2012年09月の記事一覧 | 小人ダイアリー

ミリオンフリッカー

人生とは錯綜するものだ。最近はエコブームでLED照明が爆発的に普及し、蛍光灯など使っている家庭はもはや絶滅危惧種である。フリッカーとは主に蛍光灯とかTVの更新速度の事。TV、や蛍光灯は常に明かりや画面更新をリアルタイムで放っているようで人間はそのように認識するのだけれど、実はそうではない。人間の感覚に気づかないスピードで光や映像を発信し、「常に明るい」やら「常に映像を流してる」と人間側が認識しているに過ぎない。つまり錯覚が高速過ぎて人間には認識できないだけなのである。人間の人生も、というか生き死にも、認識しているようで認識してないうちに過ぎ行く物といえる。私が大学生の頃の話を書く。前回書いた通り、私は清々するくらいのロクデナシで、推薦で高校に入学し、その上推薦で高校を退学した。教頭が頼むから辞めてくれないか、と言っていた。それが教育者として云々は今となっては同でもいいし、割愛しておく。その後、まあインチキ高校に転学し、さらに地方のクソ大学を卒業して今に至る。大体卒業試験やら入学試験やら、には必ず酒を飲み、入学式、卒業式には酔っては勿論、必ず酒を飲み、タイマー吸って望んでいたのだから、ロクデナシ、といわれれば返す言葉も無い。そんな折、友人になった祐天寺というのが居た。居た、というのは今生死すら定かではないから。祐天寺は、いわゆる「天才」だった。当時、私って書くのがめんどいので僕にする。僕はバンドもやっていたし、その関係で方々のライブにも呼ばれというか誘いが来て、暇さえあればライブ、酒、レコード屋、バイク、という今から考えれば神の与えたもうた時間を過ごしていた。学業ははっきり言えば馬鹿大学やら馬鹿高校にふさわしいもので、まったく勉強せずにクリアできた。まあそのツケは今に来てるんだが。資格とっときゃよかった。話を祐天寺の話に戻そう。正直、祐天寺の部屋に遊びにいったときはビビッた。祐天寺の住んでいたアパートは新築で、見た目は勿論、内装も新品、12畳と八畳、さらにキッチン８畳、位？という一人暮らしには贅沢なくらいの家だった。玄関の扉を開けてまず照明がブラックライトで、紫にうっすら照らされている。入り口には観たことが無い観葉植物が飾られている。僕は手土産に用意して持ってきておいた（人に貰ったもんだが）15年だか20ねんだか知らんけどウィスキーを渡した。「ええ子やのう」と祐天寺がつぶやく。正直、魔境に入った、と思った。何しろいきなりブラックライトで、いきなりタイマーである。生きて帰れるか解らない。まあ、いつ死んでも卒塔婆くらいはたつやろうから、まあええわい、と腹据えて、祐天寺と一緒にのみ、その晩は寝た。パトリシアとかいう外人の持ってきた布団で。祐天寺との話は長くなるので、というか書くのが面倒になったので、分割して書くことにします。題名は常に「ミリオンフリッカー」で書きます。それではお休み。

バンド復活？

高校生から初めて就職するまでの暫くの間、バンドをやっていた。始めは軽いロックンロールで、徐々に時代の影響を受け、アメリカ系のハードコアやらプログレ、ミクスチャーなんかを友人たちは聞きかじっていた気がする。偏屈な僕はといえば、ブリティッシュロック＆ポップ、ニューミュージックが好きで６０年代後半から90年代までのイギリス系音楽、ヨーロッパ音楽を乱雑に聴き、友人たちが興奮しているアメリカ系の物には斜に構え、鼻で笑っていた嫌なガキだったと思う。当年とって34歳になってしまった。僕の好きなパンクロックは1970年代に発生しているから、少なくとも30年か40年前の音楽、しかも自分が生まれてない時の音楽を聴いているわけだ。パンクといえばピストルズ、なんだが、ピストルズなんかはまったく好きじゃなくて、the clashなどがどっちかといえば好みである。しかし、今というか10年以上も前から聞いているが、パンク、といっても私が音楽活動をしていた時期にはすでに古い音楽でしかなく、普通のロックンロールと何が違うのか？と疑問に思っていた時期もある。普通、ロックンロールの発生は1940年代のアメリカで、名前は忘れたが黒人の奏でる音楽が最初にロックとしてラジオで放送され、様々な変化を受け今に至るわけだが。エルビス・プレスリーなんかは今でも大嫌いで、テレビで見るたび反吐が出る。ビートルズなんかも（これはイギリス人だけれど）輪をかけて大嫌いで、それに感化されている日本人の阿呆どもを見るとこれも反吐が出る。ビートルズはロックと違うけど。余程The　Who のほうが良い。しかし、最初に放送されたロックは今のロック、と称されるものとは似ても似つかない。音もエレキギターじゃなくてアコースティックギターで奏でられていたように思う。私の記憶が確かならば。但し上手い。ブルースの要素をふんだんに持ち、それを別の形、つまりはロックに昇華させている。一時期、音楽などどうでも良くなって、というか音楽に疲れ、軍歌とおにゃん子クラブしか聞かなかったりした時期もあったし、（軍歌は当然、おにゃんこクラブも私の世代とは離れているが）そのお蔭で今でもカラオケでは軍歌しか歌えない為、合コンなどではドン引きされ、苦い経験を味わっている。あ、いた、が正しい。そんな中、バンド復活の話が来た。もう10年来音楽から離れ、というか好みの物しか聞いていない、しかも30過ぎてバンドもなあ、というのが正直なところで、困惑している。体も悪い。とても常人と同じように、昔のようには動かない。私はボーカルだったので謂わばバンドのフロントマン的な立場にあった訳だが・・・。昔と同じことをやれ、と言われてももはや体がついていかないんじゃないか、というのが不安である。ライブ中倒れるかも知れない。楽しみと同時に恐怖が付きまとう。また、10年以上を超えて音楽的に何を主張し、表現し、訴えられるのか、という疑問も付きまとう。正直な話、音楽人としてよりも文人として市井に生息し、民俗学などを研究し、出来れば書き物をして、ゆっくり気儘人として生きたいと思っているのだが。老荘思想がもはや自分の理想となりつつある・・・。が経済がそれを許しはしない。生きるのはムズカシイ。駄文失礼の程。

筑波の風景

こんばんは。chicchi666です。入院生活も今日で終了、恥ずかしながら帰ってまいりました。8/25時点で書いてます8/29には再び入院してます。という訳で9/15に書き足してます。それではどうぞ。私が病院やら家でチンタラしている間に世の中はめまぐるしく変化しており、ついていけてないのが正直なところです。国で言えば、先のオリンピックのサッカーでもありましたように領土問題、竹島は韓国、尖閣諸島は中国、北方領土はロシアと紛糾しております。国内地方においては先の東日本大震災での福島原発の問題も未だ続いていますし、各地で反原発のデモやらが続いております。また、中学生等のイジメ自殺なんかも大きな問題になっています。まあ、私ごときにはいずれもいかんともしがたく、歯噛みしながら経過を見守るしかないのですが。人間を悪くする物は主に政治、金、薬、宗教です。今回は薬について少し駄文を書きましょう。最近脱法ハーブってのが流行っているらしいですね。ＴＶで盛んにやってますね。脱法ハーブってのやらでヤレ死んだ、やれフラフラになった、とかね。しかしながら皆さん、考えてください。ここは立憲君主法治国家の日本です。脱法、という表現はおかしくありませんか？法律上、規制の対象にはならなければ合法であり、なんら制限を受ける物ではないはずです。数年前は合法ハーブといわれていた物が、現在平成24年には脱法ハーブとして面白い程に週刊誌や新聞に書きたてられている。勘違いされるとこまりますので先に書いておきますと、私はいわゆる「合法ハーブ」、「脱法ハーブ」には、というかその販売、使用には反対です。具体的に言えば、ハーブといいつつ購入し、吸ったりするのでしょうが、本当のところ何を摂取しているかまったく解らない。これが問題だと思うのです。「脱法ハーブ」で摘発された業者の中には所謂「違法な混ぜ物」をしていた者がメインだったみたいですしね。例えば、風邪で医者にかかります、大半の方が言われたとおりに処方された薬を飲むとおもうのですが、最近の薬局はやたらに親切で、たとえ風邪くらいなもんでも処方された薬にイチイチ説明をつけたＡ4の紙をくれます。これ飲むと眠くなるだの発疹の可能性がだの。それはいいのです。何しろ医者から発行された処方箋の通りですから。「直ちに危険はない」ですね。どっかで聞きましたね。しかしながら、薬、というのは毒です。いや、薬の効果を否定はしませんが、副作用、というものがあり、基本的には毒を持って病を制する類だと思うのです。医者薬局から処方される薬がその類なのですから、それから外れる物は押して知るべき物です。大体、わざわざ「合法、脱法ハーブ」なんてものを足のつくインターネットで買い求めにいかんでも、ハイかダウンできるものはスーパーでも売ってます。マツモトキヨシでも売ってます。脱法？合法です。しかし毒に変わりはない。ブロンをボリボリ齧ってた。昔はね。ブロンは風薬の王様です。ブロンは風邪薬の王様なのですが、成分が大事なんですよ。ブロン様にはコデインとエフェドリンが入ってる。コデインはヘロインの主成分、エフェドリンは覚醒剤の主成分です。いいね。効き目は弱いけど簡易スピードボールの完成です。但し100錠くらいボリボリ齧らないときかないけどね。ブロンは今でもそこらマツキヨだのに売っている風邪薬です。ブロンください　といえば今でも飲むブロンか錠剤のブロンが出てくるだろう。馬鹿な話だ。日本は・・・狂っているのかもしれない。ブロンの主成分はエフェドリンとコデイン。覚醒剤とヘロインの主成分が混じってる。緩いスピードボール。落ち着かせるダウンと気管支拡張の混ぜ合わせ。今の所謂「合法ドラック」ってのは理解出来ない。「何を」体に入れているのか「考えねばならない」これを考えて欲しいのです。音楽の歴史を、というと壮大すぎるので1960年代からロックやらポップのシーンを見ると累々たるしかばねの山です。私は主にイギリスロック、ちょいとアメリカロック、ちょいとのちょいとでヨーロッパロックを聞いている、いや聞いていたのですが、いずれにしても屍の山なのです。どいつもこいつもドラッグで死んでいる。生きて帰ってきたのはエリック・クランプトンくらいじゃないでしょうか。愛すべき馬鹿どもはどいつもこいつもスピードボールをやるのです。つたない説明ですみませんが、スピードボールってのは簡単に説明しますと、例えば覚醒剤やコカインはUP系で血管を膨張させる作用があります。ヘロインはいわゆるダウナーでまあダウン、ぐったりまったりの薬です。これを同時に混ぜて駐車でブチ込むのが「スピードボール」です。これのお蔭で清々するくらい私の好きなロックミュージシャンは死んだ。どいつもこいつも。ああ生き残ったのはクランプトンとピートタウンゼントだけだろ、くそったれ、なんかとかせんかい。積み木：ブロンとかを常用すると交感神経がバカになります。マツキヨで売ってるからって常用はダメ！絶対！ってほどじゃないですけどね。＠漢方がいいとか思ってたら大変な間違いです。↑にも書いてあるように化学的に精製してないか、してるの違いです。結局は変わらない。暗黒の更新。