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マピオンは1月29日、同社が提供する地図情報検索サービス「マピオン」とケータイ公式サイトの「マピオンモバイル」において、全国のラーメン店情報を紹介する「ラーメン特集」を公開した。 同サービスでは、国内の有名店から約2700軒のラーメン店情報を掲載。モバイル版ではエリア検索以外にも、醤油・味噌・塩・とんこつの4種のうち、食べたいラーメンの味、現在地、店名などから検索が可能(レスポンスより)------------------------------これはピンポイントながらも史上最強の特集かも知れない(笑)ラーメン店は王道だ。何やかんや言ってもラーメンの人気は絶大。大人から子供まで、ラーメンが嫌い、という人はそうはいないはず。醤油・味噌・塩・とんこつと味の種類も分かれるし、それぞれに名店も多い。モバイル版の味から探せる機能は重宝かも知れない。リアルタイムの混雑度とか出れば尚いいけどなぁ。並ぶのがどうも、という人は多いし、うまいしくみは出来ればさらに面白いと思うが。
2013.01.31
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米Googleは1月29日、地図サービス「Googleマップ」に、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の地図が加わったと発表した。ユーザーがGoogleマップを編集できる「Googleマップメーカー」を使い、世界の地図制作愛好家とともに制作したという。 北朝鮮の地図は従来、地形図など限られた情報しかなかったが、道路や建物名、建物の写真などが追加された。Googleマップメーカーを使い、世界中の地図制作愛好家と、道路をトレースしたり、名前をつけたりしながら制作したという。 Googleのエリック・シュミット会長は1月上旬に訪朝。その後、自身のGoogle+で、「北朝鮮政府は国民にインターネットを開放するべき」などと持論を展開していた。(ITmediaより)--------------------未だ謎の多い国。謎が多いから地図が欲しい。それなら、ということで今回はユーザーも含めてみんなで力を合わせての地図化というのがすごい。何というか、この手の動機付けは舐めたものではない。逆にこういう時代だからこそ、隠すことは難しい。自国民は無理やり封じ込めることが出来ても、世界は見ている。名もない人々がこれだけの地図を作ってしまったのだから。
2013.01.30
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山形空港の東京便の運行機材が、2013年度上期ダイヤ改正(3月31日以降)に伴い、ボンバルディアCRJ(50席)からエンブラエル170(E70、76席)に変更される。同便のE70運航は11年度下期ダイヤ以来で、ほぼ1年ぶりの復活。県は「約70%の高い搭乗率などが機材の大型化につながった」としている。 同空港の東京便はかつて1日5往復、200席クラスの機材が運航していたが、1992年7月の山形新幹線開業の影響で便数、機材の縮小が進んだ。近年は2010年度下期に150人乗りから76人乗りに変更。11年度上期にE70からCRJに“降格”した。同下期にE70に戻ったが、12年度は一年を通してCRJが運航する。 12年4~12月の搭乗率は平均69.6%。山形空港利用拡大推進協議会事務局の県交通政策課は「65~70%が一般的な採算ライン」と説明する。東日本大震災の発生で需要が高まった11年度の平均搭乗率は70.9%。それ以前の10年度は61.1%、09年度は51.9%で推移した。同課は「12年度はここまで安定した利用者数を記録しているのが特徴。日本航空に対する粘り強い要望活動、利用拡大に向けた取り組みもあってE70の運航にこぎ着けた」と強調する。 E70が就航した10年度下期の搭乗率は、東日本大震災が起きた11年3月(84.3%)を除き、30~40%台にとどまった。同じく11年度下期は最大が12年3月の59.4%、最小が同2月の45.7%で採算ラインに達していない。 同協議会は東京便の利用促進を目指し、リピート客やグループ利用に対する助成事業などを進める。昨年12月から空港ターミナルビル正門の閉門時間を、これまでの午後8時から午後11時に延長。東京便を利用後、山形新幹線などを使い日帰りで山形に戻った際、空港に置いた車を取りに戻れるようにした。同課は「機材変更を好機と捉え、一層の利用拡大策を進めていきたい」としている。(山形新聞より)---------------------------山形であれば新幹線優位な距離だと思うが、航空路もまた根強い・東日本大震災の際に空路が輸送に大きく貢献したのは有名な話だが、その後も健闘が続いていることから機材の大型化に踏み切った。機材の大型化はボンバルディアCRJ(50席)からエンブラエル170(76席)への変更。その差は26席。たかが26席と感じがちだが、これでも積み重なれば大きな数字になる。一般に空港が都市から遠い場合には新幹線が優位と言われてはいるが、山形空港が位置する東根市は山形市からは距離もあり、必ずしも新幹線と比べて便利には見えない。どうやら地理的な条件の他に、交通事情の多角化という部分も考えなければならないようだ。地元客の利用では、アクセスはほぼ車に集中する。街中にある駅と比べれば、空港は駐車スペースが大きく、数日にわたる駐車場利用も値段的に優位。これは案外馬鹿に出来ない。また、恒常的な利用であれば「マイル」をためられる航空機利用の魅力は大きいだろう。早割や団体利用など、価格面での融通も大きい。記事にあるように「65~70%が一般的な採算ライン」とすれば、大型化後にどれくらいの利用が維持できるのかも大きなポイントになりそう。大型化後の動向にも注目だ。
2013.01.29
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通学路を歩いて子どもたちが地域の防災について考える「防災マップ」作りがいま、日本中に広がっています。その「防災マップコンクール」がきょう、都内で開かれました。およそ1万3000人の児童が取り組み、今回過去最多となる2018作品が全国から寄せられた「防災マップ」作りのコンクールでは、15作品が入賞しました。入賞作品には7月に起きた九州北部豪雨の被災地、大分県日田市の消防少年団による「水害」をテーマにしたマップも選ばれました。地図を作った子どもたちの代表は「逃げる勇気が必要だと学んだのでそれをみんなに広げて、自分もそのような被害があったら逃げられるようにしたい」などと話していました。また、巨大地震による大津波の被害想定が出された愛媛県や三重県の児童らが手掛けた津波の場合の避難経路マップ、実際にお年寄りと歩き避難場所までの所要時間や距離を調べたマップもありました。東京勢では都立城南特別支援学校の子どもたちが車いすで街中を探検したマップが入賞しました。車いすでは通りにくい道や点字ブロックの確認などしながら地域を探検しました。子どもたちは「もし地震や災害が起きたら自分1人で逃げるのではなく、(地域のお年寄りなどに)声を掛けて一緒に避難しようと思う」などと成果を話していました。コンクールを主催する日本損害保険協会は、防災マップを通して子どもたちから地域の安全・安心への取り組みが広がってほしいと話しています。 (TOKYO MX NEWSより)--------------------------いつも書いていることだが、子どもたちが防災マップを作成することには大きな意味と効果がある。まず、自分の目で見ること、地域を調べること。こうして自分の生活圏の特性を子どもなりに理解できる。そしてマップ作りを通じて考えること。これもとても大切な作業だ。加えて、子どもたちは必ず自分の体験したことを親と共有するはず。食卓や団欒の時間にそういう話を家族ですることができること、それがとても効果的だ。防災において子どもある意味主役になり得る。釜石で実績を上げた片田チームも子どもたちを通して地域の大人たちの意識を高める方法で成功した。また、高学年や中学生の子どもたちは率先避難者としての役割も果たした。そんな子どもたちが作る防災マップ。コンクールという形式がいいかどうかは別として、全国からそれぞれの地域性に照らした様々な防災マップが一堂に会するのは意義がある。それぞれの地図が持つ良さや、子どもならではの防災への視点など、学ぶべきことは案外多い。もっと報道されてもいい取組ではないかと思う。
2013.01.28
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飲食店を中心に、インターネットを使った販売促進の提案を行っているタウンニュース・ロコ(横浜市)は、グーグルのサービス「おみせフォト」の販売に力を入れている。「おみせフォト」は、広角レンズをセットしたデジタルカメラを使って店内撮影を行い、そのデータをWeb上で紹介するもの。グーグルのストリートビュー技術を応用した商材で、グーグルマップやローカルと連動するのがポイント。パソコンやスマートフォン、タブレットなど様々な端末に対応し、検索した際の表示情報を増やし、集客につなげる。神奈川県内では、中華街や鎌倉、箱根など観光地を中心に、飲食店や物販店などで導入する事例が増えている。また、介護施設やハウスメーカーのモデルハウスなどでも採用するケースが出始めている。撮影は約1時間、グーグル社が認定するカメラマンが行い、撮影から1ヵ月前後でネットに公開される。(タウンニュースより)--------------------------地図が広告媒体として大きな存在になっていることは確かだろう。エリアマッチングによる広告表示はかなり早い段階からやられていたし、地図がインタラクティブになって以降は広告主にとっては絶好のプラットフォームになっている。記事で紹介されている仕組みはストリートビューの延長線上にあるようで、そうなるとプラットフォームである地図からの連続性があるのが強み。位置情報が大きな意味を持っている所以はこうした点だろう。件数が増えると、Web上のバーチャルタウンぽい。今後は今以上にクロスメディア的な展開もありだろう。地図と繋がりそうなメディアはまだまだありそうな気がする。
2013.01.27
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一日の終わりに人々の「ミンイ(民意)」を問うフジテレビの情報番組「にっぽんのミンイ」。その日に起きたニュースや話題について、生放送で皆さまの意見を集計し発表します。投票はスマートフォンや携帯電話、パソコンから可能です。1月22日の質問は、「アルジェリアがある位置 世界地図で指せますか?」これに対し「指せる=47%」「指せない=53%」(投票数:2739)でした。アルジェリアで起きた痛ましい事件…。日本企業の海外進出や世界で働く日本人が増え、地域の紛争や国際問題に巻き込まれることも不思議ではありません。世界の中の日本。色んな事をきっかけに世界で起きていることに関心を持つことが必要なのかもしれませんね(MSN産経ニュースより)--------------------------正直言って、アルジェリアの位置を正確にさせるかどうかは大した問題ではないと思っている。もちろんきちんと指せて当然だとは思うが、地理的な知識ってそういうことではない。それ以上に大切なのは、その国や周辺国を取り巻く様々な経緯。旧植民地であり、旧宗主国がある。宗教があり、民族があり、それぞれ歴史があり、現在の暮らしがあり、貧富の差がある。そしてここ数年来のアラブ諸国の変革。そうしたことも含めて今回の事件にも様々な背景がある。それは善とか悪とか正義とか、そんな陳腐な一言でとても片付けられるようなものではない。それが世界だ。報道も殉職者の家族にマイクを向けるより本来はそうしたことを伝えるのが務めではないか。報道を見ていると、地理を学ぶことの重要性を切に感じる。
2013.01.26
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北海道岩見沢市が、今季から市ホームページ(HP)で公開している排雪作業による通行止め情報について、地図での情報提供を見合わせていることがわかった。排雪路線を事前に周知することで、道路へ悪質な雪出し事例があったため。 地図公表の見合わせは19日分から。市は「市民の要望に応じて提供してきたが、交通に支障が出ることは避けたい」としている。文字での情報提供は続けているが、雪出しの状況を見ながら継続するかどうか判断する方針だ。 市は豪雪だった昨冬の教訓を生かし、今季から排雪作業のため通行止めにする路線を事前にHPに掲載してきた。しかし、市によると、排雪作業に入る道路に雪が置かれているケースが頻発した。中には屋根から下ろしたとみられる大量の雪を重機で道路沿いに張り付けていく業者もあるという。 道路への雪出しは道路幅を狭め、バスの運休など交通への支障に直結する。実際、今季も安全運行に必要な道路幅が確保できず、バスが運休する事例があった。そのため市は広報紙やHPで雪出しをやめるよう呼びかけていた。(読売新聞より)--------------------------近年では除雪車の位置をリアルタイムで地図上に表示するなど、除排雪に関する情報をWebで公開する仕組みが増えていたが、こうした情報の使い方に一石を投じるニュース。除雪は地域の経済活動はもちろん、通学や通院、買い物など様々なことに大きく関係している。交通路の確保は雪国にとって切実な問題だ。それだけに、市町村も効率的な除雪車のあり方について様々な取組に力を入れ始めている。上越市や青森市の例は先進事例としてよく知られている。そんな矢先の出来事。そこには各世帯の雪出しの問題が大きく絡んでいる。記事にあるような行為は確かによろしくない。しかし一方で、日々の雪おろしの負荷の増大と、その雪のやり場のなさという深刻な事情もある。ある街では、あらかじめ用意されている融雪溝はあっという間に埋まってしまい、各家庭から出された雪はダンプカーで町はずれの川まで捨てに行くのだという。排雪が需要に追い付いていないのが現実だ。だから記事にあるような行為が出現する。道路の除雪だけでは語れない雪国ならではの事情。きちんとしたインフラを整備する必要性も含めて、みんなで認識しなければならない問題かもしれない。
2013.01.25
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年末年始の電車の人身事故の多さには慣れきってきる日本。しかしここ最近、各鉄道会社の「プラットホーム事故0(ゼロ)運動」なる活動のおかげか、例年に比べると随分人身事故は減ったようにも思える。功を奏した(?)日本の鉄道事情の一方、アメリカ・ニューヨークでは年末、タブロイド紙「New York Post」のトップを飾ってしまった韓国系男性の轢死直前写真にあったように、地下鉄の事故が頻繁に発生しているようだ。先日もニューヨーク、クイーンズで酒に酔った状態で線路内に立ち入り、そのまま眠ってしまった26歳の男性が脚を電車に轢かれ、切断してしまったという事故があった。これ、「不幸中の幸い」というのだろうか、たまたま頭部や腹部という生命維持のための最重要部分を電車が轢かなかったことで命だけは助かったのだ。しかし脚だけ轢かれた状況というのも、想像するだけで恐ろしいものだ。そう、我々が「また人身事故か。遅刻じゃんか」と愚痴っている間にもその事故現場では「ブルーシート」に覆われた悲惨な現場があるのだ。その「ブルーシート」の中の内情・概要がわかるサイトが実はある。「回答する記者団 人身事故マップ」である。このサイトではまず、各鉄道会社・路線がリストアップされており、情報を知りたい線を選ぶと事故の概要が読めるのだ。内容は1、2行程度のものであるが、内容はヘビーだ。「10m先に身体の一部発見」「左足轢断」「即死」「腹部轢断」「頭部粉砕」・・・・・・その内容故、1、2行ほどで十分だ。悲惨な現場が想像つくはずだ。おそらく自殺とみられる事件以外にも、「酔っていてふらついて転落、大けが」などの自殺願望などなくても起こりうる事故も載せてあり、「新年会の帰りには気をつける」という気持ちにさせる。何者かに突き飛ばされるようなことや、何らかの不可抗力が原因になる以外、事故は気の引き締めによって予防が可能だ。せっかくの新しい一年の始まり、鉄道事故に巻き込まれないよう、注意していただきたい。(マイナビニュースより)------------------------この記事の内容はやや煽り気味だが、要は使いようだと思う。サイトはGoogleマップ上に人身事故発生地点がプロットされており、事故の概要と詳細の切り替えができる。どこの路線でどういう事故が起きているのかが視覚的に分かるというもの。事故の多い路線では事故発生地点がそのまま路線の形を描いている場合もある。いかに事故が多いのかを痛感させられる。場所と概要が分かっているので、注意喚起やハードの増設など対策に応用できるはずだ。最近駅のホームに扉が設置される駅が増えている。ハードに守られなければ事故が防げないのかと思うと残念ではあるが、それでも事故が減るならそれでいいのかも知れない。命は重いものだ。人身事故は撲滅して欲しい。
2013.01.24
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埼玉県教育局などは二十一日、急ブレーキの多発箇所など事故発生の可能性がある地点をカーナビの記録から分析、表示した地図を市町村教育委員会(さいたま市を除く)に配布した。各学校などで児童や生徒の安全対策に役立ててもらうのが狙いで、全国初の取り組みという。近く県立学校にも配布する予定。教育局によると、二〇一一年度、登下校中に県内で発生した交通事故(十日以上欠席したケースなど)は小学生が一件、中学生が六件あり、うち中学生の一件は死亡事故だった。昨年四月には京都府で登校中の児童らが車にはねられて十人が死傷する事故もあり、県が、ホンダ(本社・東京)から提供を受けたカーナビのデータを活用して地図を作製した。作製に使ったのは、一一年六月~一二年五月にかけ、県内全域の一般道(幅五・五メートル以上)で約十万台の車両が走った記録のうち、登下校時間を想定した午前七~同九時と午後二~同四時のデータ。県内を十キロ四方ずつ五十三ブロックに分け、急ブレーキの回数が多い場所と、車のスピードが平均的に速い場所をそれぞれ着色した二種類の地図が完成した。「急ブレーキ発生箇所図」では、自動車の進行方向に対し、急ブレーキの回数が多い場所を三段階で色分け。年間二~五回を青、六~九回は緑、十回以上は黄色で表示した。県によると、急ブレーキは一般的に、見通しの悪いカーブの先に交差点が現れたり、立体交差の下り合流地点の交差点などで多くなる傾向があるという。教育局は「急ブレーキが多いと一概に危険というわけではない」とした上で、各学校や市町村教委が実際に場所を確認し、学校だよりや交通安全教育の教材に加工するなどして安全教育に役立ててほしい、としている。県はこれまでにカーナビのデータを活用して県道の危険箇所を分析し、県道上に注意喚起の表示をするなどの対策を進めてきた。市町村道を含めて分析した今回は、希望する市町村の道路担当部局にも地図を配布した。(東京新聞より)-------------------------ホンダのテレマティクスへの取組の成果の一つ。プローブ情報は渋滞箇所のリアルタイムな把握や、災害時の通行可不可判定など様々な目的で応用されている。事故危険箇所もその事例の一つで、車が急ブレーキをかけた実績を評価したものだ。「急ブレーキが多いと一概に危険というわけではない」という教育局のコメントもそうだが、逆にいえば、この図で指摘された箇所以外は安全ということを意味するわけではないので注意が必要。それでも複数の車が急ブレーキをかける場所があるとすれば、そこには必ず何かしらの原因があるはず。こうした情報が公開されることには大いに意義があること。ドライバーはもちろん、子供たちや親御さんも含めてしっかりとした意識合わせができればいい。こうした技術で事故が少しでも減少するのであれば素晴らしいこと。地理空間情報関連技術の社会還元が目に見える形で行われているのを目の当たりにするのは、ちょっぴり誇らしくもある。
2013.01.23
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知らない土地を訪れたとき、重宝するのがスマートフォン(スマホ)の地図アプリだ。目的地までの道順を確認したり、周辺の情報を検索したり。アプリごとに使い勝手が違うので、場面に応じて使い分けたい。「基本はグーグルマップで、必要に応じて他のアプリを使っている」。東京都江戸川区在住の佐藤雅美さんは、iPhone5(アイフォーン5)に4つの地図アプリを入れている。街歩きのときは道路や橋などの名前が詳しい「MapFan+」、山登りのときは海抜が出る「地図マピオン」など、それぞれの特徴に合わせて使っているという。グーグルマップは自宅のパソコンで情報を登録して、外出先で利用している。古地図を通じて土地の歴史を調べている佐藤さんは、「アプリによって載っている地名や施設が異なるので、複数の地図を見比べている」という。スマホ用の地図アプリといえば、iPhoneでもアンドロイド端末でもグーグルマップが標準搭載されていた。しかしiPhoneでは2012年9月、米アップルがグーグルマップを外して独自開発の地図アプリを導入。これが誤表示だらけだったことから、地図アプリのニーズが一気に高まった。各社は個性的な機能を次々投入し、利用者の支持を集めている。米グーグルも3カ月後の12月にiPhone用のアプリを提供し始めた。プログラマーの佐藤匠さんはiPhoneのグーグルマップが使えない間、「地図マピオン」で代替していた。「地図の中心点から距離を指定してコンパスのように円を描くことができるので、手軽に距離をつかみやすい」。距離は10メートル単位で指定できるようになっている。「地図マピオン」には高解像度のiPhoneに対応した高精細モードがあり、情報量も多いという。街中でアプリを使うとき、よく利用するのが場所の検索だ。アプリによって、具体的な操作方法は少しずつ違う。「地図マピオン」は駅やバス停、コンビニなどの項目ごとに検索する。表示している地図の範囲内でのみ、検索結果が出る仕組みとなっている。トイレやベビーシートといった項目があるのも他にはない特徴だ。「MapFan+」は「食べる」「買う」といった項目別に調べるほか、住所でも絞り込める。選択肢から選んでいくので、住所を漠然と覚えている場合には重宝する。「Yahoo!ロコ」も「グルメ」「ショッピング」などのジャンルごとに絞り込んでいく仕組みだ。グーグルマップは言葉での検索のみだが、曖昧な言葉でも候補が次々表示されるので使いやすい。歩いているときには地図の向きが感覚的に分かると助かる。どの地図も北を上に表示するが、グーグルマップと「MapFan+」は地図を自在に回すことができる。地図上で方角が分からなくなる人は重宝しそうだ。「MapFan+」と「地図マピオン」は進行方向を分かりやすく示す機能も付いている。地図情報に詳しいフリーライターの片岡義明さんが注目するのは「Yahoo!ロコ」の地図変更機能。「地下街や商業施設など屋内の地図に切り替えて使うことができる。雨雲をリアルタイムで表示する機能や航空写真など個性的な地図もあり、眺めているだけでも面白い」有料オプションになるが、「MapFan+」のオフライン表示機能もユニーク。回線がつながらないときには、事前にダウンロードした地図データを表示できる。「地図アプリはそれぞれ個性的。無料なので、ひとまずインストールしておきたい」と片岡さん。各社とも頻繁にアプリをアップデートしており、今後新たな機能が加わる可能性もある。日ごろ、あれこれ試しておくと、必要なときに助かるかもしれない。(日本経済新聞より)-------------------------これは有益な記事。一般的には地図はデフォルトで使用しているユーザーが多いと思うが、各地図アプリはそれぞれの特長を持っているので、用途によって使い分けるのはとても賢いやり方(地図好きユーザーはほとんど実践している思うが)。Apple地図がああいう形で破たんしたことで、結果的に多くの地図アプリがユーザーの目に留まるようになった。これはけがの功名だが、いい傾向だと思う。そもそも地図の使い勝手は用途はもちろん、ユーザーの好みによってもだいぶ違うもの。機能や表示レイヤはもちろん、デザインだってそれぞれ趣味がある。色々と探しながら自分好みのものを見つけてもらうのが一番だ。そういう中でユーザーの意識が高まれば、地図アプリ同士でいい競争が生まれれ、地図業界はますます活性化されるのではないか。まずは注目されてなんぼなので。
2013.01.22
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Foursquareが直近5億回分のチェックインを表示したインタラクティブな地図を公開した。お気に入りの場所にチェックインした人の集まりというよりも、銀河系のように見える。地図は、黒地の背景に過去3カ月分のすべてのチェックインを白の点で示している。場所によっては点が完全にそろい、境界図のようだ。ズームインして詳しく見ることも可能だが、ほとんどのアクティビティが米国と英国で行われているのがわかる。同社のブログでは地図とともに、レコメンデーションシステム「Foursquare Explore」の刷新についても書かれている。「今見えているすべてのチェックインは、ただの点ではなく、人が訪れた他のすべての場所にもリンクしている。これがFoursquare Exploreがパワフルな理由だ」(同社ブログ)Foursquareでは、お勧めのお店を探すのにExploreを使ってもらいたいと考えている。また同社は企業向けツールや、Foursquareをアプリで利用する「膨大な数の」企業の一部としてInstagram、Bing、Flickr、Quora、Path、 Soundtracking、Evernote、Garminの名を挙げて紹介した。この中に、お店のレコメンデーションをはじめとした各種の情報を提供する「Graph Search」サービスを提供開始したFacebookが挙がっていない点に注目したい。この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。(朝日新聞より)-------------------------これは凄い図。人というものがとても小さく感じられる。直近5億回という分母の大きさもさることながら、いわゆる人口分布などと異なり、記事にあるように「人が訪れた他のすべての場所にもリンクしている」ことに奥の深さを感じる。さらにその背景には点(つまり人)個々の属性が紐づいていることを考えると、ビッグデータの底知れなさに驚愕する。そしてその底知れなさをこうして視覚化してくれる地図にもまた底知れなさを感じるわけであるが。
2013.01.21
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というわけで本が出ました。地名は災害を警告する著者:遠藤宏之価格:1,659円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る減災の有効な手段として「土地の様を知る」というものがあります。災害は同じ場所で繰り返す性質があるので、既往災害のことはもちろん、地形なども含めて自分がいまどのような特性を持つ場所にいるのかを考えることはいざという時のための大きなヒントになります。古い地図や空中写真を見たり、土地条件図をみたり、そして実際に地形を意識して色々観察しながらその場所を歩いてみたりすると、色々なことが見えてくるものです。一般の方にもそういうことに興味を持ってもらおうと、今回は比較的身近な「地名」を入口としてアプローチしています。見る方が見れば突っ込みどころも多々あるかも思いますが(笑)少しでも多くの人に「土地の様」に興味を持ってもらえれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。アマゾンの場合はこちらからどうぞ。
2013.01.20
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渋谷のツタヤができる前って何があったっけ?前に何があったかを記録する地図サイト「ここまえなんだっけ」が1月15日に登場しました。自分の経験や人から聞いた「どこに」「いつ」「何があった」という記憶を、みんなで1つの地図に投稿して共有するサイトです。地図はGoogleマップをベースにしていて、投稿者の記憶がピンになって表示されています。ピンの形や色はそれぞれ、記憶の正確さによって異なります。クリックするとウィンドウが表れ、「何があったか」「何年にあったか」「年代の正確さ」を知って楽しむことが可能。記憶を投稿するには、Twitterやfacebookのアカウントからサイトにログインする必要があります。サイトの制作者は、デイリーポータルZのWebマスターとしても知られる林雄司さん(@yaginome)。過去にも「東京トイレマップ」などのサイトを開設しています。サイト内で林さんは、「たくさんの人の記憶をひとつの地図にポイントしていけば時間軸のある地図ができあがります」「そこにあったものだけじゃなくて、CDショップがあってインストアライブで誰を見たとか、そういうエピソードも入っていると情報に深みが出るので嬉しいです(僕が)」と語っています。(ねとらぼより)-------------------------目の付けどころが素晴らしい。「記憶を共有」というコンセプトは多くの人のツボをついている。そしてこの手の知はあいまいながらも人の奥底に眠るもので、客観的・体系的に整備するのは案外難しいという側面もある。この方法でしか集約できない情報ともいえるかもしれない。参加者が増えれば本格的アーカイブも可能になるのでは?思い入れのあるエピソードが集まればエンターテイメント的な発展もありそう。
2013.01.19
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18年目の1.17.5:46。神戸では震災を知らない層が40%になったという。時間はいつのまにか流れている。当時32歳の自分は災害とも地図とも関係ない立場。小さな出版社で時刻表の編集に携わっていた。関西版の私鉄・JR時刻表も発刊していた関係もあり、震災は大きな衝撃だった。出勤前のニュースで地震発生を知るが、当初は京都が最高震度で神戸の情報は空白のまま。情報がないまま、突然ヘリから映された横倒しの高速に言葉を失った。まさか神戸が、と思ったことはよく覚えている。ライフラインはズタズタになり、当然交通網もマヒした。鉄道各社は被害状況を見つつ少しずつ復旧を目指し、やがて部分的な運転を開始する。暫定ダイヤが組まれ、不通区間についても少しずつ開通していく日々だった。したがってダイヤもそのたびに変わるのだが、なかなか情報が届かない。そこで暫定ダイヤを取材しに出かけて、現地で駅の時刻表の看板写真をとってそこから暫定ダイヤの時刻表を作り上げた。発刊の頃にはまたダイヤが変わっているかもしれない。それでもいい、鉄道会社の頑張りを形にして伝えたかった。そんなこともあり、編集部から交代で神戸へ向かった。自分は発災から3週間後に現地に入った。阪神間ルートはぶつ切りのため、福知山線で三田へ、三田から神戸電鉄、谷上から北神急行で新神戸に出た。乗り継ぎ駅ごとに時刻表を撮って、新神戸からは三宮経由で神戸駅へ。高速神戸駅からの連絡通路で被災した人たちが「震災饅頭」とか色々なものを売っていて、そのたくましさに思わず涙した。ハーバーランドから天保山へ船が出ていたが、そのまま街を歩いた。春日野道から阪神で1駅、歩いて王子公園から阪急で1駅、確かそんな感じだった。最後は阪神の青木からは梅田まで通じていたように記憶している。途中の光景は忘れられない。まっすぐ建っているビルがない。がれきとつぶれた建物が並ぶ埃っぽい道を、たくさんの人が歩いていた。それから数年後、仕事は時刻表から地図に転職、奇しくも神戸から西宮にかけての1万分1の地形図を作る仕事をした。現地調査で1週間街を歩き回った。ちょうど仮設住宅が撤去される頃だった。まだまだ空き地だらけだった。今神戸を訪れると、その復興ぶりは感慨深いものがある。でも人々の心の復興はもっともっと時間がかかること。それは中越も東日本も、いやそればかりでなく全ての災害にいえることだろう。あの日のことを忘れず、国民一人一人が次の世代へと伝えていければいいが。
2013.01.18
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友人を迎えに行くために38マイル(約61km)先の目的地をGPSナビでセットしたところ、予定の20倍以上の距離を走らされてしまったという事件がベルギーで起きました。車を運転していたのはベルギーのエノー州エルクリンヌ近郊、ソール=シュル=サンブルに住んでいるサビーヌ・モローさん(67)。ブリュッセルで待っている友達を迎えに行くために、GPSナビをセットして出かけました。何事もなければ、モローさんの家からブリュッセルまでは38マイル(約61km)でしたが、いつまで経ってもモローさんが帰ってこないために息子が警察に連絡し、事件が発覚しました。モローさんの息子によると、家の捜索を終えた警察が全国的な捜索を開始しようとする直前にモローさんから電話が入ったとのこと。行方不明になってから2日後のことで、モローさんはクロアチアの首都ザグレブにたどり着いていました。本来モローさんが走る予定だったルートを想定した地図。ソール=シュル=サンブルからブリュッセル駅までで距離は72.2km、かかる時間は1時間。間違った道を走っているあいだ疑いを持たなかったモローさんは「気もそぞろだったから、とにかくアクセルを踏み込みました」と語っています。この旅の途上、モローさんは2度の給油を行っており、小さな交通事故も起こし、車の横で数時間の仮眠を取っています。それでもまったく間違いだと思わなかったモローさん、「いきなりザグレブに着いてようやく自分がベルギーにいるのではないということに気づきました」とのことで、数カ国を越える旅の末に無事が確認されました。モローさんが実際に走ったであろうルートを辿ったものはこちら。その距離は1317kmで、かかる時間は12時間。有料道路・高速道路を使わずに行くと22時間近くかかるようです。モローさんは自分で車を運転して、ルクセンブルクを経由して帰ったとのこと。ちなみに、モローさんがGPSナビのせいで行方不明になったのはこれが2度目だそうです。日本国内ではカーナビの誘導ミスによる大事故よりもカーナビを操作していたせいで起きた事故の方が多くニュースになっていますが、2012年3月にはオーストラリアで日本人観光客がGPSナビに従って走行していたら海に入ってしまったという事故が発生、8月にはアラスカ州でフェリーから降りた車がナビに従って海に落ちたという事故も起きており、あまりナビを過信しすぎるのも考え物のようです。(GIGAZINEより)-------------------------何というか、ネタとしか思えないような話。原文を読んでいないので詳細は分からないが、この記事だけだとナビの誘導ミスかどうかは不明。それにしてもこれだけの距離を走って間違いに気付かなかったモローさんはもはや愛すべきレベルか(笑)欧州の場合車で国境を越えることができるのでこうしたことも起こり得る、とはいうものの国境の出入国審査で気づかないのか?と思ったが、シェンゲン協定実施以降は審査もなかったのか。EUならではのダイナミックな大旅行と言えるかもしれない。日本ではさすがにこういうことはないだろうが、日本人旅行者が土地勘のない欧州へ行けば同じようなことは起こり得る。いや、それでもブリュッセルとザグレブは気づくだろう…さすがに。空間認知以前の問題だよなぁ。
2013.01.17
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フォアベルク日本は、部屋の地図を作成して効率的に掃除を行なうロボット掃除機「Kobold V(コーボルトV) R100」を、同社オンラインショップにて15日に発売した。直販価格は78,750円。店頭では、札幌/函館/神戸/福岡のフォアベルク日本のショールーム、および東急ハンズ名古屋店にて先行販売されている。 ドイツの掃除機メーカー「フォアベルク」製のロボット式掃除機。同社は「ドイツで一番人気」「ドイツ国内でシェアトップ」としている。 コーボルトV R100の特徴は、「レーザーナビゲーションシステム」という効率良く掃除するためのナビゲーションシステムを搭載している点。同システムでは掃除開始時に、1秒間に1,800回の360度回転スキャンを行なった後、反時計回りで部屋の壁に沿って一周することで、部屋全体の地図を作成する。この地図に基づいて、部屋の内部の掃除を効率的に行なう。 レーザーナビゲーションシステムでは、進行方向の障害物を避けたり、家具や置物に触れた時に対象物にダメージを与えないスピードで動くことも可能。同社では、一定の面積の掃除を完了するまでの所要時間を“業界最短”としている。 また、複数の部屋の掃除にも対応。80~100cm幅の空間をドアとして感知することで、部屋と部屋の間、または廊下を区別し、ひとつの部屋の掃除が終わった後、隣の部屋や廊下に移動する。 本体デザインには、多くのロボット式掃除機で採用されている丸型ではなく、D字型の形状を採用。本体前面を円弧ではなく直線とすることで、本体側縁からブラシローラーまでの距離を短くするとともに、ゴミを掻き取るブラシローラーの横幅を“業界最長”となる24cmとした。このブラシローラーは毎分1,440回転で高速回転することで、床のホコリを強力に吸い上げるという。また、D字型の形状のため、部屋の角にもフィットするという。 ブラシにはブラシローラーのほか、届きにくい壁際や部屋の隅のゴミを取り除くサイドブラシも採用。ホコリを撒き散らすことがないよう、幅は2.3cmに押さえている。なお、基本的に反時計回りで壁際を掃除するため、サイドブラシは本体右側のみ設置されている。 センサーには、部屋の地図作りの際に壁の位置を感知する「壁センサー」と、段差を感知して本体の落下を防ぐ「ドロップセンサー」を搭載する。 運転モードでは、家全体を掃除する「ハウス掃除」と、5×1.2mの範囲を部分掃除する「スポット掃除」の2モードを搭載。本体のボタンを押して切り替える。曜日ごとに15分単位で開始時間が選べるスケジュール機能も用意される。 電源はリチウムイオン電池で、充電時間は約1時間半。バッテリー残量が少なくなると、自動的に充電ステーションへ帰還する。掃除の途中でバッテリーが少なくなった場合は、一旦充電ステーションに戻り、充電完了後に再度その位置で運転を再開する。電池の繰り返し充電回数は約800回。 本体サイズは340×340×100mm (幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.7kg。充電時の消費電力は42W。集塵容量は0.4L。連続運転時間の目安は約1時間。リチウムイオン電池の容量は4,400mAh。掃除範囲を制限する磁気テープと充電ステーションが同梱される。 (家電Watchより)----------------------掃除機が地図を作るというのは凄いインパクトだ。手法は「掃除開始時に、1秒間に1,800回の360度回転スキャン→反時計回りで部屋の壁に沿って一周→地図を作作成→地図に基づいて部屋の内部の掃除」というもの。1800発/秒というレーザースキャンは部屋の中であればかなりの精度。そこから作成される地図もかなりの高精度なのではないか。全体を俯瞰してから効率的な掃除を行うというのはインテリジェンスそのもの。さらにレーザーナビゲーションシステムにより進行方向の障害物を避けたり、家具や置物に触れた時に対象物にダメージを与えないスピードで動くという工程もなかなか本格的。さすがに価格は高めだが、空間情報をもとに動く家電という画期的な商品とすれば妥当な線か…
2013.01.16
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爆弾低気圧がもたらした大雪の影響で、首都圏の交通は大きく乱れ、関東地方だけで、少なくとも270人がけがをした。15日朝にかけても、路面の凍結による転倒やスリップに注意が必要となる。爆弾低気圧がもたらした大雪。初雪となった東京では、至るところで事故や車の立ち往生が相次ぐなど、大荒れになった。八王子では、雪でタイヤがスリップし、コントロールができなくなり、あわや大事故という場面も見られた。また14日夜、新宿で車が街灯に激突した。カーブに差しかかったところでハンドルを取られ、街灯まで滑って、突っ込んでしまったという。運転手は「高校サッカー選手権を見に来たんですけれども、中止になってしまったので、帰る途中だったということですね」と話した。車には、運転手を含め、2人が乗っていたが、けがはなかった。各地で、路面の凍結などによる車の横転やスリップ事故が多発するなど、関東地方だけで、少なくともけが人は273人にのぼった。都内のカー用品店「スーパーオートバックス TOKYO BAY 東雲店」は、チェーンやスタッドレスタイヤを買いに来た客でごった返していた。担当者は「通常の約6倍ぐらいのお客さんが見えられて、チェーンの方、お買い求めいただいております」と話した。急きょ、チェーン売り場の店員を倍増させ、対応にあたる事態になった。また、スタッドレスタイヤに交換する車が並んでいる様子も見られた。客は「全然雪降ると思ってなくて、そういう準備とかしてなかったんですけど、あした(15日)も仕事なんで、そのためにきょう(14日)早めに」と話した。購入後、すぐに装着したい客が殺到し、スタッドレスタイヤの取りつけは、最大2時間の待ち時間になった。また、凍結した路面が、帰宅する人たちの足元を脅かしていた。凍結した歩道橋では、滑ってしまう人の姿も見受けられた。歩行者は「(下りるのを)やめました。危ないなと思って」と話した。一方、14日午後3時前、新横浜では、朝から降り始めた雪が、一向に弱まる様子がなく、風が強くなり、横殴りになった。この雪の影響で、道路を見ると、車が大渋滞となっており、全く動く様子がなかった。3連休最終日の首都圏を直撃した大雪。神奈川・横浜市では、12年ぶりに13cmの積雪を観測し、東京都心でも、7年ぶりに8cmの積雪を観測した。新成人は「雪で寒いです。今まで晴れていたのにね」、「雨じゃなくて、雪だっただけ、いいなって思います」などと話した。降りしきる雪の中、式典会場へ向かう新成人たち。晴れ着姿で、草履や足袋の汚れを気にしながら歩く姿が目立った。そして首都高速では、雪でスリップしたのか、横転した車が見られた。また、交通機関にも大きな影響が出た。空の便では、羽田発の便が、全日空で113便、日本航空で126便が欠航し、空港ロビーで一夜を過ごすという人たちも見られた。利用客は「ここで野宿ですね。あした、新幹線で帰る予定です、青森まで」と話した。一方、JR品川駅では、新幹線の切符を買うために、200人ほどの行列ができた。欠航した飛行機の代わりに、新幹線の切符を買い求める人たちの長い列が見られた。新幹線待ちの人は「(どちらから?)福岡から、博多の方。16時台の飛行機は、全部欠航となっていて。まさか、こんなことになるとは」と話した。予想を超えた積雪量。気象庁は14日未明まで、「都心で積雪のおそれは小さい」と予想していた。しかし東京では、午前1時に8.6度だった気温が、午後0時までに0.8度に低下した。この予想を超える気温の急激な低下によって、降り始めが早くなり、大雪になったという。そして、今回の爆弾低気圧がもたらした大雪は、関東地方以外にも及んだ。福島・郡山市の仮設住宅では、福島第1原発の事故で、冬でもほとんど雪が降らない海沿いの地域から避難している人たちが、慣れない雪かきに追われた。仮設住宅の住民は、「(困るのは)外に出られないことだわね。でも、ああいう仮設だから、うちはつぶれないかななんて思ったり」などと話した。そして夕方になり、首都圏の雪は雨に変わった。JR新宿駅前の歩道は、除雪がすっかり済んでいた。雨は、みぞれのような状態で降ってきていて、15日朝は相当、道路が凍りそうな様子だった。今後の天気は、どうなるのか。フジテレビの三井良浩気象予報士は、「あした(15日)の朝は晴れるんですけれども、今度は凍結ですね。今は、まだべちゃべちゃの雪なんですけれども、あしたになると、今度はカチンカチンになった雪になってきますので、路面が凍結しますので、十分注意していただきたいと思います」と話した。(FNNニュースより)-------------------------大変な天気になった。交通機関もほとんどマヒしていたので出かけることもなかったが、それでも今日成人式の皆さんや、サッカーの高校選手権決勝(結局中止になったが)に出かけた方など、多くの人が影響を受けた。3連休最終日で行楽から戻るのに足止めされた人も多いのでは。混乱のもう一つの要素が、予報が当たらなかったことかも知れない。都心では雪の可能性が少ないとのことだったので、今日の積雪はちょっと面喰った人も多いだろう。予想以上に気温が下がったことが原因とされ、地元府中では最高気温が午前0時で、何と日中の13時に最低気温の0.3度を記録している。天気というのは常に予想通りいくわけではないことを思い知らされた。 これだけの雪は首都圏では珍しく、交通機関の乱れも仕方がないだろう。スタッドレスをはいている車も少ないので、事故や渋滞も起こりやすい。早朝の冷え込みで路面の凍結が心配される。また朝の鉄道やバスの状況も予断を許さない。空の便は多くの空港がマヒしたことで機材のやりくりがつかなくなっているはず。航空ダイヤが戻るのには時間がかかることに加え、今日乗りそこなったお客さんが殺到することを考えれば15日の便も空席はほとんどなさそう。むしろ陸路の方が確実かも知れない。海上を中心にこれからまだ強風が吹く可能性が高く、引き続き警戒が必要だ。いずれにせよ、混乱の解消には少し時間がかかりそうだ。
2013.01.15
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熊本市北部などで被害が出た九州北部豪雨から12日で半年を迎えるのを前に、災害時の避難場所や危険箇所を示したハザードマップを作るための勉強会が11日、熊本市中央区下通の下通繁栄会事務所で開かれた。地元自治会や商店街などの関係者10人が参加した。市危機管理防災総室によると、昨年7月の豪雨で白川が氾濫して同市北区で多くの住宅が全半壊したが、中心市街地は大きな被害を免れた。しかし、白川から熊本城前の坪井川に向けて傾斜になっている。中心市街地で氾濫すれば、下通アーケードなどに水が押し寄せる恐れもあるため、商店街関係者らにマップ作りを呼びかけたという。参加者は中心市街地の地図を広げ、講師の指導を受けながら医療機関や避難場所に使えそうな駐輪場の場所、川が氾濫した場合の危険箇所に色ペンやシール、付箋で印を付けるなど、マップ作製の基本技術を学んだ。18日には実際に町を歩いて危険箇所などを確認し、25日に完成させる。下通繁栄会の松永和典会長(57)は「災害時に商店街のお客様を避難誘導できるよう早急にマップを作り、店舗従業員に周知して避難訓練に生かしたい」と話していた。市は今月末から、地域ごとのマップ作製を進めるため各区役所を通じて自治会や防災組織などに作製手引書を配布する予定。(毎日jpより)-------------------------昨年大きな被害を出した九州北部豪雨。熊本県では白川の流域に被害が集中、阿蘇市が特に酷い状況だった。熊本市内では白川の決壊こそなかったものの、北区では越水による被害が出ている。幸いにも中心部は浸水を免れている。白川は1953年の西日本大水害の際にヨナと呼ばれる大量の火山灰土が流れ下り、熊本市内で大きな被害を出している他、1980年、1990年にも氾濫記録があり、2007年にも増水による避難勧告が出されているなど、市の中心部でも水害に見舞われることが多い。ハザードマップの配布だけでなく、このような勉強会の開催や実際にマップを作る工程を市民が体験することは減災を進める上でとても重要なこと。災害は同じ土地で繰り返し起こる傾向があるため、前述のような災害が起こっている白川について、市民が過去の水害のことや、自らの住む土地の性質を知ることは大きな意味を持つ。住宅地は住民自らが災害リスクを知ることで被害を抑えることができるだろうが、商業地区は外来者も多いことから別の対策が必要になる。商店街関係者はお客さんを災害から守る上で、記事にあるような取組は必要だろう。
2013.01.14
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鳥取県の琴浦町と大山町の間で長く続いていた町境界問題が11日、解決へ向けて大きな一歩を踏み出した。琴浦町箆津と大山町田中の海岸部の境界約20メートル部分が、鳥取県内で唯一、未確定となっていた。倉吉の法務局が作成した地図を持つ琴浦町と、米子の法務局が作成した地図を持つ大山町の間で、それぞれの地図の境界が食い違っていた事が原因だという。今回、地籍調査を行うことに伴い、両町が歩み寄り11日、鳥取県の平井知事から両町長に境界決定書が交付された。境界は、このあと不服申し立てがなければ総務大臣が決定を告示する予定となっている。(日本テレビより)-------------------------鳥取県内の境界未定地域。わずか20mで、町界が途切れていた。地籍図の食い違いによるものだが、こうした事例は全国にある。中には件をまたぐもの、つまり県境未定地域もそれなりにある。wikipediaによると、2010年10月1日現在、各都道府県間における境界が定まっていない地域は以下の通り。・宮城県刈田郡蔵王町・柴田郡川崎町と山形県山形市・上山市の間・山形県鶴岡市・西置賜郡小国町と新潟県村上市・岩船郡関川村の間・埼玉県三郷市と東京都葛飾区の間・千葉県市川市・浦安市と東京都江戸川区の間(市川市との境界については、本来は江戸川左岸が千葉県、右岸が東京都という明確な基準があった。1919年に江戸川放水路ができ、元の江戸川(旧江戸川)の分岐点付近の流路がずれ、それにより、従来の位置を境界とする東京都の主張と、あくまでも川が境界と主張する千葉県とで対立することとなった。この地域は、河川敷緑地(野球場)と国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所 江戸川河口出張所(所在地は江戸川区東篠崎町250番地)がある) ・新潟県糸魚川市と長野県北安曇郡小谷村の間・富山県富山市・黒部市・中新川郡立山町・下新川郡朝日町と長野県北安曇郡白馬村の間・山梨県富士吉田市・南都留郡山中湖村と静岡県駿東郡小山町の間(富士山頂付近) ・岐阜県不破郡関ケ原町・揖斐郡揖斐川町と滋賀県米原市の間・愛知県弥富市と三重県桑名郡木曽岬町の間・岡山県玉野市と香川県香川郡直島町の間・福岡県田川郡添田町と大分県中津市の間・熊本県阿蘇郡小国町と大分県竹田市・玖珠郡九重町の間・宮崎県小林市・えびの市・東諸県郡綾町と鹿児島県姶良郡湧水町の間国際的な領土争いのように報道されないものの、これだけの未定地域があるのは驚きだ。国土地理院の地形図では境界未定地域として県境が途切れているので是非ご確認を。
2013.01.13
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「復興への日々」です。東日本大震災の発生から11日で1年10か月です。宮城県気仙沼市は、津波で流された防災無線を高台に移して復旧させる方針を打ち出しました。これに対し市民からは、防災無線のない地域ができるとして、不安の声が挙がっています。災害時、市民に情報を伝える防災無線の復旧作業です。気仙沼市では津波で全体の2割を超える41の防災無線が津波で流されたのです。ところが・・・「海から500メートルほどの場所にあるここには、かつて防災無線がありました。しかし津波で流され現在も整備されておらず、この辺りは防災無線のない空白域となっています」(記者)この地区には住んでいる人は少ないものの仮設商店街があるほか、これから水産加工場の復旧も進むことから、市民から不安の声が挙がっています。「作らないという判断をなぜしたか分からない」「あってほしい、この地域としては。(Q.ちょっと不安?)不安です。中にいて聞こえないので」(気仙沼市民)防災無線が設置されない理由。それは、沿岸部の防災無線の多くが流された教訓を受け、気仙沼市が津波浸水域を避け高台での復旧を決めたからです。「高性能なスピーカーを今回の復旧で整備することにしている、できるだけ“空白域”については解消したい」(気仙沼市危機管理課 高橋義宏係長)一方で専門家は、沿岸部にくまなく設置することが必要と指摘します。「沿岸部にはどういう状況で、どういう人がいるか分からない。基本的には(防災無線を)つけてもらうことが大切」(東北大学災害科学国際研究所 今村文彦教授)高齢者も多い沿岸部では迅速に情報を得られる防災無線が頼りにされてきただけに、より確実に機能する形を追求しなければなりません。(TBSより)-------------------------なぜこの決定になったのか、どうも経緯が見えない。街全体の高台移転を促したいという側面があるのかも知れないが、例え住居を高台に構えたとしても、水産加工など漁業関係の仕事は海沿いというのが自然。職場が低地にあれば、そこへの対処も当然必要。観光客や買い物客など、外来者も多く訪れることも当然考慮しなければならない。海岸沿いを立ち入り禁止にでもするなら話は別だが。高性能スピーカーを使うというのは分かるが、それだと近所はうるさくてたまらないだろう。防災無線を使用するのは災害時だけではないだろう。日々の暮らしの中で騒音になってもいけない。沿岸部の防災無線の多くが流された教訓を受けて、とあるが防災無線の役割はインフラとして人々を守ること。人々が防災無線の声で逃げて助かるなら、最終的に防災無線が流されたり壊れたりしたとしても、それは役割をまっとうすることになるまいか。むしろ(こと津波に関しては)海岸部ほど防災無線の需要があるはずである。人を救うための防災無線。そのあり方を今一度考えてみる必要がありそうだ。
2013.01.12
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ヤフー株式会社は、写真投稿アプリ「チズカメラ」のiPhone版を公開した。App Storeより無料でダウンロードできる。 iPhoneで撮影した写真と撮影場所の地図を1枚の画像に合成した上でコメントを付けて投稿し、FacebookとTwitterで共有できる。旅行した場所やランチの写真などを投稿する際に、「ここで撮った写真だよ」ということを簡単に伝えられるとしている。投稿したい写真をカメラロールから選択すると、その写真に関連する場所の地図が表示されるため、写真と地図を上下左右のどちらに配置するかというレイアウト(4種類)、地図の種類(4種類)、デコレーション素材(19種類)を選択すればよい。作成される画像は正方形で、写真部分、地図部分はそれぞれ拡大・縮小したり位置を調整することが可能だ。 地図は、スマートフォンに最適化されたスタンダード地図のほか、雨雲レーダー地図、地形図、ミッドナイト地図(夜の街を灯す地図)が用意されている。 投稿した画像はチズカメラのサーバー上で公開され、その画像へのリンクとコメントがFacebookやTwitterに投稿される仕組み。現時点では、いったん公開されたものは地図部分も画像として固定されているかたちだが、今後、ウェブ地図サイトへリンクするなど改良したいとしている。(INTERNET Watchより)-------------------------このアプリはなかなかいい出来じゃないか。ヒットの予感。写真を位置情報から地図に落とすのは現在ではよくあるパターンだが、自分で地図デザインを選択して、なおかつレイアウトも決められるというのがおしゃれ。ユーザーのセンスやこだわりが活かせるし、デコも含めて簡単ながらも作る楽しさがある。女子ウケしそうな仕様もいい。従来のアプリが写真そのものを見せるとすれば、チズカメラはデザイン性やメッセージ性があって、これまでなかった新しい分野に一歩踏み込んだ印象だ。今後のSNSへの写真投稿のスタンダードになっていくかも知れない。
2013.01.11
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宇部市が無償で使える「うべパーソナルGIS」を公開した。うべパーソナルGISは、宇部市のデジタル地図とそれを活用するための Windows 用簡易型GISソフトウェアのセット。データも含めて、誰でも無償で利用することができる。もちろん業務での利用も可能だ。建物の形まで詳細にわかる高品位の地図を無償で使用できる。地図はPCに保存することができ、オフラインでも使用可能。毎回データをダウンロードする必要がなく、高速でスムーズな操作ができる。 また、一般的なオンライン地図サービスでは制限されている印刷物などへの利用も可能(ただし営利目的を除く)。パンフレットなどの印刷物やホームページへの画像掲載はもちろん、車庫証明申請などの官公庁への届出書類にも使える。スマートフォンなどで撮った写真を、GPSデータを使って撮影場所に取り込み、アイコンや線・面・文字などの様々な形式で表示することも可能。登録したデータを配布したり(無償であれば配布も可能)、他の人から受け取ったりすることで、さらに活用が広がる。また、行政機関などが配布している GIS 用のデータ(shape 形式)を取り込むこともできる。 自分が登録したデータを出力して、電子メールに添付し送信したり、共有データベース機能を使い、関係者内での情報共有にも有効。 これだけの優れものソフトを自治体が公開するとは驚きだ。しかも地図データも自由に使えるというのがすごい。ダウンロードはこちら。正直、自治体がこれだけやるとは思わなかった。そう言えば作秋の災害情報学会にも宇部市の担当者が来ていた。職員の熱意も感じる。今後他の自治体も追随してこういった形でオープン化が進めば面白いが。
2013.01.10
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北海道内は8日朝、上空に入り込んだ寒気に加え、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響により、宗谷管内枝幸町歌登で、今冬の全道最低気温を更新する氷点下30・5度を記録するなど、内陸部を中心に厳しい冷え込みとなった。 札幌管区気象台によると、各地の最低気温は宗谷管内中頓別町で同29・5度、十勝管内陸別町で同28・8度。札幌でも同10・6度まで下がった。 道内の観測地点173カ所のうち、9カ所で今季の最低気温を更新した。 同気象台によると、冬型の気圧配置の影響で、厳しい冷え込みは当面続く見通し。(北海道新聞より)-------------------------氷点下30・5度というのはまったく想像がつかない世界。道北とはいえここまで寒くなるのか、と思ったところ歌登は参考記録ながら1931年に-44度という日本最低気温を記録している(公式では日本第5位の-37.9度を1978年にマーク)。他にも非公式ながら母子里で-41.2度、美深で-41.5度という記録もあるようで、要するにこのあたりは日本でも特別寒い地域ということ。公式の日本最低気温は1902年の旭川で-41度。ちなみにこの寒波の際に八甲田雪中行軍遭難事件が発生している。それにしても-30度の世界ってどんなものなのだろう。あまり経験したくはないが…
2013.01.09
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里山の周囲に広がる景観の変化を俯瞰(ふかん)することを通し、人間社会の在りようを考える公開講座「空から見た東北~動く森、動く集落」が9日、山形市の東北芸術工科大で開かれる。同大の東北文化研究センターの主催。東北の漁村集落の経験に学んだ昨年11月のシンポジウム「海から見た東北」の第2弾。同センターが昨年撮影した東北の中山間地の航空写真を基に、考察を深める。国土地理院や林野庁が撮り続けてきた戦後の航空写真と比較し、里山周辺の光景がどう変化してきているかをチェック。浮かび上がる課題をセンターの田口洋美所長が解説する。過疎化が進む東北の山村集落は、人々の営みも衰えがち。里山の維持管理が難しくなり、森が集落に向けて拡大してきていることが、航空写真の変遷から分かるという。近年クマなどの野生動物が人里に頻繁に出没していることも、里山の荒廃に関係していると問題提起。人々がどう向き合っていくべきか考える。昨年11月の「海から見た東北」では、東日本大震災で被災した東北の漁村集落がたどってきた歴史から、被災地再生のヒントを探った。田口所長は「今回は内陸部に着目し、東北の集落が直面する現実に向き合う。海と山の両面から考察を深め、地域再生のヒントをより複眼的に見いだしたい」と話している。講座は芸工大本館2階で9日午後6時から。入場無料。事前に申し込みが必要。連絡先は東北文化研究センター023(627)2168。(河北新報より)-------------------------山村地域の過疎化は高度経済成長が築き上げた現在の日本の社会システムの影の部分。高齢化は農業や林業へも大きな影響を与えており、耕作放棄地の増加や森林の荒廃など、里山の衰退という結果をもたらしている。山村は小さなコミュニティだが、そこには日本社会の縮図がある。山村が抱える問題を突き詰めれば、現在の日本が抱える問題の本質が見えてくる。災害への脆弱性や公共事業に頼らざるを得ない地域経済、そして効率第一主義がもたらすコミュニティの崩壊などいずれも山村だけの問題ではない。こうした現状を新旧航空写真の比較することであぶり出そうというのが記事の企画の趣旨。写真は正直なもの。現状を如実に表すような話が聞けるのではないか。抽出される課題から日本社会全体を見つめる、という意味でも興味深い企画。
2013.01.08
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東京都は太陽光発電の普及を促進しようと、自宅の屋根が太陽光発電に適しているかどうか簡単に調べることができる、全国で初めてとなる地図を新たに整備することを決め、ホームページで公開することになりました。新たに整備されるのは航空写真などを基に作られる島しょ部を除く東京都内の地図で、太陽光発電を設置した場合に想定される発電量などが建物の屋根ごとに調べることができます。発電量は屋根の傾きや日当たりの良さなどから試算され、発電した電力を電力会社に販売して得られる収入も知ることができるということです。こうした地図はドイツやスイスなど太陽光発電の普及が進むヨーロッパのおよそ90の自治体ですでに導入されていて、自宅に太陽光発電を設置するかどうか検討する際に活用されているということです。東京都によりますと、こうした地図を導入するのは国内では初めてだということで、都は新たな地図を5000万円かけて整備し、来年度中にホームページでの公開を無料で始めることにしています(NHKより)-------------------------太陽光発電普及のための積極的試み。発電量は日照に依存するので、パネルの面積と屋根の角度や方向、さらには周辺の障害物や地形なども関係することになる。基本は写真判読をベースに3次元GISでの解析になるのだろうか。航空レーザーによるDSMなども役に立つのかも知れない。写真は既存のものを使用するのだろうか。島嶼部を除く全域でこの金額だととても撮影までは回らないのではないか。判読もある程度の自動化ができていないと厳しいかも知れない。もちろんそのあたりは要求精度にも依存する話。どんなものが出来上がるのか、無料公開ということでもあるので期待して待ちたい。
2013.01.07
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シカの足取り、聞き込み”捜査”―。農林業や高山植物に被害を出すニホンジカ対策で、長野県諏訪地方事務所が、地元の猟師や山小屋、観光関係者らへの聞き取りを基に鹿の定住地や行動ルートを突き止め、それらの情報を載せる5万分の1地図の作成に乗り出した。角とぎの跡が残ったり、丈の低いササ帯がある樹林帯から、一般道での衝突事故発生地点まで、出没や利用を裏付けるさまざまな情報を収集。諏訪広域での動態を明らかにし、「見える化」することで捕獲効率を高める狙いだ。農地や林地、山岳の防護柵設置場所、林内に残る鹿の通り道についても市町村職員を含めた協力者から集め、細かな目撃情報も拾う。大掛かりな作業だが、年度内にはまとめ上げ、猟友会員らに提供する。「こうした情報はいままで断片的だった。一元化し、見える化することで鹿の動態が分かり、効率的な捕獲に結び付く」と地事所林務課。「いい猟場は秘密にしたいという猟師もいると思うが、もはやそういう状況ではない」と強調している。すでに民間業者へ調査業務を委託。地図を電子化してコンピューターに記録する地理情報システム(GIS)を活用し、5000分の1ベースも作成。季節のほか、捕獲圧や防護対策によっても行動変化が起きるため、定期的に更新していく。同課は、地図によって、複数の市町村が連携した合同捕獲が進んだり、有害獣を自らで駆除したいと、わな免許を取得した農業者の捕獲率が高まることも期待。今後、遠隔操作で網を落とすなどの大量捕獲を試みる計画でおり、今回得られた情報を基に「実施場所を選定したい」という。諏訪地方の昨年度の鹿による農林業被害額は約6100万円。前年より2300万円余り減少したが、獣種別では依然最も多く、「数字では表れない」高山の環境や植物の被害も深刻化する。諏訪猟友会の竹内清会長(64)=下諏訪町=は「食害が集中していたり、車との衝突事故が多い場所は、頻繁に利用しているということ。ハンターにとって有益な情報になる」と話している。 (長野日報より)-------------------------都市に住む我々にはなかなか見えにくい現実。県地方事務所が音頭をとっているあたり、地域としての大きな問題であることを示唆している。そういえば北海道では鹿と自動車の衝突が多いことから、専用の保険が出来たという記事を以前見た。食害に関しては我が家の近隣の農地でもハクビシンに荒らされた、という話は聞いたことがある。農家にとっては深刻な問題のようだ。記事は鹿の行動に関するあらゆる情報を集約してGISで可視化するというもの。なるほど行動パターンの解析は場所の情報がカギを握るのでGISにはもってこいだ。継続的な更新もあるというから、重要なインフラのひとつとして認識されているということだろう。あとは情報収集の仕組みが継続的に機能するかどうか。蛇足だが「いい猟場は秘密にしたい」という台詞に猟師社会の厳しい現実を垣間見たような気もする。
2013.01.06
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青森県内にはないと言われている「万年雪」が白神山地の赤石川中流域(鯵ケ沢町)に存在することが分かった。万年雪は昨年の猛暑を乗り越え、菱喰山(ひしくいやま)近くの沢筋に幅約3メートル、高さ1・5~2メートル、奥行きが2~3メートルほどの雪渓が残っていた。白神山地に詳しい弘前市の登山家根深誠さん(65)と鯵ケ沢町の温泉旅館経営・農業吉川隆さん(62)が2012年11月12日、現地で確認した。 根深さんによると、現場は沢3本の合流点で、雪がたまりやすい地形。周囲は切り立った岩場で日が当たらず、ひんやりとした空気が漂っているという。根深さんらをはじめ一部の山岳関係者は、以前から菱喰山の残雪が万年雪ではないかと認識していた。現場は白神山地の世界遺産地域外。 昨年は吉川さんが10月8日、現場で雪渓を確かめた。土をかぶり大小二つに分かれているように見えたものの一体で、幅が約30メートル、高いところは約5メートルだった。さらに11月12日、根深さんと吉川さんが、形は小さくなっていたものの、上部に土をかぶった雪渓が残っていることを確認。そのまま積雪期を迎えた。 根深さんは「昨年は暑さが厳しく、さすがに消えたのではないかと2人で話しながら現場に向かった。まさか残っているとは思わなかった」と驚いていた。 吉川さんは「白い雪と紅葉を一枚の写真に収めようと、毎年秋に菱喰山に向かう。例年なら昨年の2~3倍の規模で雪が残っている」と語った。 万年雪は、富士山や日本アルプスのほか、東北・北海道では鳥海山や大雪山など標高の高い山で見られる。 ところが菱喰山の万年雪は標高が550メートルにすぎない。根深さんは「白神山地の青鹿岳(あおしかだけ)には風穴のため気温が上がらず、(高山帯に生える)ハイマツが広がる『鬼の坪』がある。菱喰山の万年雪も、雪がたまりやすく、日陰という条件に加え、気温が上がりにくいという要因が重なっているのではないか」と推測している。 日本雪氷学会会員・工藤樹一さん(青森市)は「『多年生積雪』(万年雪)は、これまで県内では確認されていない。ただ雪がたくさんあって、解けにくいという気象条件や、谷筋といった地形的な要因がそろうと、あってもおかしくない」と話している。 (北海道新聞より)-------------------------日本で万年雪が見られるのは大雪、鳥海、月山、飯豊、谷川岳、富士山、北アルプス、白山、大山など、いずれもそれなりに標高があるところ。菱喰山のように標高550メートルで万年雪というのは例がないのではないか。地形や日当たりなど様々な条件が重なってのことなのだろうが、貴重な発見だ。そういえば地形図には万年雪記号があるけど、新しく追加される例はあまりない。大きさ的に図式を満たすかどうか微妙だが、好目標(?)という解釈もできるので採択して欲しいものだ。
2013.01.05
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戦前の広島県佐伯郡と山県郡の商工業者の立地を記した地図を、広島市南区の古書店「あき書房」が復刻した。商店から製造業者まで幅広い業種が集まる地域が点在し、街道沿いに経済圏が発達していった中山間地域のにぎわいを伝える。 1937年に東京交通社が発行した「大日本職業別明細図」。現在の広島市や江田島市の一部、廿日市市、大竹市まで含んだ当時の両郡の55町村を収録する。掲載料を支払った業者を所在地に記し、空いたスペースには深入山(安芸太田町)などのスキー場の広告が載る。裏面には業者の一覧を業種別にイロハ順で示している。 商店や旅館、金融機関などで、現在は空き店舗が目立つ商店街にも多くの名前が並ぶ。酒造業者や農機具製造業者などが各地で名を連ねているのも特徴。北広島町教委生涯学習課の六郷寛課長補佐は「当時は広域交通網が十分ではなく、地域ごとにある程度完結した経済圏ができていた」と指摘する。 安芸太田町加計の商店街で生まれ育った亀井常男さん(81)は、「多くの人が行き交うにぎやかさがあった」と、地図を頼りに街並みを思い起こす。 地図は、あき書房が、原本を所蔵していた常連客の協力を得て復刻。A1判で800部を作り、1部1050円で販売する。店主の石踊一則さん(65)は「地域の昔を知る祖父母と孫たちが、会話を楽しむ材料として地図が役立てばうれしい」と話す。(中國新聞より)-------------------------古い地図の復刻はその地図そのものが持つ文化的価値はもちろんだが、それ以上にその場所のその時代の景況を復元する意味がある。地図は地域の歴史を切り取ったものだ。地図の向こう側にはその当時の人があり、その人々がつくる街が、地域の暮らしがあるはずだ。1937年の地図なので、実際に記憶を共有できる人は少ないかも知れない。それでも当時の街があって現在がある。そこにあるのは街としての原風景であり、記事にある「地域ごとにある程度完結した経済圏」というのが古き良き時代の日本の地方の姿であろう。地図の復元が地域固有の良さや特性を見直すきっかけになれば面白い。こうした復元プロジェクトは紙地図ベースで行われることが多いが、できることならアーカイブ化して現代地図と切り換えられるような仕組みを整えて欲しい。より多くの人が当時の街の姿に触れることで、「懐かしさ」以上の何かをもたらす可能性があるのではないだろうか。
2013.01.04
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市民に津波などの災害に備えてもらうため、愛媛県松山市は2013年1月1日から、市ホームページ(HP)で市内各地の標高を確認できるマップシステムの運用を始める。12年に国が公表した南海トラフ巨大地震の想定で、松山は最大震度6強、最大津波高3.5メートルとされ、市民や地域の自主防災組織から「市内の標高を知りたい」との要望が出ていた。マップシステムは、市内を5メートル四方の升目状に区切り、地図をクリックするとその地点の標高を表示する。自宅や避難ルートを一目で確認できるよう、標高が高い地点はオレンジ、低い地点は水色に色分けし、避難所などの情報も掲載した。(愛媛新聞より)-------------------------昨年末に配信されたニュースだが、年が明けて運用が開始されたので早速試してみた。標高マップを開くと、Googleマップ上に標高段彩図が表れる。標高ソースは国土地理院の基盤地図情報(数値標高モデル5mメッシュ)。Googleマップ上の任意の地点をダブルクリックすると、その場所の地盤の高さがTP+○○mと表示される仕組みで、地盤高の説明をイラストで図示している。インターフェイスとしてはダブルクリックした時点で「この地盤の高さを表示」というメッセージが表れ、さらにそれをクリックすることで標高が表示されるのだが、正直一手多い印象。一発で表示してもよかったのではないか。また、標高を示すウィンドウには参考として「松山市では平成24年現在、南海トラフ大地震に対して、最高津波高3.5mが想定されています」というメッセージが出されるのだが、これだと示された標高が3.5m以上であった場合に「安全です」というメッセージに曲解される恐れが強いように思う。このあたりは表現を工夫することも必要では。その場所の高さを調べる上では便利なツールなのだが、独立したシステムとして目的が特化されていまっており、どれほどの市民が利用してくれるのかはやや疑問だ。図には避難所・一時避難所も示されているが、それ以外は特に情報がない。浸水想定区域や地盤の情報など、他のハザード情報が示されていればもっと利用価値が高まると思うが。せっかく整備したシステムなのだから、いかに市民に利用してもらうかが重要。自主防災組織などはこれでも利用すると思うが、一般市民の利用を促すならばスマホ対応で、現在位置から標高を表示するような機能は欲しいところだ。このあたりは実際に利用者の声を拾って改善していくことも必要ではないだろうか。
2013.01.03
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国土交通省は、豪雨災害時などに想定される浸水域を示した「ハザードマップ」の作成方法を見直す方針を固めたことが29日、分かった。従来のハザードマップでは、想定浸水域外の住民が避難を躊躇(ちゅうちょ)し、亡くなるケースもあったことから、浸水域のほか、状況に応じた避難方法などを具体的に示す「安全避難マップ」に転換させることを検討する。ハザードマップは水防法により、国など河川管理者から示された浸水想定区域図をもとに、市町村が避難場所の情報などを加味し、住民に公表することが義務づけられている。平成6年以降年々増加し、現在では全市町村の9割以上が作成している。しかし、東日本大震災で数百人の犠牲者を出した岩手県釜石市鵜住居地区で、想定浸水域の外側に居住していた住民が多数亡くなるなど、ハザードマップがあったためにかえって住民の避難を阻害する事例が近年、目立ってきた。このような状況に対し、防災研究者らは「避難勧告・指示が出されたときに、避難すべきかどうか、どこへ避難すべきか、住民が判断できる材料が乏しい」などと指摘し、ハザードマップの見直しを求めてきた。平成16年に豪雨災害で9人の死者が出た新潟県三条市は、専門家の指摘を受け、自治体では独自のハザードマップを作成した。浸水想定をもとに住民の居住環境を考慮。木造の平屋や2階建て、鉄筋の平屋や上層階のケースごとに5段階で危険度を評価した上で、避難のタイミングを「浸水前」と「浸水後」で想定。それぞれについて、「在宅避難」か「自宅外避難」など具体的な避難方法を提案した。昨年の豪雨災害ではこのハザードマップをもとに避難勧告・指示を発令し、死者をゼロに抑えた。国交省はこうした事例を研究し、迅速な自主避難を促すハザードマップのあり方を模索するため、年明けに検討会を立ち上げ、取り組みを進める(MSN産経ニュースより)-------------------------現行の洪水ハザードマップの表現上の問題点についてはことあるごとに防災関係者が指摘してていたが、ようやく国交省が腰を上げるようだ。記事から読むと、最大の改善点は避難するかしないか、そしてする場合のタイミングについてだろうか。これは実際に浸水が始まってから避難して、避難所に至る途中で被災するケースが多いことに対応したもの。早い段階で避難すれば問題はないのだろうが、避難が遅れた場合は(建物の構造にもよるが)上層階へ避難する方がむしろリスクが少ないことがある。三条市の例はまさにそのことで、「浸水前」と「浸水後」という2つのタイミングに分けて「在宅避難」か「自宅外避難」を整理している。この方法の場合、住居1軒1軒に対して異なる答えが出ることになるが、住民全世帯にしっかり周知すれば効果があるだろう。もうひとつの問題が記事にある鵜住居地区の例で、「浸水想定区域の外側であれば安全」という曲解に対する対応だ。浸水想定が任意の条件に基づいたシミュレーションの結果であることは一般にはなかなか理解されない。だから「浸水想定区域に入っていない」=「我が家は安全」という解釈がまかり通ってしまう。この現行ハザードマップの最大の問題点について、国交省がどのような改善策を打つのかも注目したい。
2013.01.02
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明けましておめでとうございます。相も変わらずの見通しの悪さで気がつくと大晦日も原稿作業。18時過ぎにやっと書き終えてデザイナーへ送ったわけですが、大晦日のその時間に原稿が届くデザイナーもたまったものではないだろうな、と今更ながら反省しております。さて、昨年はGoogleマップのAPI有償化やApple地図騒動、Amazoneが独自の端末キンドル・ファイアで地図サービス進出に加え、国土地理院が電子国土の改良に力を入れるなどウェブ・モバイル地図周りで様々な潮流の変化が起こった年でした。地図を取り巻く環境はその変化のスピードも速く、今年も予断を許さないことでしょう。地図ビジネスの行方が不透明だとしても、情報プラットフォームとしての地図が持つポテンシャルは極めて確かなものです。しっかりと地に足をつけて様々なニュースの本質を見極め、地理空間情報に関わる様々な問題について業界サイドからきちんと説明や分析を発信していくことが、長い目で見た普及啓発に繋がっていくのではないでしょうか。今年も思うままに駄文を重ねることになるかと思います。どうか見守って頂き、ご指導ご鞭撻を頂ければ幸いです。2013年が愛と希望にあふれた年になりますよう。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2013.01.01
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