さの正体がわかればここまでできる!
第五章 豊かさづくりのジレンマ
第六章 気持ちよさはどこまで広げることができるだろう?
第七章 エゴから始めないと広がらない
第八章 「そうなっちゃう理論」-あなたの思いは必ず叶う
終章 自分の細胞がワクワクすることはきっと正しい

●for Chain Reading

「まちに森をつくって住む」 甲斐徹郎/チームネット(OM出版)
 *紹介済み





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Last updated  2006.08.19 11:50:45
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